「旅」強化月間 in 9月の第2弾
長崎県周遊の旅の2日目は島原・雲仙から長崎市へ車を走らせ…
長崎港ターミナルに到着~
今回の旅の一番の目的がこちらですっ
(((o(*゚▽゚*)o)))
軍艦島クルーズ!
はい、8月の佐賀遠征で予告した九州の世界遺産巡りシリーズです♪
軍艦島(正式名称「端島(はしま)」)は、2015年に世界遺産への登録が予定(※)されている「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」を構成する遺産の1つ
φ(..)
※2015年7月、世界遺産への登録決定!
長崎港から南西約18kmの海上に浮かぶ小さな島です
ただでさえ廃墟ブームで人気のあるプレミアムチケットなのに、来年世界遺産になってしまったらどうなることやら…
(((((;゚Д゚)))
ってことで、登録前に長崎へ行くことを決めたわけです
こちらが今回お世話になった軍艦島クルーズ船(やまさ海運)
こんな感じで世界遺産のぼりも立って盛り上がってますね~
いざ、出港~
出港直後、別の世界遺産が右舷に現れます
「長崎造船所関連施設」といい、三菱重工業長崎造船所本工場内にある4つの構成資産が世界遺産リストに挙がっています
・第三船渠 1905年(明治38)
・ジャイアント・カンチレバークレーン 1909年(明治42)
・旧木型場 1898年(明治31)
・占勝閣 1904年(明治37)
これがその1つ、ジャイアント・カンチレバークレーン
日本に初めて設置された当時の最新式電動クレーンで今も現役なんだって
( ゚д゚)スゴー
シロート的には東京湾沿いに並び立つクレーンと何が違うのやら…レベルですが(爆)
そう言われてみれば、なんとなくありがたく見えてしまうミーハーです。。
σ(〃ω〃)
兎にも角にも、間近にみる造船所って迫力あるし、なんといってもカッコいい☆
世界に誇る日本のモノづくり…心が躍動するというか童心にかえったようなワクワク感
o(゚∇゚*o)(o*゚∇゚)o~♪
海上自衛隊?の船もドック入りしてました
女神大橋の下をくぐり…
神ノ島教会と岬のマリア像
神ノ島は埋め立てられる前は離島だったそうで…
この教会に隠れキリシタンが潜伏して活動する一方、教会の前の岬の聖母像は長崎港を出入りする船舶の安全を祈って建てられたんだとか
「敵」の安全を祈るなんてスゴイなぁ
(*゚O゚*)
船内で見学用のIDカードが配られると…
いよいよ島影が見えてきます
憧れの軍艦島がどんどん近づいてきます
おぉ、廃墟の高層建築群!!
はやる心を抑えながら…
日本初のドルフィン式可動桟橋から上陸~
2009年4月から島内の一部が上陸可能となりました
現在、見学通路でつながれた3つの見学広場からのみ、その姿を垣間見ることができます
φ(..)
まずは第1見学広場にて全体のオリエンテーション
地元ボランティアの方から分かりやすい解説がありました
その概要を簡単にご紹介
・1810年、軍艦島(端島炭坑)で石炭発見
・1870年(明治3)から石炭採掘が始まり、八幡製鉄所に製鉄用原料炭として供給
・1916年(大正5)以降、高層アパートなどの施設を建設
・最盛期の人口は約5,000人
※当時の人口密度は東京都区部の9倍
高層アパートが島内に林立する姿が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました
・1974年(昭和49)閉山、同年4月に無人島に
その後は台風などの自然災害により朽ち果て、現在のような廃墟となりました
第1見学広場から見える廃墟
石炭運搬用のベルトコンベア跡
H型鋼?レール?
ここから3班に分かれてゾロゾロと見学します
第2見学広場から見える廃墟
ここだけ過去の栄光が蘇ったかのような鮮やかなレンガ色が残ってます
総合事務所の建物だったそうです
第3見学広場から見える廃墟
正面に見えるのが高層アパート群
ここにどんな生活やドラマがあったのでしょうか…
(*´艸`*).。o(・・・)
見学ルートを引き返し、次は海から軍艦島を見学します
見てのとおり曇り空でしたが、むしろ廃墟には鈍色の空と海が似合ってるかも知れない
(↑ま、負け惜しみなんかじゃないからねっっ)
軍艦土佐に見える角度からパチリ☆
この写真が撮りたかったので…
もう大大大満足ですっ
スゴ───(〃'艸'〃)───ィ♪
興奮おさまらぬまま…同じ航路で再び長崎港へ戻りますっ
(2014.9.21)