赤いシャア専用ベース(おぃ【YAMAHA SB1200S】 | Life is Bass

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2010年。20年振りにバンド活動復活したおぢさんの日記
バンドとベースと音楽と、ちょっとだけ写真な日々w

先日、リペアから戻ってきた【YAMAHA BB-1300】
なかなかにレア物で使っているミュージシャンを殆ど聴きません(笑)
BOWWOWの佐野賢二さんぐらいで(佐野さんは引退した今でもお持ちみたいですね)
非常に似た形状のブツをルイス・ジョンソン御大がご使用になられてましたが・・・

そして、今回の主役ベースは前述のお二方に共通するもう1本のベースです。
(正確にはジョンソン御大はカスタムもので厳密には違いますけども)

【YAMAHA SB1200S】
ヤマハのSBシリーズは廉価版のSB500Sを持っていますが
これが中々気持ちの良いサウンドのベースで
「これで廉価版って、良い時代だな」
と思ってたんですが、同時に最上位バージョンである
SB1200Sは以前から気になっておりました。
でもね、なかなか無いんですよ出物が(苦笑)

気長に出物を待っていようと思い1年半ぐらいたった頃。
ベース仲間であり、ベースの心の師匠でもある
石川県の写真家「BB Shin」さんが
「そろそろ1200Sを手放しても良いですよ♪」
という温かいお言葉を頂きましたー☆
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Shinさんのトレードマークのココペリ付きです☆


という事で、念願かなってSB1200Sが我が家にやってまいりました!
【YAMAHA SB1200S】
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色 コンバインド・パーシモン
ボディネック構造 ワンピース構造
指板 メイプル
ボディ メイプル+ナトー+マホガニー
ネック メイプル+マホガニー
ピックアップ (前)8ポールピース・シングルボビンS-III×1、
        (後)8ポールピース・シングルボビンS-IV×1
コントロール 2ボリューム、1トーン
弦 ラウンドワウンド
重量 4.6kg

当時、ヒットしたBBシリーズの陰に隠れてしまって
伝統のSBシリーズとしては最終モデルとなったS付きシリーズ。
特に1200Sは当時のBB1200/2000と同じスルーネックでバインディング付きネック
5ピースネックにウィングがメイプル+ナトー+マホガニー3層で
計11プライ構造(ナトーなのがヤマハですねw)
と非常に贅沢な作りですね。

それではインプレッションをば。
【外観】
手放したTUNE SOMNUS ZiとBB1200を含め、BB2000F、BB1300と
スルーネックはそれなりに所有しましたが
塗りつぶしであったり、同色であったりと
せっかくのスルーネックらしさが目立たないモノばかりでしたが
今回は
「どうだ!」とスルーネック主張するボディカラーです^^
そして、ネックはバインディングのメイプル指板と
同時期のフェンダーを強く意識したであろう組み合わせ。
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【ネック】
よくヤマハのネックは太くて・・・という話がありますが
SBシリーズもそれなりにネックは太いですね。
個人的にはテレキャスターベースを使ってたので気になりませんが。
しかも、BEXBSが激太丸太ネックなので
それに比べれば非常に一般的?な握りではあります(笑)
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【サウンド】
パッシブの状態で高音部の切れが良くかなり抜ける音ですね。
パワー感も結構ありますし、スルーネックの恩恵でサステインも気持ち良し。
一応スペック上SB500Sと同じPUの筈なんですが、結構印象は変わります。
スルーネックはもちろんですが、ペグも3点から4点止めへと変更されてますので
その辺りも違う要因になるのかなと。後はブリッジ外して無いので不明ですが
この当時のヤマハのオリジナルブリッジは話題になるネジ数の他にも
「サステインブロック無し」
「サステインブロック一体型」
「サステインブロック分離型」
等、表面上は一緒に見えても実は違う。的な部分もあるので
その辺りは必要が出てきたら分解してみようかなと^^

高域まで素直に出ると云うのもあり
JiraudスラッパーやSANSベースドライバーwaxxとの相性も抜群♪
ネックは重さですけども・・・
最近お気に入りのリヒターストラップもあるので、何とかなるかなと☆

やっぱり、メイプル指板のJBが一番好みかも^^

そして、BB2000Fに引き続き貴重な棹を譲って下さいました
「BB Shin」さんに、再度深く感謝をお伝えしたいと思います。

ありがとうございました!