わかれ道 | 9353のほんの一部

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聴いているCD、食べたお菓子、人間観察などの
ことを残していきます。

お酒を飲みながら話を聞いていたら、そんな話題に。あの時こうしていたら…と最近考えるようになったらしい。私も最近ひとつだけあの時ちがう決断をしていたらどうなったのだろうか?と思う事がある。しかしごくごく最近になってあの時の決断は間違ってなかったのかもと思えるようになりました。初恋は実らず。
同窓会で会うと誰だ?ってぐらい変貌を遂げている人がいる。私もそうなのだろう。小学生の頃は
勉強ができる人に憧れた。中学生の頃は少しやんちゃな人に憧れた。高校生になると好きな音楽が同じで少しカッコいい人に憧れた。社会人になると年上でスポーツができる人に憧れた。
初めて男の子と出かけたのは小学校6年生の時で5年生の男の子とお弁当を持って出かけた。委員会が同じでとてもカッコ良くて野球少年だった。
仲良くなったのに転向してしまった。今では苗字しか思い出せない。
中学1年ではまるでマンガのような出会い。
クラスは隣で部活が同じ塾も同じで成績順でAからDクラス。彼はBクラス私はDクラスで私の方が5科目の成績が下でした。私のクラスの1番大きな男の子と小さな彼がケンカをして彼は制服のボタンが取れかけた。私は裁縫道具を持ってたので付けてあげた。そこから清いお付き合いが始まる。当時、交換日記なるものが流行っていて便乗。こっそりノートを交換していたが同じクラスのヤンチャさんに読まれてしまった。何故か隣のクラスと仲が悪く、冷やかされたのもあり、小学校の時の親友の女子が彼に告白…色んな出来事から嫌になって清い交際は終了。その後、彼は制服を派手仕様に…友達も変わり勉強もせずに塾のクラスは1番下のDへ。私はガリ勉になりBへ。しかも前から2番目。左横には小学校のモテ男、右は中学校のモテ男。この左右の席の2人とは中学卒業後に成人式で会い式典後、食事に出かけ家まで送ってもらいました。軽自動車に4人(あと1人は小学校の頃同じ書道教室に通っていた子)乗って短時間楽しく話しながら帰ったのを覚えています。
中学校のモテ男とは縁があるのか高校3年で仲良くなった女の子の彼でした。会うことはなかったけど実は中学2年の時すごく好きだったと友達に打ち明けた。中学生の時は勉強しかしなかったので恋愛については学べなかった。
高校生になるとバイトを始めてバイト代はライブハウスに通うための費用となった。そこで知り合ったのが多分ちゃんとした初恋の人だろう。
壁ドンという言葉はなかった時代だが壁ドン初体験は未だに忘れていない。その人とお付き合いできたらいいなと思ったが向こうからしたら妹感覚だったらしくライブ、コンサート、映画、飲み会なんかに2人で行ったりして私は勘違いしたのだ…何年も。一人暮らしの家に遊びに来いと言われたこともあったが行かなかった。わかれ道というのはココでもっと早く友達だと割り切っていればその後しばらく泣き暮らさないでも良かったのに。あんなに一日中1人の人のことを考えたことはあの時だけだ。最近あるSNSで現在の彼の様子を見た。嘘みたいに何にも感じなかった。
だからあの時の私の決断は間違ってなかったのだと思う事ができた。ただなるべく健康で過ごしてくれたらいいなって思っただけ。