【開催報告】2/27感覚FIVEシェア会 ~子どもの認知特性を知っていると、、、、 | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

 

 

クミシュラン皆川公美子です。



2/27日の感覚FIVEシェア会の様子をレポートしたいと思います。

ところは、いつもの原美術館。

原美術館は、いわゆる邸宅美術館です。
原美術館は、1979年現代美術専門館の草分け的存在として東京・品川に開館しました。
私邸として1938年に建造され た当館の建物は、旧日劇や上野の東京国立博物館本館等を設計した渡辺仁(わたなべ じん)の代表的な作品の一つ です。
20世紀初頭のヨーロッパの建築様式を取り入れたこの個性的な洋館は、昭和初期の建築史を探る上からも貴重 な存在と言われています。
2008年6月、豊久将三による新照明システム導入をはじめとする全館リニューアルを行ない ました。

 

 

 

 

 

おうち、が美術館になっているところが私はすごく好きです

門があって、入口へと続く道が入っていく。

そしてドアの先に現代画だけを扱うおうち美術館


 
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今回の展示は蜷川実花さんの展示です。

お見せできなくてほんと残念!

白い壁までパネルで蜷川実花ワールドになっていて

その世界を堪能しました。
 
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ニナミカワールドを堪能したあとはみなさんでカフェへ。

ここでランチをいただきながら感覚についての話をしました。

 

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人はどういう感覚を使って世界をとらえているか。

ということをシェアし合う会を開催しました。



例えばね・・・・

部屋の中央の茶色い机に赤いコップがおいてある。。。

コップそのものを鮮やかな写真でとらえて記憶にインプットしている人がいる、

赤いコップを指さしたり、手に取っているその場面全体を流れとして映像記憶している人がいる、

部屋のなかのざわめきや談笑の声が記憶のメインで、そこにコップを結び付けて覚えている人もいる、

ただコップがある、というところから人が切り取る「その人にとっての事実=記憶」は様々です。





そうやってさまざまに切り取った無限の真実のようなもの、

その無限の組み合わせをもって記憶とし、

それを積み重ねて人は生きています。

それが視覚を使って切り取っている事実なのか、

聴覚よりなのか、

主に言語で切り取ったものなのか、

そういう人の「やり方」は

その人の「やりやすさ」であり

それがその人の能力をもたらします。




例えば頭のなかにコップを3D映像化できる人は、

頭のなかでそのコップをまわして裏側をみたり、

斜め上から見たり、

できるようです。(私は全然できません


建築家のガウディはそのような能力に大変たけていたそうです。

建築家は図面を見て、自分がその部屋にいる場面がありありと想像できるのですね。

また優秀な美容師さんは頭を3Dで捉えているので、
頭のかたちを触った段階で、出来上がりの髪型を想定できているそうです。

レジのひとも、できあがりを想像しながら立体的にかごのなかに野菜や豆腐を入れていくことができないと仕事ができませんし、

パイロットも空間認識が3Dでできないと支障があります。




例えばそういうことを、どの知覚に自分が寄っているか、

自分と世界のとらえ方が違う人たちとお話していると

その違いがよく分かってほんとうにおもしろい!

特に感性を使ってお仕事をしている方、

感じる心、感じる能力を使っている方は、

ご自分がどういう傾向のなかにいるかを

捉えなおしておくことはとても意味があると思います。

ヒーラーさんや、クリエイティブなお仕事、

そして何より、お母さんも!

まず何より学校というのは聴覚と言語で授業を進めていくところなので、

どうしても視覚でものをとらえている子どもは不利になりやすい。

けれどもガウディはじめ、建築家の多く、

舞台制作や映画の製作者、美容師さんやパイロットの多くに

視覚よりの人がたくさんいます。



そして人は、認知の違いによって、ものごとを考える順番が違うのですよ。

結果を早く知りたい、全体を俯瞰したい、人。

手順をふんで結論にたどり着きたい人。

人の話しの聞いていて「はやく結論を言ってくれ~。」と思うことがありませんか。

それは認知の違いからくる思考の違いということもあります。


 

 

軽いワークをやっていただきました。
 
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左はお顔が見えないのですが(正面の写真がなくてごめんなさい)
美衣食コンシェルジュ・あべ一美さん。



 
 
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ラブとお金の遠隔エネルギーワークの原口綾子さん(左)と 

女性起業の講座&ブログ講座の招致をされているカメラマンの
山田じゅりあさん(右)



 
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奥左は「ブルーが大好き」と青い写真に見入る千葉順子さん(左) 
手前左 美しいものへの感度が高い須賀原陽子さん
手前右 「娘ととらえてる世界が違う~」と吉田昌代さん

みなさん、とても優れた感性をお持ちです。
 
 
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左側シルバーのコートはアクセサリー作家、つちしおひろみさん



この日のご参加の方は、映像でものごとを捉えている人が多かった。


「だからなのか~、」


という声があちこちで聞かれました。

日常のひとこまの食い違いは、もしかして認知特性が違うから起こっているだけのこと?

(なにが?はぜひ聞きにいらしてね。とてもひとことでは言えない。(笑))



先日、和の大学&スペースUのディレクター、鮫島未央さんにこのお話をちらっとしていたら、


それは気づきのツールですね。とおっしゃいました。

なるほど。
 

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大方の人は視覚・聴覚・言語感覚をすべて使っていますが、

人によってどの感覚を高い割合で使っているかが違います。

感性や感覚をつかってお仕事している方は

このことを知っていると自分がどこがより得意かが分かりますね。


子どもの成長にもどの感覚を優位に使っているかが、大いに関係があります。


またやりますので、ぜひ遊びにきてくださいね

(4/11(土)はまだお席があります


ご参加の皆様、ありがとうございました。
ご一緒に過ごす豊かな時間、
最高でした!!!