金沢より
劇団新人類人猿
がやってきます。
「人や銀河や修羅や海胆は」
あの瞬間から止まったままの時間
繰り返し蘇る記憶
全てを喪失し、あたかも隔離されたような毎日
様々な世界での葛藤
7年を過ぎてなお泣くことすらできない凍りついた心の修羅が、宮沢賢治の詩と叫びのなかで・・・
7月14日 (土)
19時開演
7月15日(日)
14時、19時 開演
会場 せんだい演劇工房10-BOX 1
料金 一般前売り 2,500円
U25前売り 1,500円
私が、劇団新人類人猿の皆さんに初めて会ったのは
東日本大震災のあった2011年の夏。
Theatre Group "OCT/PASS"
PLAY KENJI 「人や銀河や修羅や海胆は」
野外公演の時。
暑い夏だった。
会場の錦町公園は、
東北六魂祭に全国から訪れた人たちでごった返し
トイレには長蛇の列ができていた。
私は震災後、一念発起してTheatre Group "OCT/PASSに入団。
大型新人として(笑)
「胸のある父」の役で出演した。
その舞台に、金沢から新人類人猿の皆さんが、
日帰りで車でかけつけてくれたのだ。
本当に嬉しくて
初対面の新人類人猿の山下と、錦町公園で日本酒をしたたか飲んだのを覚えている。
「人や銀河や修羅や海胆は」
Theatre Group"OCT/PASSの主宰、今は亡き石川裕人が演出の中で
「震災があって初めて理解した。
私はこんなにも東北というこの地を愛している」
と語っていたのを思い出す。
この作品は、震災の痕が生々しい
石巻、東松島、山元町、でも公演した。
それぞれの地であたたかく迎えてくださり、
私たちは逆に勇気と元気をいただいた。
あの時の公演がきっかけとなり、
劇団新人類人猿が
「人や銀河や修羅や海胆は」
を制作
なんと仙台の地で公演してくれるという。
本当に嬉しい。
劇団新人類人猿は、震災後毎年東北の被災地を訪れている。
金沢から車で。
東北に住む私よりもずっと、
被災地に心を寄せ、想いを馳せてくれていると思う。
2012年 「制御不能」
2015年 「境界線上のアリア」
2016年 「歪んだ肖像」
2017年 「REPT」
と、東日本大震災をテーマにした作品を上演し続けている。
彼等の舞台には、台詞がない。
語られる物語性に依存せず、俳優と舞台が内包する視覚言語で舞台上にイメージを描き出すという独自のスタイルを確立。
身体表現を主としたパフォーミングアーツに近い舞台だ。
それは五感を刺激し
思い出の扉を開ける。
思い出のなかで私たちは
懐かしい人に会い
懐かしい風景の中に立ち
懐かしい香りを聴く。
そして、その思い出は
今なお生々しく鮮烈に私の中で生命の光を放っている
ということに気付くのだ。
少しの痛みと
ハートに明かりが灯るようなあたたかさと共に。
劇団新人類人猿
仙台公演
「人や銀河や修羅や海胆は」
7月14日 (土)
19時開演
7月15日(日)
14時、19時 開演
会場 せんだい演劇工房10-BOX 1
料金 一般前売り 2,500円
U25前売り 1,500円
14日 19時公演後にアフタートークあり
進行 渡部ギュウ(SENDAI座☆プロジェクト)
ゲスト 野々下孝(仙台シアターラボ)
そして!!!
劇団新人類人猿
体験・体感ワークショップ開催!!
会場 せんだい演劇工房10-BOX Box-2
日時 2018年7月13日 金曜日 19時〜22時
料金 無料
極めてゆっくりな動きを中心に、いくつかのシーンを参加者自身が体験・体感し、作品及び身体に対する理解をより一層深めて頂くワークショップです!!
わたくし佐々木久美子も参加しますー!
一緒にワークしましょう❤️
公演のチケット申し込みは、
わたくしも承っております。
kumityangogo☆gmail.com
☆を@に替えてお送りくださいね!!
劇団新人類人猿
仙台公演
「人や銀河や修羅や海胆は」