Москва, Любовь Моя

Москва, Любовь Моя

ロシア料理研究家、ロシア語通訳
中川亜紀のブログです。

"Aki's Russian Kitchen"
www.aki-russia.jp
季節を楽しむロシア料理 Дома - лучше!
*Artem Batenev によるロシア語レッスン付き
料理教室開催中*

*COOK COOP BOOK(紀尾井町)スタジオにて、ロシア料理教室 開講中!

詳しくはこちら(『ロシア料理研究家・中川亜紀サイト』へ)
http://aki-russia.jp/

*ロシア語レッスン致します*
旅行や出張でロシア語を使いたい方、また駐在予定の方に、すぐに役立つロシア語初級中級レッスン、承ります。
スーパーでの買い物の仕方、市場での買い物、ロシア幼稚園での会話、現地でお子様を通じたお友達作りなど、お土産市場での値切り方(笑)まで、読み方の初歩から丁寧にお教えします♪
1回90分/3000円(新宿区内、または拙宅でのレッスン)
遠方への出張ご希望の方は交通費をお願いすることもあります。
その他、ご相談に乗ります。お気軽にご連絡下さい!
aki.kitchen@aki-russia.jp

ロシア人にもっと日本の食文化を知って欲しい!
日本人にもっとロシアのこと(食、人)を知って欲しい!

日本を離れてみて知った、自国への誇りと、ロシアへの愛を原動力に、
『食』と『ロシア』に関わることなら何でもやります!

*カフェ、レストランのオーナー様*
素朴な味わいが魅力のロシア家庭料理をお店のメニューにいかがですか?
また、お店でのイベントとして、単発ロシア料理ワークショップなど、ご要望に応じて伺います!

お手伝い出来る事があれば、お気軽にご連絡下さい。
aki.kitchen@aki-russia.jp

*今やっていること、これまでやったこと*
- ロシア料理教室講師(紀尾井町COOK COOP BOOKスタジオ、出張グループレッスンなど)
- ロシア語初級中級講師(基礎から丁寧に進めます)
- 教育機関でのロシア語通訳(学校・幼稚園-保護者)
- ロシア語を母国語とする児童への日本語指導
- ロシア人少年野球団来日の通訳ボランティア・コーディネート
- 各種手続きのアテンド、通訳
- ロシア語で日本文化(特に食)についてのブログ
http://komaki0702.livejournal.com/


*2013年9月 ジャパンフードコーディネータースクール卒業(25期生)
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【異国文化の古典および民族(クラシックおよびフォークロア)と現代(リアル)をどう伝えるか】

Twitterでこんなものを見つけました。


『ザ・ベスト ロシアのうた〜カチューシャ・百万本のバラ〜コロムビア』


ほぉ、デザイン割と可愛い。

若い世代ターゲットなのか?

曲目を見る。

「カチューシャ」「ともしび」「トロイカ」「カリンカ」「黒い瞳」

ちょうど一昨日ロシア人とカラオケ行って歌った(他に一緒に歌えるのがないから)「百万本のバラ」「ポーレシュカ・ポーレ」も入っている。


さらに、歌っているのは、《ロイヤル・ナイツ》さんら。

(YouTubeで聴くと、ロシア民謡王道の歌声の方々)


思うのは、このCDのターゲットどこなのか。どんな方々が買うのでしょうか。

ド民謡を、可愛さで買ってもらって聴いて欲しい、という事かもしれません。


私は「百万本のバラ」も歌うし、毎年の《バラライカまつりin東京」でもこれらが演目に入る事はしばしば。


でもそれって、「たまには小林幸子も歌うし、荒城の月も聴きたくなるよね」と同じ感覚。

日本の古典(クラシック)文化と言えるかな。


飲食店を見ても思うのだけど、《外国における異国文化》って、何故いつも古典的だったり民族的だったりするのかな。

モスクワにおける和食店に入って、芭蕉の句が大きく掲げてあったり(←ノヴィコフ系列の最新和食店)、人気の和食店は相変わらず着物柄のインテリアとか。


そんな店、日本で探す方が難しくない?観光客ターゲットなら分かるけど。


そして日本におけるロシア料理店も。サモワールとか、ロシア刺繍とか。

モスクワでそれあるの、あえてのレトロモダンの高級店とかです。


結局、外国に異文化を持ち込む際に古典(クラシック)に傾倒しやすいのは、《分かりやすさ》なんだろうとは思います。

しかし、それって、《わかった気》に近い怠惰にも思えます。


世の中がどんどんボーダレスになって、異文化と混ざり合って日本にも西洋文化とかその他のアジア文化混ざっていますが、その近代化した日本の文化にも残るものこそが、日本の特徴とも言えるかも。

見出しにくいけど、あるはず。

たとえば、コロッケとかカレーとか。これらもここ数年、モスクワの《和食店》で人気が出てきています。


ロシアもよく「ヨーロッパみたい」と言われるくらいお洒落になっちゃいましたが、それでもロシアらしさってあります。

ベネディクトエッグとか、パンナコッタとか、ロシアでも超人気。ロシア料理じゃないのに。

でもそれも、ひっくるめて、ロシアの食文化ですよね。

だって、いわゆる海外の和食店のメニューにある料理、皆さん日々どれくらい食べてますか?

寿司、刺身、天ぷら、(なぜか)餃子、みそ汁。

それを海外で「日本の食文化ってこんなのでしょ」と思われるのって、違和感ありませんか。


バラライカで演奏する曲も、ここにあるような《ド民謡》みたいな響きとは少し違うんだけど、それでいてすごくロシアらしい音の流れってあるんですよね。

分かりにくいけど。でもすごい胸に響くような。

そういうの、もっとお伝えしたくて、来月またイベント少し組んで行きます。

是非ご参加ください!

【ロシア料理の会再開!出張で持ち帰った食材とレシピをシェア!】

ご無沙汰しておりました!
9月と10月のロシア出張もとても有意義な旅となりました。

モスクワ、サンクトペテルブルク、チェリャビンスクという、いつもの三都市を巡り、現地の美味しいものを味わい、食材も持ち帰りました。

それらを使いながら、現地の秋の味覚を再現。皆さんとステキなロシアの秋をシェアする時間にしたいと思います。

- ナタリアさんの自家製ピクルスを使った、ラッソーリニクスープ・ナタリア風
- リンゴとかぼちゃのふんわりアラージィ(ロシア風パンケーキ)
- レストラン王ノヴィコフ氏公開レシピによるカッテージチーズのビスケット


また、私がロシア滞在中にいつもロシアの友達としていたように、食後は、お茶の時間に。
- ロシアのジャムを添えたロシアンティー
- カンフェッティ(チョコレート菓子)

ロシアの秋の空気たっぷりご用意してお待ちしております!

✅参加費 6,500円
✅日時 10月20日(日)11時-14時
✅場所 文京区春日
(⭕️丸の内線/南北線「後楽園駅」より徒歩5分、🔵三田線/大江戸線「春日駅」より徒歩5分、🚃中央総武線「水道橋駅」より徒歩10分)
文京シビックホールからまっすぐ大きな通りを上がって5分の場所です!
✅持ち物 エプロン、お手拭き、筆記用具(貸し出しもあります)

✅キャンセルポリシー
開催の48時間前までのご連絡 無料
開催の24時間前までのご連絡 半額
それ以降のご連絡、もしくは無断の場合 全額
(病気等やむを得ない理由のキャンセルの方には、キャンセル料お振込後、レシピと次回割引チケットを送付しております)

✅申込み方法
Facebookメッセンジャー
メール(project@aki-russia.jp)
お電話 080-8837-9567

初回の方はお名前、お電話番号、人数、希望の振込先(ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、新生銀行からお選びください)をお知らせください。
男性のご参加は、
*以前ご参加いただいたことがある方
*女性(ご新規の方も含む)の生徒さんとご一緒のお申込み
*これまでご参加いただいた女性の生徒さんからのご紹介
のみとさせていただいております。個人宅での開催のためご了承くださいませ。

Через 9 дней буду в Москве! Начинаю обратный отчет до поездки!

あと9日!モスクワ行きまでのカウントダウン!!

まずは大好きな『モスクワ郊外の夕べ』を聞きつつ、仕事の合間になんとか仲間とモスクワ郊外に出かけて眺める景色を思い描いています。


さて、こちらロシアで最も有名なオペラ歌手の2人、アンナ・ネトレプコとホヴォロフトフスキー(全ロシアに惜しまれつつ2年前に亡くなった)。素晴らしい歌に耳を傾けつつ、ホヴォロフトフスキーがネトレプコの手を取りつつ歌う、その手に注目。


ただ手を取っているだけでなく、親指でそっと彼女の手を撫でているのが分かるでしょうか。


подмосковные вечера - Хворостовский & Натребко


基本的にロシア男性は相手の体に優しく触れるのが得意だと思います。日本人って(私の経験が浅いからなのか?)ガシっと握って終わりとかになりがち。そおーっとナデナデというのがうまい人にあまりお目にかかりません。ロシア人だと、普通の人(多分非モテっぽい人でも)が普通にナデナデできるような。


ちなみに私は子供をナデナデするのも好き。ロシア人も子供のころから親から触れられなれていて、人肌に触れると無意識に指が動くのかも?

ボディタッチについては文化的違いがあるので、良し悪しではないのですが、私は人肌恋しいタイプなので、いつもそばで触ってくれる人が好き(むしろ嫌いな方も多いので相手のタイプを確認の上、実践下さい笑)。

ベターっとではなく、このホヴォロフトフスキーのように、エアリーにふわっと。

そのためには、まずは湿気のないところに暮らしたいものですねえ。。。

出発まであと9日!睡眠時間と体力と戦いながら、仕事の準備頑張ります!