今Dokiポートレート 〜トキナー APS-C レンズ比較 前編〜 | 写真を「もっと」楽しもう!

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映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こん◯◯は!


Laskeyです!


先日、ちょっとお話しした、

ケンコー・トキナーのフジXマウント用

レンズ。

atx-m 56mm F.1.4

あえて以下トキナー にします。

トキナーヒストリー


データの数字などは気にせずに、実際に

使う環境で比べてみました。

それで、どうせ試すなら。と、自前のレン
ズとケンコー・トキナー さんから借りた
ツァイスも合わせて比較してみた次第。

カメラはFujifilm X-T4

試したレンズは

トキナー atx-m56mm F1.4

Zeiss Tout 50mm F2.8

Fujinon XF56mm F1.2R APD

Nikkor S Auto 55mm F1.2

この中でNikkorだけはマニュアルフォーカス

の所謂オールドレンズなので、ご参考程度

です。


APS-Cのこの焦点距離はフルサイズ換算で

およそ85mm。

ハイ🤲 ポートレートの王道の焦点域と

言うことですね。


ツァイス、トキナー 、フジノン


大きさは見ての通りですが、フジはF1.2

だけあって、太い。口径62mm。

トキナー 、ツァイスはコンパクトでポケ

ットに入ってしまいそう。口径はトキナー 

が52mmです。

重量もフジ、ニコンより遥かに軽量です。

かと言って、プラスチッキーなチープさは

どのレンズにもありません。デザインの

好みは別れるでしょうけど、作りはどれも

良く出来ています。

フジノン

トキナー


ツァイス


サンプル写真はTがトキナー、Zがツァイス

Fがフジノン、Nがニッコールです。


先ずはケンコートキナーさんのスタジオ

で撮影。


撮影時スタジオはAF拾えるギリギリの

明るさのLED照明で、他の照明は消して

います。あとはストロボのみです。

メインライト、フィルインライト、

トップライトのスタンダードなライティング。


モデルはお馴染みLUNAちゃんにお手伝い

して貰い、スタジオ撮りと野外撮影をして

みました。


余談だけど、LUNAちゃんのブーツ👢が

カッコ良かったね〜。🤗


F

先ずは本家のフジノン。

絞りはトキナー の開放F値に合わせ、全て

f1.4で撮影しています。(ツァイスのみ

開放F2.8)ライティングは同じです。

T

Z


N


顔の部分を等倍切り出し。

アメブロだとちゃんと表示されるのか

謎ですが。💦

F


T

N


Z




RAWで撮影して同じパラメータを

当てています。

フジは肌色がやはり透き通るように

綺麗。描写はややソフト。

トキナーは見た感じの発色で解像感

はフジと互角。ナチュラルな感じ。

ニコンは古い設計の玉と言うことも

あり、かなりソフトだけど味がある。

ツァイスは開放F2.8もあってか

コントラスト高めでパキっとした感じ。


スタジオは結構暗いんですがAFの反応

自体は悪くないけど、瞳AFはちょっと

思う場所に行かないことがしばしば。

まぁ、コレはカメラの方の問題だとは

思うけど、瞳AFを使わなかったら、

トキナー が1番ヒット率は良かったのが

ほほう。ってね。😅


そして、トキナーとツァイスはAFの

モーター音が静か過ぎてAF動いてんのか?

と思ったくらいでした。

T  LUNAちゃん カッコイイ🤗

 エッ?シツコイ?😅


室内の撮影ではトキナー はAFもポート

レートなら充分の早さ、精度も良く

ナチュラルに撮れるのが良いですね。

値段を考えると持っていて損は無い1本

です。f2くらいまで絞っても背景のボケ

も良く、ピント面の解像も良くなる。

野外で撮るとこのあたりが更に分かる

でしょう。


後編では野外で使用の様子をお伝え

したいと思います。


10月9日 レンズのお試しも出来るワークショップ