今Dokiポートレート 〜フィルムで人物〜 | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こん◯◯は!


Laskeyです。


ちょっと前に、Nikon Fの事を書きました。


思い入れのあるカメラにちょっと

邪道かもだけど、コレまた思い入れの

ある、Leitzのズミクロン90mmを付けて

撮るポートレート。


そして、現像が上がって来ましたよ。

ワクワク😊

Model LUNAちゃん


何はともあれ、LUNAちゃんを撮らせて

貰いました。

完全マニュアル。ピント合わせに時間が

かかるのはご愛嬌と言うことで。


フィルムはkodak のproimage 100。

露出は勘ピュータとスマホの露出計アプリ

です。

90mmのマニュアルフォーカスで

ピントはセンター合わせともなると

全身入れた絞り開放はコサイン誤差

でピントが甘くなるのもありました。

ズミクロンはライカの開放F値2.0の

レンズを言う訳ですが、開放だと少し

ユルい感じもするので、f2.5くらいで

使うとシャープさとマッタリ加減の

バランスがいい感じ。と思っています。


ところで、ズミクロンがNikonに付く

のか?って。


Nikonでライカレンズを使う


ちょっと古い記事ですが、簡単な改造で

Leitz-Rマウントレンズは使えちゃうん

です。



90mmと言う画角、人物だとやはり
バストアップくらいが一番使い易い。
ズミクロンはその昔、空気も写す
レンズ。と言われていました。

空気、写る訳ありませんが😅その
くらい、抜けが良く雰囲気を写し
撮る。と言いたかったんでしょう。

ご覧の通り、ピントはシャープですが
硬過ぎず、ボケも自然。そして色乗り
が良いですね。
LUNAちゃんの細い髪も良く解像
しています。
フィルム写真全盛の頃はこうした
写りがごく普通に自然で、フィルムの
粒状性が相まって、パキパキでは無い
描写になる訳です。
そして一番違う点は階調性、グラデーション
と言うかな。
風景写真などの方が差が出るでしょう。
フィルムの現像は化学反応ですから、
デジタルでは出来ない色のファジーな
繋がりが出せるのがフィルムです。

今、デジタルでフィルム写真風と言われて
いるのは、彩度低め、コントラスト低め、
逆に彩度原色系。みたいなのが多いですが、
コレは言わばちょっとアニメちっく。

もちろん、そうした発色が特徴のフィルム
もありましたし、ロモとかはまだそう言う
フィルムを出してくれています。

ですけど、フィルムで育った自分らの
世代からすると、フィルムの写真と
言うのはこうしたごく普通の写りが
本来かな。と思う訳です。

でも、デジタル画像を見慣れた目には
きっと得体の知れない風合いが新鮮に
写ってるとすれば、それはそれでいい
ことだと思います。

ついでに言えば、コレ、紙を選んで
プリントすると、デジタルの出力とは
また違った感じになるんですよ。

良かったらスマホにデータ転送だけで
無く、是非、ネガからプリントしてみて
欲しいな。なんて思います。

最後はお決まりの宣伝。