お久しぶりです!すんごい量の報告!!! | あいらんだー日記 〜旅好きミニチュア作家〜

あいらんだー日記 〜旅好きミニチュア作家〜

~イギリスでのんびりミニチュア制作~

お久しぶりです!

 

 

なんと、2年くらい放置しておりました(汗)

 

アメブロ来れてない間、ほんっとにいろんなことが起きてました。人生何があるかわからないもんです。

とにかく元気にしております。厄年のはずだった去年が強運すぎて、多分人生のハイだったかもしれない・・・・ここからダダ下がりかも(恐ろしい恐ろしすぎる・・・・)とにかく、この信じられない数ヶ月のこと、忘れっぽい自分のためにも、月毎に記録したいと思います。長いですが・・・・お付き合いください!

では、1年前から振り返ってみましょう笑

 

 

2020−2021年をざっと説明すると、コロナがあってフォトグラファーとしての仕事がストップしていた間に、ミニチュア制作を始め、それがインスタで期待以上にヒットしました。自分が将来住みたいなって思うお家を作ったり、粘土で小さな観葉植物を作ったり。リクエストやオーダーが来るようになり、あれ?これで仕事できるのでは??と思い始めていた2022年序盤・・・

 

 

 

2022年2月

8年前に取材していただいた日本のテレビ番組、グッと地球便の再取材のお話があり、フォトグラファーとミニチュア作家として仕事している日々の撮影していただく。ぐっさんともリモートで取材。同じ時期、大手クリエイティブエージェンシーからSAMSUNGのミニチュアの仕事依頼が入る。ミニチュア作家として初めてゲットした大きな仕事!

 

 

3月

SAMSUNGの仕事が決定し、キャンペーン撮影用にミニチュアルームボックスの制作に取り掛かる。この時まだフォトグラファーとしても仕事をしていたし、写真スタジオのマネージャーとしても働いている。仕事の量は、コロナ前とほぼ同じくらいに戻ったけど、ミニチュアの依頼も増え始める。インタビューや雑誌の取材も入ってくるようになる。

 

 

 

4月

日本でグッと地球便が放送される!そして、カナダの国営放送、CBCのリアリティテレビ番組、”Best In Miniature”のオーディションが開催され、自信がないままその最終日に応募する。簡単に説明すると、世界中から集められた10人のミニチュア作家の世界大会で、最終的には自分のドリームハウスをミニチュアで作っていくという内容。毎週各部屋の制作をしたり、様々なチャレンジに限られた時間内に挑戦する番組。毎週誰かが脱落し、最後一人がチャンピオンに輝く。それになんと、応募者300人くらいいた中からキャストに選ばれてしまう笑 

久しぶりの国外旅行でベネチアに行く飛行機の中で合格した報告のメールを読み、全く落ち着かない旅行になってしまった笑

 

5月

"Best In Miniature"の撮影準備を始める。と同時にロンドンのクリエイティブエージェントから声がかかり、事務所に所属する。だんだんと写真スタジオに行けなくなってくる。ミニチュアのオーダーの仕事が増え、写真の仕事も入れにくくなる。

 

6月

"Best In Miniature"の撮影のため、カナダへ飛ぶ。番組に出演することは家族以外には内緒にしなくてはいけなくて、仕事先やスタジオにはとりあえず、一旦休憩ということで理解をもらう。

 

6ー8月

カナダで撮影。ん?2ヶ月近くいたっててことは、最後まで残れたってこと!?さて、どんな結果だったでしょう。初めてのリアリティ番組撮影。めちゃくちゃ楽しかったけど、ストレスもたっぷり。ラッキーなことに、他のコンテスタント達やスタッフのみんなとも仲良くなったし、制作も楽しかった。でも、ホテルとスタジオを行き来する毎日で、撮影時間も長くて(一日10時間くらい)、インタビュー撮影がめっちゃ難しかった(緊張しまくっててうまく喋れなかったw)リラックスして喋って!って怒られ、泣いた日もあった・・・・てゆか、毎日のように泣いてましたw みんなと仲良くなったのに、毎エピソードの終わりには誰か脱落していく。だからいつもお別れがすごく急でかなしかったー!!!私は毎回自信がなくて、もう今回脱落するわぁーって泣きながらスーツケースをパッキングしてた。なのに、奇跡的に毎回残る。ミニチュアのことばかり考えながら異国のホテルで生活する日々。限られた人としか過ごせず、常に脱落に怯えて過ごしていたため、全く別の世界にいる感覚。

8ー9月

イギリス帰国。誰にも番組の話ができず、結果も言えないまま、イギリスでまた生活がはじまる。写真の仕事も続けるけど、どちらかというとミニチュアの仕事の方にやりがいを感じる。この時期、SAMSUNGのキャンペーンも公になり、取材されていた雑誌も発行し始め、ミニチュアの展示会などで作品を置いていただくようになる。

 

 

10月

イギリスの新聞Metroの取材があり、コロナ禍で作ったドールハウスのことが見開2ページに記載される。無料の全国紙のため、たくさんの人に読んでいただいてもう感激。ネットニュースにもなり、いろんなところから声がかかる。

 

 

 

11月

なんとなんと、BBCから取材が。もう何が何だかわからない。夢のよう。撮影隊が家に来て、自分の作品の撮影、そしてインタビューが入る。そのインタビューが18時と22時のBBCニュースで流れる。ネットニュースにもなる。放送後にはケータイが鳴りまくる。大興奮して眠れない日々。BBCの反響が良かった上に、事務所からの仕事でも忙しくなる。

 

 

12月

アメリカのある企画のドキュメンタリーの撮影が入る。それと同時にイギリスで最大で一番有名なミニチュア展、ケンジントンから声がかかり、そこでブースを設ける。プログラムの表紙に選ばれる。ミニチュアを始めた当時に遊びに行って感動したケンジントンで、まさか自分も展示できるなんて。ミニチュアの世界とコミュニティの温かさに改めて感動する。ネット販売も開始。

 

 

 

1月

日本へ3年ぶりの帰国!コロナでずっと帰れてなかったので、久しぶりに家族と再会!実家にも作業机をセッティングする。父の還暦祝いに、彼が学生の頃住んでいた学校の寮の部屋をミニチュアで再現する。

 

 

2月

やっと"Best In Miniature"の放送が始まる!カナダの国営放送CBC、毎週日曜日の放送で、全8話。ってことで、4月まで毎週テレビに出ることになる。

 

 

同時にMarvel映画のAnt-Man And The Waspの公開にあたり、映画会社のキャンペーンとしてミニチュアの映画館を作るよう依頼をいただく。ポップコーンの容器の中にイギリスの映画館、VUEを再現するというもの。作品を撮影した映像が、映画が流れる前の予告のところで流れたり、映画館のポスターや電光掲示板などでデカデカと展示される。

 

 

 

その直後に、あのAmazonからも依頼。イギリスで最大のチャリティー団体が主催するRed Nose DayというチャリティーイベントがAmazon UKとコラボするということで、そのキャンペーン動画の制作を担当。ミニチュア作りとそのストップモーションアニメーションの撮影を初めてやってみた!動画は私のインスタからぜひ見てみて♪

 

 

3月

それまでロンドン賃貸アパートですごくハッピーに生活していたんだけれど、ミニチュアを本格的に始めてからもっとスペースが必要になってきて、さらにロンドンにいる必要がなくなってくる。彼も在宅で仕事できるので、ロンドンを離れて二人で家を購入することに。ウォリックという、お城のある可愛い街へ引っ越し。そこでゲットした可愛いヴィクトリアンなお家。鍵の受け渡しがあって、家の前で記念に写真を撮ろうとしたら、急に跪く彼。「これからもずっと僕に納豆を作ってください」とプロポーズを受ける(爆。

 

 

まさか自分が婚約なんて!まさか家購入するなんて!急に大人になった。ってことで、3月は仕事をしながらの引っ越しでバッタバタ。ロンドンには10年住んでいたし、すごい量の荷物でした。その間も"Best In Miniatureは毎週日曜日に放送されている。私はここまでなんとか脱落を逃れている。

 

4月

"Best in Miniature"最後の3人、いわゆるトップスリーになり、最終話が4月の16日に放送される。最終話は3人で戦い、その中の誰かがチャンピオンになる・・・・

さて結果は・・・・・・(ここからめっちゃネタバレ)

 

なんと、なんとーーーーーー!!!!!!

 

私、優勝しちゃいましたーーーーー!!!!!!!

 

 

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テレビ番組のミニチュア作家コンテストで、チャンピオンになっちゃいましたー!?信じられる?まだまだ信じられない。もちろん撮影が終わったのは8月の頭で、ずっと内緒にしてなきゃ行けなかったけど、やっとみんなとお祝いすることができました。人生のハイです。これ以上はないわ・・・。

 

 

 

5月

世界最大級で一番有名なインターナショナル・ミニチュア展、Tom Bishop Internationalというアメリカのミニチュア展へ出展。初めて渡米!シカゴで3日間、世界レベルのミニチュア作家さん達と刺激的で素敵な時間を過ごす。セールスも良かったけど、作家さんやゲスト、いろんな人と繋がれて実り多い時間で楽しかった。番組を見て応援してくれていた方々も会いにきてくれて嬉しかったぁ・・・・!

 

ってかんじの数ヶ月。。。。。とりあえずここまで!とにっかくバタバタだった!そしてそのバタバタを側でずっと支えてくれて、助けてくれていた彼とも婚約したってことで、これからは結婚式のこととかも考えていかなきゃ。

 

ほんと、小さい時から私のありのままの姿や変わった趣味(w)を応援してくれた家族や先生方、友人達に感謝!ミニチュアでこんなにたくさんの夢を叶えられるなんて、そして新たに世界中のアーティスト達と繋がることができて、本当に恵まれてます。自分一人ではここまでやってこれなかった。確実に!

 

 

ここまでの活動、ほとんど海外相手で英語でやってきてますが、日本とも繋がっていたいし活動の場を広げたい。

また時間が取れたらブログに戻ってきまーす!

 

読んでくれて、ありがとうございます!!