「えんとつ街のプペル」のイベントに行ってきました! | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

日本に帰ってから
テレビを設置するのをやめたので

フランスにいる頃から
カウントすると
日本のテレビは約5年半以上見てないのですが

その一方で見るのが増えたのが
Youtube。

自分がYoutube作る側であると同時に
めちゃめちゃYoutubeを見る側でもあるわけで、

そんなYoutubeで自分がよく見ているのが
オリエンタルラジオの
中田敦彦のYoutube大学。

日本や世界の歴史や
哲学、文学、テクノロジーなど
様々な分野の事を

非常に分かりやすく、
面白く解説してくれるので
(本を紹介する形で)

ずっと見てしまうわけですが、
そんな中田が最近始めたのが

雨上がり決死隊の宮迫博之と
タッグを組んで制作する
「Win Win Wiiin」という企画。
中田と宮迫がお金を出し合って作ったテレビのような企画

毎回ゲストを呼んで、
中田がそのゲストについてプレゼン、
宮迫が話を盛り上げる、
という企画ですが

その第二回目のゲストが
キングコングの西野亮廣。
この動画です

西野については、最近は
「何か絵本を描いてるんだよな」とか
「オンラインサロンってやつをやってるんだよな」
ぐらいにしか知らなく、

正直あまり興味がなかったのですが、
その「Win Win Wiiin」で西野のこと、
そして西野の絵本のことを深く知り、

え!?そんな人だったの!?

西野の絵本が映画になる?

と西野の活動に興味が湧いて、
その映画「えんとつ街のプペル」
見たいなーと思って、

先日たまたま六本木に行ったら、
六本木ヒルズでやっていたのが
「えんとつ街のプペル」の映画のPRイベント。
えんとつ街のプペルの絵本展です

おー、これはちょっと見て行こう!
と近寄って見てみます。
絵がめちゃめちゃきれいです!

この「えんとつ街のプペル」、
話は上のYoutube動画で
西野がどんな話がざっくり喋っていましたが、

簡単に言うと、
皆が信じない事を信じたり
誰もしない事にチャレンジすると

多くの人に
「そんなの無理だ」とか
「お前にできるわけない」と
否定されたり、罵られるわけですが

それでも諦めずにチャレンジし続ける者が
新しい景色を見ることができる、

という話。


その内容を聞いて、
「へー、面白そう。見てみたいな」と
思っていたわけです。

と言うのも、
私もこれまで、

出版社に転職すると決めた時も、
その時の上司から
「お前に編集の仕事なんて
できるわけないからやめとけ」
と言われたし、

出版社に入っても
全く新しい企画をやろうとした時
先輩方から
「そんなの無理」とか
「絶対失敗する」と
散々言われたし、

奥さんの帯同で
仕事を辞めてパリに行くと決めた時も
大学時代の友人から
「キャリアを捨てていくなんて
絶対やめたほうがいい」
と強く言われたし、

パリでYoutubeを始めて、
日本に帰国してから
大学時代の友人に久しぶりに会った時も
その友人から
「は? Youtuber? 何それ?」
と鼻で笑われ、
「今多くの人に登録してもらっていて
自分の動画を多くの人に見てもらうチャンスだから
頑張りたい」
と話したら、
「は? 何それ。それ意味あるの?」
と言われたし、

今もYoutuberと言うと
かなり身近にいる
味方となって欲しい人からも
「そんなんやってて大丈夫?」とか
「いくら稼げるの?」とか
白い目で見られるし、

とにかく散々何か
新しいチャレンジをしようとすると
多くの人たちから
めちゃめちゃ否定されてきたわけです。

なので、この「えんとつ街のプペル」は
そのあらすじを聞いたとき、
強く関心を抱いたわけです。

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この六本木でのイベント、
絵本展にはグッズ販売のブースも出ていて
そこで売っていたのが
「えんとつ街のプペル」の絵本。

57万部のベストセラーらしく、
インターネットで全ページ公開されていますが、

絵がきれいだし、
せっかくなのでと一部購入。
一部購入しました!

家に帰って、早速読んでみました。

感想は、ネタバレですが
話的にはやはり児童向けなので
かなり分かりやすく、複雑さは
全くありません。

とてもシンプルな話です。

正直、かなり早い段階で
「あー、結論はこうなりそうだな」と
話の流れは分かる作りですが、
そこは子供向けの絵本なので。

また正直、かなり宮崎駿作品、
特にラピュタに影響を受けてるな、
と言うのはすぐに感じ取れます。

しかし、そんな事も含め、
オチは分かっていたとしても
とても素敵な話であることに
代わりはなく、

また絵もとてもきれいなので
一度読んで見る価値はあると
私は思います。

そして映画。
今日12月25日が公開日と言うことで
私もぜひ劇場に足を運びたいと
思っています。

皆さんも、インターネットで
無料で全ページを読めるので、
一度読んでみてはいかがでしょうか。
(5分で読めます)