こんにちは
ママコンシェルジュ水愛です
昨日、本日と2日間大井町で開催されたファミリーサポート研修に参加してきました
大井町は、周辺市町村で唯一、町が直接ファミリーサポートを運営しています。
(小田原市や周辺市町村は委託を受けている業者が運営しています。)
私自身、横浜市、小田原市でファミリーサポートを登録していましたが…
実際にお願いすることにはなりませんでした。
そして、数カ月前に大井町の依頼会員に登録し担当してくださる方は決まりましたが…実稼働はまだありません。
なぜなら…我が家の支援会員さんはメチャメチャ忙しい方だから
私よりよっぽど忙しい方なので…あまりにも申し訳なくて気軽にお願いするにいたりません
大井町の場合、依頼会員さん(預ける方)100に対して支援会員さん(預かる方)30だそうです。
支援会員さんが足りていない現状。。。
支援会員さんたちも、子育てに関すること、福祉に関すること、行政に関すること、学童の支援員、自治会の活動など…すでにいくつもの活動をされている方が多いようです。
考えればそうですよね・・・
様々な活動に積極的な方だからこそ支援会員を引き受ける⇒とにかくお忙しい
小田原に住んでいた際に支援会員になってくださった方も、1人で4組の子どもたちの支援会員をされていました
町内には「ファミリーサポート制度」を知らない年配の方もいらっしゃる中、一方では様々な活動をされている方もいらっしゃる。。。
バランスが難しそうです。
そして、その支援会員になるには、毎年2日間開催される研修を受けるようになります。(登録時のみ。あとは任意)
具体的な内容は、システムの説明や乳幼児の食事に関して、あそびに関して、救命に関して…がメインです。
講習を受けてみて…
率直な感想は……
現在、大井町におけるファミリーサポートの活動のほとんどは「学童の送迎」「習い事の送迎」が中心のようです。「学童⇒習い事」の移動が多いようです。
つまり…ほとんどが小学生という現実。
それってつまり…
①ファミリーサポート支援研修も乳幼児中心の内容より、児童に関しても研修内容に盛り込む必要がある(今は乳幼児対象のみの内容)
②現在町内の学童保育の保育時間がニーズとしっかりと一致していない
③保育士や救命指導員、ベビーシッターなどを持っていても免除などなく忙しい時間を割いて受講する必要がある研修内容なのか?(⇒この点は、担当者と話をして個別に応相談になりました。今後免除なども可能になってくるかも?)
という3点が浮き彫りになっていました…
まあ、私自身は
①自分が依頼側のみで「なんとかしてよ〜」って声をあげるより支援側も引き受けた方が「なんとかしてよ〜」と叫びやすい
②自宅が小学校・学童に近いので、必要があれば小学生の子どもたちのフォローをしやすい環境である
③どちらにしても朝夕子どもたちの送迎があるので、ついでにできることがあるかもしれない
などという理由で今回、支援会員研修を受けてみました。
実際には、登録していても稼働がないこともありますし、登録していないことには「いざというとき」に「お願いしたい」「困っている」ママのサポートをしてあげることができないという点もあります。
自分の周辺にいるお友達の場合には、直接「お願い」を引き受けることができますが、そうでないママの「お願い」をもしかしたらファミリーサポートを通して私が助けてあげることができるかもしれません。
研修に組み込まれている救命講習は、参加者より指導にきてくださった消防の方々のほうが人数が多い…というある意味嬉しい状況だったので、ほぼマンツーマンで丁寧に細かいことを色々と相談・確認することができました
それだけで私にとっては十分意味がある研修だったのかな???と…思います
私自身、EFRやCEFRの研修をアメリカ・日本で受講して教えることもできますが…やはりたまに更新が必要です心肺蘇生のとっさの動きは練習を重ねていないとできないものです。
大井町のファミリーサポート研修は1年に1回しかしていません。
そのため、次回は来年になってしまいますが…
まず町内の一人でも多くの方々にその制度があることがもう少し認知されて、「少しでも」、「どれだけ力になれるかわからないけども、とりあえずまずは登録だけでも…」と支援を申し出てくださる方が増えてくださると嬉しいものです
そして、町内に祖父母がいない私のような子育て世代にとって、近所にそういう存在がいてくださることだけでもとっても嬉しいし安心できるものです。ファミリーサポート制度ってそういう繋がりも作れる存在なのかな?って思います。
同じ子育て世代同士での支援⇔依頼もとても嬉しいし、子どもにとっては一緒に育つ兄弟のような存在にもなることができる。
すでに子育てがある程度落ち着いた方々が支援してくださり、「おじちゃん」「おばちゃん」のように子どもや自分の子育てを見守ってくださる…それだけでも心強い。
なにより、それだけで「「孤育て」から「子育て」になることができます。
昔から日本では『遠くの親戚より近くの他人』って言うくらいなので…
「他のお子様を預かるなんて不安だわ」「何かあったら怖いし」
という心配の声も多くファミリーサポートセンターや様々な活動をしていても耳にします。
でも、
◎大井町ではセンターがしまっている時間でも町の職員が24時間緊急連絡を受けてくれます。
◎支援をするにあたり不安や困ったことは気軽に相談ができます。
◎依頼会員(預ける側)との事前面談も必ずアドバイザーさんが付き添って行われます。面談後「ちょっとこの子は自信ないわ」って思ったらアドバイザーさんを通して断ることも可能です。
◎平日日中でしたら、ふれあい館(子育て支援センター)でスタッフの協力を得ながら支援することもOKなのでご自宅で預からなくても大丈夫です。
他の市町村と比較すると、大井町のファミリー・サポート制度は比較的安心して支援できる環境ではあると思います
もし、「ちょっと時間できたし」「ちょっと何かできるかしら」と感じてくださったら、ファミリーサポート制度の支援会員を申し出てくださると嬉しいものです
※ご存知の通り、私は別に町の回し者ではないですが(笑)ちなみに、普段言いたい放題言い放っていますが、別に町の敵でもないですが(笑)町の良い所もちゃんと見つけてますよ〜
ファミリーサポートに関して詳しい情報は…
ふれあい館にあるファミリーサポートセンター
又は子育て健康課が管轄です
私自身は、子育てのために苦渋の決断でキャリアを諦めました。
なので、その葛藤や苦しみをこれからの働きたい(働かないと生活できない)ママたちに味わってほしくない…って思います。
3人を次々出産し、孤育ての中で育児ノイローゼにまでなっていました。なので、「出産のとき上の子どうすればいいの?」「産後、上の子どうすればいいの?」「健診のとき上の子どうすればいいの?」「園の行事で下の子どうすればいいの?」という葛藤や不安も散々経験してきました。もうそんな不安を他のママたちに味わってほしくない…って思います。
ファミリーサポート制度を使って、小学校、学童、幼稚園、保育園などの及ばない隙間時間のパズルがうまくはまって、ママ・パパたちが安心して子育てなり仕事なりリフレッシュなりができるようになってくれると嬉しいし、それがパパママの笑顔、ひいては子どもたちの笑顔に繋がるのではないかな?って思います。
まだまだ支援会員さん足りていない現状なようなので…
「ファミリーサポート制度っていう近所のおばちゃん役割的な制度があるみたいよ」「何かできるかしら」ってちょっとでも興味を持っていただいて、周りの方に教えていただいて、一歩動いていただけると本当に嬉しい限りです