☆2012年の記事の再掲です。
自分を愛するためのガイドシリーズの途中ですが、
『春先のめまいの対処』をご質問で頂きましたので、差し挿ませて頂きます。
まずは、ご質問から
いつもブログを拝見させていただいています。
私事なのですが、このところの気温の乱高下のせいか、
自律神経のバランスが乱れてしまっているようです。
身体がふわっとした感覚や、動機、動揺感などがあります。
家にあるツボ押しの本を見て、自分なりに自律神経に働きかけるようにしていますが、
家でできる自律神経のバランスを整えるマッサージや運動など、
ありましたら、是非紹介していただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
私事なのですが、このところの気温の乱高下のせいか、
自律神経のバランスが乱れてしまっているようです。
身体がふわっとした感覚や、動機、動揺感などがあります。
家にあるツボ押しの本を見て、自分なりに自律神経に働きかけるようにしていますが、
家でできる自律神経のバランスを整えるマッサージや運動など、
ありましたら、是非紹介していただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
ご質問ありがとうございます。
アップを忘れそうになっていたところを、Remind頂き、ダブルでありがとうございます!
春先には、気温が上がってくるにつれ、身体も冬の身体から春の身体へと変化することから、『季節の変わり目』の症状がいろいろと出やすい時です。
また、入学入社、転勤など新しい環境でストレスを感じることも多くなってくる時期。
五行では、春は肝の季節
要注意の症状は『風』によるものです
風邪(ふうじゃ)の症状ですね。
風邪は、肝と関係が深いので筋や腱にも出やすく、陽の邪気なので上に上りやすいのも特徴です。
これが、のぼせやめまいとも関係してくるのですね。
頭痛・鼻づまりなどもやはり、上に上がる性質のためでしょう。
また、急性のリウマチ、神経痛なども風邪(ふうじゃ)の症状とされています。
さて、春先のめまいは、確かに多くは自律神経との関連が疑われます。
身体が気候や環境の変化について行かれないことが原因です。
しかし、めまいには、思わぬ病気が隠れていることがあります。
メニエール氏病が典型的ですが、このほかにも風邪(かぜ)のような症状の後に出る回転性のめまいはウィルス感染による前庭神経炎という病気が疑われます。
他にも、更年期症状、うつ病など、様々な疾患が隠れていることがありますので、長引く場合には、必ず医療機関を受診なさることをおススメ致します。
さて、では、ご自分でケアなさる際のツボ押しから
まずはめまいのためのツボ
天柱と風池は、あらゆるめまいとともに、自律神経を整えるのにも効果があります
同じくのぼせ、めまいを改善するツボ、崑崙
押せば命の泉湧く
その名の通り、身体が弱っているときには基本のツボ湧泉
自律神経を整えるツボとして代表的なのが
内関と神門
写真は手のひら側、番号では24番、16番ですね
環境が変わってストレスが加わっているのが原因と思われるのであれば
71番の太衝
頭のてっぺんの百会も効果的です
生活全般としては、
☆良く睡眠をとる
☆ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かり、一時間以内の体温が下がりきるまでのタイミングで入眠する
☆立ちくらみがあるようであれば、無理せず、脳を心臓と同じ高さになるように横になって休む
☆肩こり、首こりなど、身体の固さが原因になっていることもあるので、筋肉をほぐす、軽い運動をする
(神経痛などにもこの方法はおススメです)
かなり駆け足の力技ですが、T様如何でしょう?
【追記】
下半身の冷え、お腹の冷え(冷たいものの飲食など)もめまいに繋がることがあります。
暖かくなってくると、つい油断しがちですが、合わせてご注意頂きたいと思います。