チョココロネ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

最近『チョココロネの歌』と言うNHK・0655内で流れる歌に私と子供たちがはまっていて、誰かが口ずさめば他の誰かもつられたり、一緒にチョココロネを作ったりしています。

みなさんはチョココロネを食べる時、頭から派?おしりから派?

そもそもどちらが頭なのと言うチョココロネ論争。


ところでほとんどのパンは、好きな配合の生地があれば中身や形を変えて応用できますが、あまりそうも行かないのがコロネ。

他の形で作ると柔らかい配合のものでも、コロネ型に巻きつける際は生地の幅があまりないためふんわりとは仕上がらず、またあまりに膨らむ生地では形が崩れるため不向き。

それを踏まえて、生地の伸びや巻きやすさも考えつつ落ち着いたのがこの配合でした。

そしてチョコスプレッドは、パン以外にクレープやパンケーキ、焼き菓子などにも合わせやすいなめらかなタイプ。

濃厚さはあっても、卵やクリームを加えていないのでくどくありません。


チョコの他にも、卵サラダ、ポテトサラダ、きんぴら、カスタードクリーム、ホイップクリームなどなど、詰めるものによっておかずにもおやつにも。

食べやすい形は、天気が良い日のピクニックにもおすすめです。



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~材料~


 材料 円錐形コロネ型 8個分


 ☆パン

  強力粉 220g

  薄力粉 30g

  砂糖 20g

  塩 4g

  バター 30g

  イースト 2・5g

  水 110cc

  牛乳 20g

  卵 30g (1個から取り分け、残りを照り用に使用)


 ☆チョコスプレッド

  チョコレート 35g

  ココアパウダー 10g

  薄力粉 またはコーンスターチ 30g

  グラニュー糖 35g

  牛乳 300cc

  バター 10g



~下準備~

○卵は室温に戻しておく

○水と牛乳は合わせて30度程度に温めておく

○パンを焼く前か、発酵中にチョコスプレッドを作る



~パンの作り方~


①パン生地の粉類をさっと混ぜてから、水・牛乳・卵を入れ、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度)


②30度で目安30~40分程度、倍になるまで一次発酵させ、この間に型の表面にバターを塗って強力粉を叩いておく


③生地をガス抜きして8等分し、固く絞った布巾をかぶせてベンチタイム10~15分

 →ベンチタイム中に天板にオーブンシートを敷いておく


④手のひらや台の上で転がして約25〜40cm長さに伸ばしたら、型の先から2cm下の部分から巻き始め、巻き始めと巻き終わりは生地の下にもぐらせ、最後はつまんで閉じる

 →生地を巻く時に型の先を2cm程出して巻かないと、発酵途中で抜けることがある


⑤綴じ目を下にして、隣と間隔をあけてシートの上に並べ、全体に軽く霧吹きをしたら2倍になるまで30度で30分程度2次発酵


⑥表面に溶き卵を塗り、180度に予熱したオーブンで15分焼成


⑦手で触れる程度になれば型を回しながら外し、クリームは星型の口金をつけた絞り袋に入れて、食べる時に詰める



~チョコスプレッドの作り方~


①チョコレートは細かく刻み、薄力粉・ココアパウダー・砂糖と共にボウルに入れて混ぜておく

 →チョコチップなら細かく刻む手間いらず


②牛乳を小鍋で約50度になるまで加熱したら、ボウルの中に加えてチョコレートを溶かし、茶漉しなどで漉しながら鍋に戻し入れ、中火にかける


③焦げ付かないよう注意しながら、耐熱ゴムベラや泡だて器で絶えず底をなぞるように混ぜながら加熱し続け、粉に火が通ってとろみがついたらバターを溶かし混ぜて、バットに流し入れる


④表面にぴっちりとラップを貼り付け、ドライアイスなどを乗せて冷蔵庫でしっかりと冷やし、再度よく混ぜる

 →しっかりと冷えていると、つるんとラップが剥がれるのが目安