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カウンセリングサービスやなぎあこです。
『恋愛テクニック』金曜日「大人の恋愛術」執筆を、吉村ひろえ沼田みえ子とともに担当しております。

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あの人にとって私って、一体何なんだろう。

雑に扱われていると感じれば、思うこともありますよね。
誰しもが、よろこびであることを望みます。

存在の意味。

大切な人にとってよろこびだと感じられないとき、無意味さを覚えるならば。
意味とはすなわち、よろこびなのでしょう。

生きる意味はよろこび。
誰しもが、よろこびであることを望みます。

あの人の、生きる意味だったこと。
思い出せますか?

【相手を変えようとすると苦しい】

大人の恋愛、夫婦関係では内面が重要なことを実感される方もおられるかもしれません。

幼く、未熟だった頃は、外見や、コミュニケーション能力や、社会的な存在価値(いわゆる「スペック」)を重要視して、内面的な成熟には必然性を感じていなかったとしても、それなり経験を積むと、重要視していたことのプライオリティが揺らぎます。

外見が良くて、コミュニケーションも上手で、良い学校を出ていて、知名度の高い会社に勤め収入も高い。

が、誠実でなかったら?

不誠実でもいい、身を焦がすような恋をと、若いうちは耐えられたかも知れません。残念ながら、身体年齢もしっかり大人になってくると、どこかで「人生の終わり」が視野に入ってくるんですよね。私の感覚だと、30代に入るとどなたでも、予見的に感じておられるように感じます。親が老いを感じさせ始めるからかな、と考えています。

心の端っこで「人生の終わり」を見ながらの恋愛や夫婦関係では、無意味さが思ったよりもえぐってきます。刹那的に生きるのは体力があるからこそできることかもね…なんて思います。

あの人にとって私って、一体何なんだろう。

ふと感じた無意味さに、人生を考え直すことはとてもよくあるお話と思います。よろこびではない事実が、心の体力を削ります。わずかばかりの欲求が満たされるように感じる関係があっても、ぬくもりはすぐに消える事実に、目を瞑ることが出来なくなってきます。

どんなに外見がよかったり、コミュニケーション能力や、社会的な存在価値が高かったりしても、内面的な成熟がないと、全てご破算になることもあるはずです。運転免許を一発取り消しにする、重大違反のようなものでしょうか。

相手が不誠実なら多くの場合、相手を変えたくなります。もう少し平たくいうと、今起きている現実を、全て相手のせいにしたくなるわけです。え、問題の原因はあの人の不誠実さにありますよね? 変わるべきはあの人の方ですよね? などと言いたくなるかもしれませんね。

心理学って厳しさと優しさがセット商品になっていると私は思っています。

心理学的に考えると、選択を変えられるのは「自分の内面に対して」だけです。原理的に他人を変えることはできません。変わってほしいと頼むことはできますが、相手が同意しなければ変わることはありません。

それでも相手を変えようとすれば、コントロールという相手の心に対しての越権行為になります。コントロールをされた方は不愉快さを感じますので、表面は合わせてくれても同意はしていません。心の奥では反発をしています。

例えば、結婚したいと考えている人がいるけど、相手にはパートナーがいるとします。上手くいっていないのだというパートナーと精算をして、私と結婚して欲しいと思って伝えたとしても、Yesの答えが出て来ないのであれば、強制は出来ません。そのうちに、と返事をしてくれても、話が進展しなければ同意はしていないのです。

様々なそれらしい理由はつけるでしょうが、答えはNoなのです。既に出ている答えを変えて欲しくて泣いてみたり脅してみたりすれば、相手は強制を感じて、関係は悪化します。人は誰しも、強制されたくないですから、相手を変えることは基本的に出来ません。

余談ですがこういう局面では、なぜ私は結婚できない人を選んでいるのかな、とか、なぜ私はこの人を使って、結婚から遠ざかっているのかな、と問い直してみるとよろしいでしょう。

自分の内面に対して選択し直し、変化した結果によっては、影響を受けた相手が変化することはとてもよくあります。例えば、あなたが変化したことで、相手は尊重されるようになったと感じて、聞く耳を持ってくれるように変わった、なんてことはよくあります。

一方で、変わらないことももちろんあります。特に、相手もあなたにうんざりしている場合は厳しいでしょうね。して欲しいことをお願いすることはできますが、拒絶されることもあります。関係は、お互いが同意して初めて成り立ち、拒絶も尊重される必要がありますから、例えば不機嫌さや明らかな脅しなどで押し通そうとすると、相手を思い通りにしたい欲求がコントロールになって、関係が硬直したり、破綻に向かったりします。

選択を変えられるのは自分の心に対してだけ。誠実でない相手がどうなるかはわかりません。しかし、自分の心、つまり想いのレベルで愛を選択することができたなら、どういう表現形をとるかのコントロールはできませんが、愛が現実化します。

選択は誰に委ねることもできず、自分の心に対してしかできないけれど、愛を知り、愛を選ぶことが出来たら、必ず愛が現実化する事実が、心理学は厳しさと優しさがセット商品になっていると私が思う理由です。

【自分の課題として捉えられると早く終わる】

これまであの人のために、私はとても我慢をしてきた。なのになぜ私が変わらないといけないのか、と感じる方もおいででしょう。

私自身が、本当によくそう思っていたのです。特に両親に対して。

うちの親は父も母も、とても酷かった、私が不幸なのは親のせいだ。親にもっと財力があったら、親がまともな人たちだったら、私はこんなに苦しまなかった。親なんだから、改心して良い親になるべきだったのだ。なぜ私が変わらないといけないのか、と。

今の私が、昔の私にいう言葉があるとするなら。

「うーん、気持ちはわかるけども、それでもやっぱりあなたの人生だから、あなたが変わるしかないかな。親といえども、人を変えようとすると、ものすごく時間がかかるか、時間をかけても良い結果は得にくいんだよね。物事の見方を学んで愛を感じ、自分を変えた方が何倍も早く問題が終わるよ。」

親に対する文句や不満や攻撃は「子どものポジションでいたい私」の依存であり、執着です。親といえども別の人間ですから、どんなに酷い親であったとしても、して欲しくないことをしないでとお願いくらいはできても、人格を変えることはできません。

親のせいにせず自分の課題に直面することが必要ですが、文句や不満や攻撃が強い人ほど、親と心が強く癒着しています。つまり、親の感情世界の中を生きていて、自分の気持ちに気づきにくく、自分の意志では動けなくなっているのです。

そもそも子どもは、お父さんお母さんを助けようとして癒着をしますが、癒着が強いと、親と別人格だと自覚できず、自分の成長課題に直面する代わりに、親の問題を解決しようとしてしまうイメージですね。

心理的な成熟は、親のポジションを理解できるようになり、ひとりの大人として対等になれると成されます。同じ立場になって初めてわかったけど、あのときお父さんもお母さんもベストを尽くしてくれていたんだな、とか、与えられるものが何もないのは本当に苦しかっただろうな、とか思え、親を許せて葛藤が終わり、現実に起きていた、自分を顕すことや、幸せになること、成功することへの恐れが消えて、人生が好転してゆくわけです。

乗り越えられていない親との葛藤は、まず間違いなく恋愛、夫婦関係に現れます。パートナーシップに現れなくても、仕事での関係には露骨に現れます。他にも「身近な関係がない(関係からひきこもる)」ことも含めて、対人関係に現れてきます。

関係の問題は、親との間で解消されていない葛藤を乗り越えてゆく「補講」のようなもの、と言ってもいいでしょう。逃げてしまうこともできるけど、同時に天から与えられたチャンスと捉えることもできるわけですね。選択のし直しは、自分の心に対していつでも可能です。

例えば、父親が(攻撃性、ネグレクト含め)虐待的な人だったとしましょう。表面的には切り離していても、心の奥では「絶対に許さない」と思っていると、パートナーや身近な人を「絶対に許さない」と感じることが起こりやすいです。浮気だったり、借金問題だったり、色々と。

自分の心に対してしか、選択は変えられないことを知らないうちは、相手を変えたくなります。文句を言ったり、嫌味を言ったり、攻撃したり、無視したり。「私は傷ついていますよ、あなたのせいですからね。」というメッセージを、言外に送るわけですね。

別れる、離婚するなどして、関係を手放す選択をする人もいるでしょう。全く問題はありませんが、葛藤そのものが解決していなければ、次の相手や、別の身近な相手との間で出てきやすいです。先送りした形なので、解決した方が幸せになりやすいよ〜みたいな感じで、どこかしらのタイミングで問題が再浮上します。関係がうまく行き始めた段階で出てくることが多いですかね。

もし「どうやら自分が変わるしかなさそうだ」と観念して、成長課題に直面できたら、ちゃんと解決に向かいます。ひとりだと難しいことも多いので、誰かに援助してもらえると確実に終わらせてゆくことができます。プロカウンセラーのご利用もどうぞ検討されてくださいね。

しかし「いやいや、やっぱりあの人が悪い。私はあの人に散々傷つけられてきたし、我慢もしてきたのだから、あの人が変わるのが当然でしょ。」と「子どものポジションでいたい私」に執着すれば、いつまでも無意識のうちに自分の成長課題には向き合わないため、問題解決にはとても時間がかかり、幸せも遠ざかります。

同時に、自分の幸せを誰かに委ねる(代替させる)無意識の依存的な行動には一つ問題があるんですね。

依存心は、人の魅力を削ぎます。依存心が強ければ強いほど、重い人や、厚かましい人、図々しい人、口ばかりで何もしない人、信用できない人などなどの印象を周りに与えます。

よっぽど信頼関係があるか、教育を担ってくれている関係でなければ、指摘されることはありません。

直接的なダメ出しはしたくないのが普通です。多かれ少なかれ、相手の今を否定することになるので、罪悪感を覚えて気分が悪いからです。

多くの場合人は、黙って遠ざかったり、評価や査定を下げたりします。デートをしたくて連絡しても返事がないなら、それが返事だということと同じです。

傷ついてきたのも、我慢してきたのも事実でしょう。それでも、親を含め、自分の心以外の誰かや何かを変えることはできません。やはり、自分の心を変化させるしかありませんが、誰かを変えようとするよりもずっと早く、問題が終わることが一番のメリットでしょう。

辛いけど我慢して明るく振る舞うということか、と短絡したくなるかもしれません。しかし辛さは、言ってみれば、遠い昔に選んでしまった間違いや誤解から来ています。正しく理解するには、当時は幼く、視野も狭く、情報が少なすぎたと言ってもいいでしょう。

しかし、今ならできる、ということが問題として浮かび上がってきます。心理的プロセスとは本当に面白いもので、その人に乗り越える力がない時は、問題として表面化しません。準備が出来ると課題がやってくるとはよく言ったものです。

当時、あの人はなぜ辛かったのかを理解しようとし、間違いや誤解を解いて、正しく理解することで問題は終わり、感じ方が変わるので、現実世界も幸せに変わるのです。

親を理解し、場合によっては、親が葛藤していた親の親、つまり祖父母を理解して行こうと意欲を持つと、なぜ親があのように酷い親だったのか、そこにどんな苦しみがあったのかを理解できて、辛かっただろうなと共感でき、親を許せて葛藤が終わるのです。

【私のハートを破ってでも、あなたのハートに手を差し伸べたい、天と繋がってつないで開いていきたいと願うことができるでしょうか】

私は、父にも母にもとても怒っていました。父は家に寄りつかず頼れませんでしたし、母は感情的で恐ろしく、宗教には一生懸命でしたが、私には背を向けていました。攻撃性とネグレクトの両面で、虐待的だったわけですね。

他にも両親の「罪状」はたくさんあり、おかげで私は不幸だとずっと思っていました。随分と少なくなりましたが、今でも、幸せそうに子ども時代や青春時代を謳歌しているように「見える」人に胸が痛むこともあるので、まだ癒やしどころはあるのだなと思っています。

少し余談ですが、カウンセラーだからといって完璧に癒されているということはありません。人間が完璧な存在ではないのと同じ理由です。人を援助しても大丈夫なところまでトレーニングは詰みますし、自分を与えることで問題から抜けてゆくように心を成熟させて行きますが、自分の課題には、一生、愚直に向き合わないといけない職業かなと個人的には思います。

だからこそ、他人を変えることはできない、自分しか変えられないと痛感しますし、壁にぶち当たったり、うまくいかないと「どう自分が変われるか」を発想するように成長します。すると、だいぶハードモードの人生でも、なんとなく「親のせいじゃないなこれ」とわかってくるようになります。何かを学び取ろうとしている自分に気づくからです。

いつの時代でも人間は、間違うことなく生きることはできないのでしょう。学ぶからですよね。間違いは訂正すればいいだけですが、なかなかの難問で当代では訂正できず、次へ、その次へ、と繰り越すことも多そうです。人の根源をなす精神性や、生きる意味などという哲学的な問題だと、数世代かけて理解してゆく場合が多いかなと、最近は思っています。

しかしそれは、当事者である「今、生きている私」が、ご先祖さまの苦しみを終わらせて解放すると魂の約束をしているからだ、と捉えることが出来ます。

先日も、カウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスの特別Youtubeライブで、私の師匠である、平準司のさらに師匠、チャック・スペザーノ博士が言っていました。

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1970年代から私が学び続けてきたことの大元には、何か問題があるという時には、その下のさらにずっと過去に起きたことから今の問題がうまれているということがわかったんです。それは時々は先祖代々の問題であったりもしました。

30年ほど前に気づいたんですが、私たちは先祖代々のカルマを全部自由にしてあげるよって約束をして生まれてきたことが分かったんです。それからすぐにどういう風に彼らを解放すればいいかが分かったんです。
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この考え方は、心理学の隣接領域の人たちが同じ方向性で研究をされていることを最近知ったこともあり、割と大きな流れの主流になっていきそうだなと思っています。※1

父は、祖父を恨んでいましたが、祖父は小さなうちに養子に出されたものの、養父はおらず養母だけの家庭だったこともあり、「父親」を二重に喪った祖父が、父をうまく愛せない事情はなんとなく理解をしていました。良くも悪くもお手本がないわけですよね。

しかし、父は亡くなる少し前まで、祖父に対して愛して欲しかった旨の文句を言っており、葛藤が随分強いけど、父個人だけの問題なのかなあ…? と疑問に思っていたのも事実です。正直、職業的な興味というか探究心で、自分をだいぶマニアだなと感じて少し恥ずかしいのですが。

親が子どもをうまく愛せないとき、おおむね辛い事情が隠れています。そもそも人は愛したい生き物で、愛せないときに苦しみます。学校に入れてやりたいけど、お金がない。好きに食べさせてあげたいけど、仕事がない。そばにいてやりたいのに、遠く離れている。いろんな事情がありますが、どんな親でも、子どもが求めるように愛せないのは、苦しいのです。

あの人にとって私って、一体何なんだろう。
父が祖父に対して感じていた、自分自身の意味のなさは、ずっとどこかで心に引っかかっていました。

関係に対して、無意味さを感じるとき、自分が思っているよりもずっとずっと心の奥から、あなたを呼ぶ声を聴いているのかもしれません。

夜をゆく空。
北極星はどこに出ているでしょうか。

【あの人が、生きた意味】

親を許せば許すほど、幸せになって行けます。
権威との葛藤と言いますが、自分にとっての親のポジション、つまり権威との間に葛藤があり、関係がうまく行っていないと、自分を顕すことを恐れるために、見出されにくかったり、後押しを得にくく、行き詰まります。放置していると、全方向的に行き詰まり、抜け道を見失いやすくなります。

人は、親のポジションを引き受けられるほどに、成功してゆきますし、幸せになりやすいです。特に仕事は、心理的に父親との関係が現れてきやすく、父親に対して「子どものポジションでいたい私」の執着が強いほど(つまりお父さんに怒っていればいるほど)、魅力を失うので周りからの評価が下がり、会社員なら人事評価が悪くなるでしょうし、転職しようとしても評価されにくく、あまりうまくいきません。自由業なら仕事を得にくくなります。無意識に周りから避けられてしまうのですね。いわゆる「人望がない」状態です。

逆に、お父さんを許せれば許せるほど、自分を顕すことが怖くなくなり、また、後押しもされやすく、才能を思い切り表現できるため評価されやすく「売れっ子」になりやすいです。

特に、犠牲ではなく「本当に自分がやりたい仕事」をして生きていきたい人は、お父さんとの葛藤を解消することは、必須履修科目と言えます。どんなに才能があっても、自分を顕すことを恐れては見出されませんし、後押しが全くなければ、孤軍奮闘になり「本当に自分がやりたい仕事」でも、苦しくなってやめてしまいたくなるのです。

YOASOBI「群青」の歌詞には、好きなことをする、続けることの肯定とともに葛藤も散見されますが、乗り越えて自分を顕せていると感じられる前向きな内容で、背中で後押しを感じてられている印象があるな、なんて思っています。

お父さんとの関係は当然、恋愛、夫婦関係も深く関わっていて、男性ならパートナーに誠実に向き合えるようになりますし、女性なら「男性は私を愛してくれる」と心の底から思えるので、パートナーから大切にされます。

存在に意味を感じられるわけですね。

じゃあどうやって許せばいいの? と思いますよね。具体的には、お父さんを理解してゆくところから入ってゆきます。特に父の辛さ「子どもの望むように愛してあげられなかった苦しさ」が見えてくると、お父さんに対しての感情が変わり始めます。

日本に暮らす人々は母子癒着が強いと言われており、実際に、お母さんと心が癒着している人は男女問わずとても多いです。すると「お母さんの感じ方」を通じた見方に、どうしても偏ってしまうのですね。

「あの人は家に帰ってこなくて本当に役立たず」と母が思っていたように、私も母の見方を丸々コピーし、父を批判的に思っていましたが、癒着からは客観的な事実が見えません。母が毎日怒鳴るからこそ、父は家に帰りたくなかったのだ、と気づいたのは、カウンセリングを受け始めてからだいぶ後だったように思います。

当の私が、母に毎日怒鳴られて恐怖に震えていたにも関わらず、いえ、だからでしょうね、心は麻痺して怒鳴られるのが当たり前になっていて、父が感情的な母を避けていたとは気付けなかったのですから。

母が恐ろしかったのも、感情的な母が嫌で父が帰って来ないのも事実ではありました。しかし父が家に寄り付かなかったのは、他にもっと根源的な理由があるはずとも感じていました。父の行動の理由が、感情的な母だけでは「何かが足りない」と感じていたのです。

父は最晩年までずっと、祖父の文句を言っており、祖父への強い執着を感じ取っていました。なんとなくですが、父も祖父も、お互いに決定的な誤解があるように思っていたのです。

この誤解が解けると、私が家系から引き継いだ問題が一つ終わり、権威との葛藤が大きく癒やされるだろうと思い、ルーツを理解するために、戸籍謄本を取り家系図を作り始めたのが、数年前でした。

私の大病もあり※2、途中、何度か中断しつつ戸籍を揃えましたが、ふと思い立ち、祖父に関しては、軍歴証明書※3を取ることにしたのは、つい最近のことです。個人的には、家系図が出来ればいいと思っていましたが、私にとって祖父は、同居していた時期があり、それなりエピソードがあるにも関わらずあまりにも空白すぎて、それはそれで妙だと感じていたのです。

あえて言葉にするならば。語られていないことが、あまりにも多すぎた。
いや、語りたくもないことばかりが、かなしみの海に、深く沈んでいたように思います。

ひと月ほどかかり、手元にやってきた資料は完全ではありませんでしたが、祖父が戦時中、どういう仕事をしていたかわかりました。

記憶では祖父は捕鯨船の船乗りで、家に船の油絵も飾ってあったため、船名も覚えていましたが、戦後の時間だけが、語られたのでしょう。資料にあった船の名を、私は知りませんでした。

戦中は、陸軍に徴用され軍属となった病院船の機関長をしていました。

厚生労働省社会・援護局から送られてきたいくつかの書類には、ただの記録だったとしても、今の私よりずっと若いおじいちゃんが目の前にいるように感じられ、涙が次から次へと溢れてきました。

不思議なことになぜか私は人生を通じて医療と縁が深く、プロカウンセラーに昇格する頃まで働いていた国立大学での勤務先すら、教育学部ではなく、医学部を選んだのもなぜか腑に落ち、いつの間にか声をあげて泣いていました。

あの人が、生きた証。
あの人が、生きた意味。

【いのちがつながる、意味】

戦時中、祖父一家が広島に暮らしたのは知っていましたが、場所もはっきりしました。宇品(うじな)という軍施設が多かった町です。当時、広島市内には陸軍病院がいくつかあり、宇品にも分院があり、病院船が揚陸した患者が運ばれたのでしょう。

父には、姉がふたり、兄がひとり、戦後生まれの弟がひとりいます。
父は昭和17年生まれです。

祖父が運航していた徴用船の航海記録を見ると、ほとんど家にいられなかったようですが、父が生まれたあとほんの数日、船は宇品に帰港しています。しかしすぐにまた船上の人です。

私がカウンセリングを受け始めた30代半ば、両親の別居に際し、私は父に嫌われて捨てられたと誤解していました。しかし父と再会したことで、愛されていたと自己概念が変わりました。

父から何度か手紙をもらううちに、気づきました。両親は別れたけど、父が私を忘れたことなど、一度もなかったことに。

船上の祖父が、生まれたばかりの子を忘れたことなど、一度もなかったはずです。遠く想うばかりで触れ得ぬ我が子の恋しさよ。

そればかりか。

宇品から、大阪、門司、基隆(台湾)、西貢(香港)、秦皇島(中国・河北省)、ラバウル、マニラ、パラオ、エレベンタ(ソロモン諸島)、パレンバン(インドネシア)、サイパン、セブ…。祖父の寄港地には激戦地も含まれます。衛生班の乗船記録がない昭和18年夏以降は、軍需物資の輸送船となったと考えられます。

終戦のおよそ一年前、昭和19年夏、船は海南島(南シナ海北部・中国・海南省)南の沖合で、荒天のために沈没しています。機関長であった祖父がどうやって助かり、どうやって終戦を迎え、日本に帰ってきたのかはまだわかりません。

広島に原爆が落とされる数ヶ月前、伯母が「おかあちゃん、私は死ぬなら故郷で死にたい」と言ったために、祖母は家族とともに広島から離れ、出身地の静岡西部に戻ったようです。伯母の言葉からは、どこに居ても死が間近にあった時代だとわかります。

国立資料センターのデータベースを閲覧すると、病院船でどんな患者を運んだかの記録があります。少なからず精神病者がいる。発狂したのでしょう。船で亡くなっている人もいます。

終戦後、祖母が地元の小さな駅近くを歩いていたところ「向こうから汚い兵隊さんがくるやあ」と思ったら、祖父だったという話は、父から聞いたように思います。祖母のユーモラスな話し方が想起されて可笑しく感じましたが、当初祖父とわからなかった祖母の様子からは、もう、祖父は帰らないと思っていたのではないかと感じられます。

人の全てを損なう、戦争の無意味さ。

祖国で待つ妻と子どもたちは、祖父の「生きる意味」だったはずです。赤ちゃんではない子たちが「おとうちゃん」と呼ぶ声は、祖父の「生きる意味」だったはずです。宇品に置いてきた生まれたばかりの子を、忘れることなどあるでしょうか。船上で見上げる星に「あの子」を想うこともあったのではないでしょうか。

夜をゆく空。
北極星はどこに出ている。

祖父の帰還には、人の一生が無意味であっていいものかという強固な意志を私は感じます。

届いた祖父の記録に涙がぼろぼろと溢れて仕方がなかったのは、あのときは苦しかった、戦争が辛かったと、許し合う父と祖父が泣き崩れているように感じたからかも知れません。人は愛したい生き物で、うまく愛せないときに苦しむ。権威との葛藤という名の、ずーっと終わらなかった苦しみが、ようやく終わるように感じました。

思い出しました。
私がまだ赤ちゃんの写真で、祖父が私に微笑んでいたこと。祖父はこうやって子どもたちに微笑み、愛していたであろうこと。

辛いとき苦しいときに感じられる応援を、父や祖父が私を呼ぶ声に聴こえるように。
北極星がいつも、目指すべき場所を指したように。

あなたは、誰かの「生きる意味」。
夜空に輝く、北極星。

私もまた、ご先祖さまの苦しみを終わらせて解放すると魂の約束をしているひとりなのでしょう。最大の闇の下には、最大の贈り物が隠れています。受け取って前に進み、幸せになる。

あの人が、生きた意味。
いのちがつながる、意味。

終戦後、祖父と祖母が再会した場所近くの小さな駅ーーー当時の国鉄「新居町(あらいまち)」駅で、夫の父方祖父が駅員さんをしていたことを知るのは、ずっとずっと後になってから、戦争が終わって70年近く経ってからです。

《参考資料》

厚生労働省社会・援護局『旧陸軍関係資料』

※個人資料のため詳細は伏します。

戸田S.源五郎『大日本帝國海軍 特設艦船DATA BASE』「北辰丸の船歴」http://www.tokusetsukansen.jpn.org/J/A405/A405_007.htm(参照日:2024年5月9日)

上記HP内「凡例」によれば、陸軍船の部、船歴については「陸軍徴傭船舶行動調書」を底本のひとつとされており、『昭和館デジタルアーカイブ 昭和館収蔵資料データベース』「TOP>図書の検索結果>陸軍徴傭船舶行動調書」https://search.showakan.go.jp/search/book/detail.php?material_cord=000000124 にて同文書の所蔵が確認できる。厚生労働省社会・援護局から送付された資料の一つは、同文書において筆者祖父が運航していた時期の抜粋と見られる。

国立公文書館 アジア歴史資料センター『防衛省防衛研究所>陸軍省大日記>陸亜機密・陸亜密・陸亜普大日記>陸亜密大日記>陸亜密大日記昭和17年 「陸亜密大日記 第7号 3/3」>「還送患者輸送実施の件」https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F2006090106173106904&ID=M2006090106173206920&REFCODE=C01000101900(参照日:2024年5月9日)

国立公文書館 アジア歴史資料センター『防衛省防衛研究所>陸軍省大日記>陸亜機密・陸亜密・陸亜普大日記>陸亜密大日記>陸亜密大日記昭和17年 「陸亜密大日記 第7号 2/3」>「還送患者輸送実施の件」https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F2006090106205109438&ID=M2006090106205509491&REFCODE=C01000283000(参照日:2024年5月9日)

Ayase/YOASOBI『YOASOBI「群青」Official Music Video』https://www.youtube.com/watch?v=Y4nEEZwckuU(参照日:2024年5月9日)

神戸メンタルサービス【毎日6時・18時更新】『【平準司のGWスペシャルLIVE】※本編は15:20~※ チャック・スペザーノ博士の単独レクチャーもあるよ!chuck spezzano(24/05/02)第37回ライブ』https://www.youtube.com/watch?v=Yz9S_CpAW_A(参照日:2024年5月9日)

天音らん『Facebook』https://www.facebook.com/ranaki.amaneran/posts/pfbid027BTEaD7EU7zXxcVexe6djQYxpjTe1XYEqfvSAHxQE4CaRt26ZYbKDxN8oPqUfMFMl

海上保安庁X @JCG_koho『午後3:37 2021年11月9日』https://twitter.com/JCG_koho/status/1457960394601865222

《参考文献》

佐久間琴子(2019)『孫たちへ 病院船・マニラ第十二陸軍病院勤務の記録』 Kindle版


渡辺宗貴(2019)『わたしの家系図物語(ヒストリエ) ―調べてカンタン! すごいご先祖がわかる 』 時事通信社

《筆者注》

※1 アメブロ『恋愛テクニック』2024年3月24日掲載「父のポケットは空っぽで、与えられるものが何もなかっただけ」https://ameblo.jp/love-counseling/entry-12846184481.html 巻末記載の参考文献、北村毅(2022)「戦争の批判的家族誌を書くー家族のヴァルネラビリティをめぐるオートエスノグラフィ」に、戦争2世、3世の世代が、戦争世代の痛みを理解し、内的に統合される軌跡が著されています。被害者/加害者の二項対立にとどまらず、さらに高い意識にアウフヘーベンした視点は、心を癒すことを仕事にする者にとっては、大変共感を覚えるものです。

※2 2020年3月7日、重症ギランバレー症候群との診断を受け緊急入院、病院と障害者施設で9ヶ月ほど治療とリハビリに取り組むが身体麻痺は残存し、自費リハビリ施設に通いながら回復を目指しています。カウンセリングサービスは1年半ほど休会しました。

※3 軍歴証明書について知りたい方は下記をご覧ください。
厚生労働省『ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 他分野の取り組み > 戦没者遺族等への援護 >』「旧陸海軍から引き継がれた資料の写し等の申請について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000093051.html

 

みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。  

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

「なんかモヤモヤするんです…」ってこと、ありませんか?

 

カウンセリングでも、「なんかうまく言葉にできないんですけれども、なんか最近モヤモヤするんですよ…」という話はたくさんお伺いします。

 

このモヤモヤ、いったいどういう状態なのでしょうか?

◆あなたの心のなかにいるモヤモヤさん
 

モヤモヤというのは、自分が感じている感情が言語化されるまえの“とりあえずの名前”みたいなもの。よくわからないので、とりあえず“モヤモヤさん”という名前で呼ぶしかない感情です。

 

カウンセリングだと、「そのモヤモヤさんは、きっとあなたに何かを気がついてほしがっているんですよ」なんて話になることがあります。

 

お話を伺いしながらひも解いていくと、その多くは、「じつは何かに怒っていたんじゃない?」という話に行きつくことが多いのです。

 

この場合の怒りは大きな怒りではなく、“ちょっとムカッ”としたという感じの怒りである場合が多いようです。我慢しようと思えば、なんとか我慢できるという怒りです。

 

つまりは、その場では我慢してしまった怒りの種火が残っていて、いまだにくすぶり続けているということです。その煙がモヤモヤ~と漂っているという感じでしょうか?

 

その煙がモヤモヤ~っと心の部屋のなかに漂っているのだとしたら、そりゃ煙たいじゃないですか!!


怒りも感情のひとつなので気がついてあげないと、抑え込むことにエネルギーを使うようになります。抑え込むことにエネルギーを使うようになると、心が疲れやすくなるんです。そう、心だって疲れるんですよ。

◆モヤモヤさん、じつは怒っているのかも? 

 

“怒りは感情のふたである”心理学ではとてもよくいわれることです。怒りの下には、私達が感じたくない感情が隠されているともいわれています。

 

たとえば、彼とケンカをしたとき、感じている感情が悲しみだったとき、その悲しみが大きければ大きいほど、無意識に悲しみの感情をさけて、そのかわりに怒ってしまうことがあります。

 

彼とケンカして、「彼に嫌われたらどうしよう」と悲しくなっているのに、態度では「もういい!別れる!!」なんてかわいくない態度で怒ってしまうこと、ありますよね?

 

悲しみを感じるのが嫌なので、怒りでごまかすような感じでしょうかね。そう考えると、怒りは感じたくない感情の鎮痛剤のような役目を果たすのでしょう。一時的な痛み止めのようなものですね。でも、その痛みがなくなったわけではない、というところがポイントでしょうか。

 

怒りを消化するためには、怒りの下に隠れている感情を見つけてあげることが大切です。その多くは、「わかってもらえない」「大切にされていない」「さみしい」「困っている」「不安を感じている」「助けてほしい」「誰かに頼りたい」「ひとりで心細い」というような感情たちです。

 

「私、こんなことを感じていたんだ…」と、ちょっとだけ泣きたくなるような感情であることが多いかもしれません。でも、あなたに見つけてもらいたがっている感情たちなのです。

 

◆モヤモヤさんに「名前」をつけてあげよう

話を最初に戻します。モヤモヤは感じている感情が言語化される前の“とりあえずの名前”みたいなものだと書きました。よくわからないのでとりあえず、“もやもやさん”という名前で呼ぶしかないのだと。

 

でも、モヤモヤさんには、本当の名前がちゃんとあるんです。“誰かに頼りたいさん”とか、“ひとりで心細いよさん”とか、“本当はさみしいんだよさん”とか。

 

み~んな、あなたに気がついてほしくて、あなたの心のドアをノックしにやってきている、“迷子の子供”のような存在です。

 

その存在に気がついてあげられたら、今度は話を聞いてあげたり、味方をしてあげたり、一緒に怒ってあげたりしてあげられそうですね。だいぶ、お待たせしたのでは??


まぁ、そういう私も、けっこうなモヤモヤ星人だったのです。「あれ?本当は怒っていたんじゃないの?」と3日も経ってから気がつくようなタイプでした。

 

怒ってはいけないという抑圧が強いタイプの人は、怒りに気がつくまでに数日の時間差があったりもするのです。すると、もって行き場のない感情だけが、モヤモヤとしてくすぶり続けているのです。

 

でも、「モヤモヤさんは何か自分の本心に気がついてほしくてやってきているのだ」と知ってから、怒りという感情を無視しなくなったのです。

 

私はもともと怒りの沸点が高いので怒らないタイプではあるのですが、「ちょっとそれはないんじゃないの」というときは、ちゃんと「こうしてほしいんですけれど」と伝えられるようになりましたよ。

 

皆さんのモヤモヤさんにもちゃんと“感情の名前”があるのです。名前で呼んであげてくださいね!

モヤモヤ話は大歓迎!よかったらカウンセリングもご利用くださいね。

 

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大野愛子のプロフィール&ブログ 

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カウンセリングサービス清水三季央(しみずみきお)です。長かったGWも終わりましたね。皆さんはいかがお過ごしでしたか?今回はリラックスをテーマにしました。
 

  リラックスしたいのにトラブル!?

日常が忙しい時こそ、休暇や旅行や少しの時間のカフェなど、リラックスしたいはずのに、なぜかトラブルが起こってしまうということはないでしょうか?

例えば、リラックスして旅行を楽しみたいのにスケジュールを詰めすぎてむしろ疲れてしまう。友人やパートナー、家族と一緒なら、さらにケンカになってしまう。カフェでの数分のリラックスタイムでも自分が、または誰かが飲み物をこぼしてしまう、休暇がおわる頃にようやくリラックスできそうになるけれど時間が足りないなどです。


今回はこのような問題についてお伝えしたいと思います。

 

  なぜなの?

先程の例のようなこと、なぜなのでしょう?スケジューリングやコミュニケーションのミスや不注意が理由だといえばそうですが、心のあり方に着目すると多くの理由のうちの1つとして、心が忙しい状態になってしまっていて、リラックスした状態へ変化することに慣れていないからと捉えることができます。

忙しい状態からリラックスした状態に変化することに心が慣れていないと、無意識的にトラブルのような忙しくなるような出来事をつくってしまって、自分を忙しい状態のままにしてしまうことがあるようなのです。


 

  どうしたらいいの?

休暇がおわり、日常のライフスタイルに戻っている方も多いと思います。日常の中でも区切りをつけてリラックスして過ごす休憩時間をつくることで、心が忙しい状態からリラックスした状態へ変化するレッスンになります。もちろんリラックスできてリフレッシュにもなります。

 

リモートワークや副業、家事など、自分でのスケジュールで活動することが多いと、むしろリラックスして休憩時間をとることを忘れてしまうことがありますが、あえて意識してみることで、心が忙しい状態からリラックスした状態へ変化することに慣れるため、せっかくリラックスできる時間にトラブルにということも防ぎやすくなりますのでお勧めします。

 

  おわりに

おわりまでお読みいただきありがとうございました。5分の休憩からでもよいのでチャレンジしてみると何か変化があるかもしれません。私のカウンセリングでは忙しさに慣れ切ってしまった心の状態をセラピーを使ってリラックスモードへ変えていくこともしています。ご興味がある方は試してみてくださいね。

 

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