ママさんのご報告
『先週来ていただいた後、母乳の量は明らかに増えたと思います。
子どもがごくごくと飲んでいる時間が長くなりました。
特につまりを取ってもらった右側が増えた感じで、左よりも出るようになりました。
ミルクの量と授乳回数についてはアドバイスいただいた通りで続けています。』
母乳ケアをさせていただいたのは、赤ちゃんが生後5週間の頃でした。
ミルクの量をどうしていったらいいか、又、しこりがある部分も気になるとの事でご予約をいただきました
確かに右側に乳管の詰まりがあったので、身体の傾きなど確認しながら乳房マッサージをさせていただきました。
身体の左右のバランスを整えてから行うと詰まりも取れやすくなったりするのです
母乳が溜まっている部分を出せたら、また次の分の母乳を産生してくれるので
詰まりが気になる場合は早めにケアをするのが一番ですね
ちなみに詰まりがあると、赤ちゃんも飲まなくなってしまったりするんですよね
なかなか強く吸ってくれなかったり、含ませようとするとギャーっと泣いたりして嫌がったりするのです
マッサージの後は、授乳の様子も見させていただきます
乳輪まで深く含む事ができているか確認をさせていただきます
乳輪まで含む事が必要な理由はこちらにも書いてあります
溜まっていた母乳をしっかりと出し、授乳の様子を確認し、
アドバイスさせていただいたのは、ミルクも減らしてみて、もう少し授乳回数を増やしてみましょうという事でしたこの回数や間隔についてもご本人さんと相談してできるだけ無理のないような形で決めていきます
その翌週市の赤ちゃん訪問で体重測定があり、ミルクを減らしても体重は増えていたというご報告をいただきました
母乳もゴクゴクと飲んでくれるようになり、体重も増えていて良かったです
赤ちゃんの体重も、良く生後1ヶ月までは1日30g増えるのが理想的だとか言われたりするのですが、みんなに当てはまる訳ではなく
また、生後1ヶ月を過ぎても、1日に何g増えなきゃいけない、、など決まったものはありません。
母子手帳に載っている成長発育曲線も、必ず真ん中を辿らなければならないものではないのです
その子その子で、増え方は違うもの
母乳を作るホルモンであるプロラクチンについてはこちらにも書いてあるのですが
母乳分泌が心配な場合、遅くても生後1ヶ月ごろまでにご相談いただくと、巻き返しやすいです
もちろん、その時の体調なども関係してくるので、全身の様子も見ながら支援させていただきます
なので、母乳量に心配がある場合は、できるだけ早めにぜひご相談ください