山城・別当城跡登る | 源行近のブログ

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台風が接近しつつある山陰地方、明日は尼子十旗顕彰会の初会合です。

山陰中央新報 2021年9月14日記事

【邑南】島根県邑南町和田に残る山城・別当城跡(標高437メートル)について学ぶイベントが13日にあり、高原小学校児童18人が山登りを楽しみながら、地元の歴史に触れた。
別当城は地域で勢力を伸ばしつつあった出羽氏(いずわ)に対抗し、和田氏が鎌倉時代に築いたとされる山城。1558年に毛利軍と尼子軍が戦ったとされる出羽合戦で、尼子軍が陣を敷いたとされる。
児童は山の麓に住む農業、和田さんから出羽合戦時には「現在の町の人口の半分くらいもの兵が集まって3ヵ月も戦った」と説明を聞いた後、急斜面の山道を息を切らしながら40分ほどかけて山頂に登った。山頂では出羽合参加戦国武将をイメージキャラクターを包装材にあしらい、邑南町産の南高梅を使ったら梅大福「たのはらぼーる」を味わい、地域に思いをはせた。
高原小5年日高くんは「別当城に登ったのは初めてだった。きつかったけど楽しかった」と話した。イベントは地元の歴史や文化を子供たちに知ってもらう取り組を行う「高原のかたり草を読みとく会」が企画した。(糸賀純也)

各地で山城が注目され、それを保存していこうという動きがあります。山城ブームが来ていますが、一時的な整備ではすぐに自然にかえってしまいますので、子供たちに伝えて継続的に残していく事が大切でしょう。