おんなたちでつながり、子どもたちに未来を手わたす集い 報告1 | 舞鶴ピースプロジェクト

舞鶴ピースプロジェクト

大地に生きる舞鶴岡田中の百姓仲間が集まって   
「舞鶴ピースプロジェクト」がはじまりました

去る11月24日は、女川町支援にお集まりいただき、ありがとうございました



総勢約15人の母親たちで、ワイワイと黒焼き玄米を作りました(^-^)/


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[作業の流れ]

七輪に炭火を起こし、土鍋に籾付きのお米を入れて右回転で空煎りしていきます(はぜさせないように火力は弱めに)

二時間から三時間かけてお米の水分を飛ばし、フィニッシュは火勢を増し、黒煙にいぶされながら必死にかき回します

粘り気が出て、完全に炭化して黒焼き玄米の出来上がりです


※注意 黒焼き玄米に使用する籾つき玄米は、かならず無農薬のものをお使いください。農薬米ですと、発がん性物質に変わってしまうそうです^^;



野草料理家であり、綾部市で自然食品などを取り扱う粒々屋五彩を経営されている宮園なおみさんに、作り方の指導と黒焼き玄米の効能などお話いただきました(舞鈴~maile~ さんの日記にまとめられていたので、一部引用させていただきます)


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・籾殻付き玄米の黒焼きは、陽性の炭素と珪素が多く、体内では血液にカルシウムイオンが増えて、体温を上げ、骨の再生もする元素なので貧血、冷え症、低体温の人は体がポカポカ温まります。




・血液や細胞に活力を与え消化器系もよみがえるので、重症の人も食欲中枢を刺激されて食べ物の要求をするといわれています。


・菌やウイルスの感染を防いだり、毒素や老廃物も排泄し熱の殺菌効果もある為、日頃から常に飲んでいると良いでしょう。

 
・しかし、肉食を多くとっている人とか、陽性の熱病の人は陽と陽がはじき合って、受け付けないので吐く事があります。 かといってまったく心配はありません。


・放射能は体を冷やす極陰性なので、自然治癒力が働く温める陽性の黒焼き玄米は被爆予防になる




「黒焼き玄米茶の作り方」
1、1カップの黒焼きし対して、水10カップを煮出します。
  沸騰したら弱火にして2cm程、下がるまで煮詰めます。
2、煮出したお茶をザルでこして、別の器に入れておきます(一番煎じ)
3、再度、黒焼き玄米を2~3カップの水で10分程、に詰めます(二番煎じ)
4、一番煎じと二番煎じを足すと飲みころの良い濃さになります。お茶の濃さは、  お好みで調整してお飲みください。

「煮出しガラのご使用法」
フライパンで乾煎りして、塩や、梅酢などでからめて、すり鉢で すり潰したものをフリカケなどにして食べると美味しいです。畑などに撒くと、酸性雨で酸化した土をアルカリに戻し、土壌を再生し植物の活性化に繋がります。



(文責 今井



以下↓ 舞鶴市民新聞に掲載された記事です

舞鶴ピースプロジェクト-もみ付き玄米の黒焼きを作る女性たち
つながり 子供の未来守ろう

 被災の女川町支援 キャンプ村開く岩下さんに協力


女たちでつながり、子供たちの未来を守ろうと、市内や近隣の女性たちがグループを結成し、二十四日、西方寺のふれあい会館で、東日本大震災の被災者への支援物資として、籾付き玄米の黒焼きづくりなどをした。宮城県女川(おながわ)町で支援に取り組む篠山市の岩下八司さんから活動を聞き、手作りした物資を託した。

 西方寺に住む今井さんが呼びかけ、小さな子供を持つ近隣の女性たちを中心に活動をスタート。「ままこも会」(仮称)と名付け、第一弾として被災者への支援物資を作って届けることにした。

 支援物資に選んだのは、籾付き玄米の黒焼きと炒り玄米。体を温め、体内の毒素などを吸着して排出するのに効果を持つとされる。煎じてお茶になどにする。綾部市在住の野草料理家の宮園なおみさんを講師に招き、約十人の女性たちが七輪で炭火を燃やし、持ち寄った玄米などを土鍋に入れ約二時間かけかき混ぜた。

 午後から岩下さんの活動報告会を開催。岩下さんは妻とともに二十五年以上、バングラデシュの教育支援活動をする。震災後、行政や団体の手が届きにくい女川町で、個人ボランティアのテント村を五月に開設した。

住民一人一人から要望を聞き取り、重機が入らない離島で仲間とともに手作業によるガレキ撤去、仮設住宅の改修、ネット上で支援物資の呼びかけ、心のケアを行い、住民から「もう大丈夫」と言われるまで支援を続けたいと語った。受け取った支援物資を携え、十二月四日に女川町へ向かう。

今井さんは「今後も定期的に女川町の支援活動のほか、食養の料理教室なども開いていければ」と話している。防寒対策として女川町に送る毛布(新品、もしくはきれいなもの)の提供を呼びかけている。

(記事と写真 舞鶴市民新聞社http://www.maipress.co.jp より転載)