〝みなさん、産後にケアが必要って
知ってますか？〟
これはお子様のケアではなく、
お母さんのケアのことです。
約10ヶ月間、
段々大きくなっていくお腹の重みを支え、
そして出産を終えたカラダは
皆さんの想像以上に
ダメージを受けているんです。
そのダメージの重さは
交通事故にあって全身打撲を受けたくらい
とか
全治８ヵ月の骨折したのと同じくらい
だと例えられます。
全身打撲や骨折。
普通なら入院して治療が必要。
それほどのダメージがあるのに
ほとんどのお母さんは
自分のケアをしないまま
２４時間ノンストップで始まる育児に
翻弄されながら
お世話をしないと死んでしまう
小さな小さな命を守るために
必死に頑張っているでしょう。
なぜこんなにダメージを負っているのに
ケアしないのか。
その事をお母さんに教えてくれるところが
どこにもないからです。
産後のことって
授乳、おむつ替えの仕方。
肌のお手入れ、沐浴方法。
予防接種。定期検診。育児相談。
どれも赤ちゃんのための情報やケアばかりで
お母さんのことってほとんどないんです。
産院も行政機関も
どこも教えてくれない。
日本がまだまだ産後ケアの
必要性の認知度が低い。
ここに問題があります。
産後、こんな経験ありませんか？？
ココロが前向きになれず、やる気が出ない幸せなはずなのに、なぜか泣けてくるいつまでこの生活が続くんだろう？と不安になることがある孤独感や社会からの疎外感がある旦那さんとの関わりが上手く持てなくなった育児を心から楽しめないちょっとしたことにもイライラする寝不足なのになかなか寝付けない体力が落ちて元気がでない、体調を崩しやすくなったここにあげたのは、
私が産後に感じていたことばかりです。
そしてきっと
出産を終えた多くのお母さんが
同じようなことを感じているはず。
そう、心配しないで。
あなただけじゃないんです。
こういったことが起こるのは
決して自分の性格の問題ではないんです。
産後に
このような状況になることには
きちんと理由があります。
妊娠期～出産に始まり、
慣れない育児。
赤ちゃんと過ごすことの緊張感や
昼夜関係ない授乳、おむつ替え。
・ホルモンバランス
・自律神経
産後はこの二つが大きく乱れる時期。
そこに加え、
・妊娠期からの体力・筋力低下
・関節や靭帯を柔らかくするリラキシンの分泌
これらがあなたのココロとカラダに
様々な影響を及ぼします。
■カラダに起こりうる影響
・尿漏れ
・股関節痛
・恥骨痛
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・下腹にお肉がどんどんつく
・第二子、第三子不妊
・重い生理痛
・便秘
■ココロに起こりうる影響
・イライラ怒りっぽい
・やる気が起きない
・わけもなく泣けてくる
・子どもが可愛いと思えない
・なかなか寝付けない
・孤独感や疎外感
・すべてに不安を感じる
・自信喪失
まだまだ上げきれないほどあります。
ここできちんとケアしないで
無理をし続けると
育児ノイローゼや産後うつ。
夫婦関係が急激に冷めていく
産後クライシス。
など社会問題へ発展することも。
まさか、自分が！と思いますか？
でもこれらは誰でもなりうる可能性が
あるんです。
約一年。
産後指導士としてたくさんのお母さんと
出会ってきましたが
まだまだ産後ケアを知らないお母さんが
多いこと。
そして、
多くのお母さんが何かしら
不調を抱えているのに
そこまで重要視していないこと。
これをとても感じます。
今は不調があっても若さで
カバーできているかもしれない。
だけど、何十年後。
更年期に入った時に
影響が出ることもあります。
だから
産後にケアが必要なんです。
人は
何か大きな症状が出ないと
なかなか行動できないものです。
産後のダメージも、
全身打撲や骨折ほどだと言っても
きっと多くの人は実感がないでしょう。
だから
まぁいっか。
私はまだ大丈夫。
そう思いがちです。
だけど、ちょっと
自分のカラダとココロに
目を向けてみてあげてください。
もしかしたら
何かサインが出ているかも。
・産後のココロとカラダに起きる
変化や原因を知ること。
・知った上で自分でケアしていくこと。
・自分と向き合う時間。
ここさえできたら、
心にもゆとりが持てるようになる。
育児ももっともっと楽しくなる。
母としての人生をより豊かに
｢あなたらしく｣
子育ては
｢孤育て｣になっちゃいけない。
お母さんが生き生きと
心から笑顔で過ごせること。
ここが何より大切なこと。
産後トータルケアクラスには
そんな内容がギュッと詰まってます。
だから私は出産を経験された
すべてのお母さんに届けたい。
このクラスをオススメすると
受講を迷われる方もいます。
迷う気持ちももちろん分かります。
時間もお金もかかることです。
ましてや、小さなお子様と一緒の外出。
不安もたくさんあると思います。
だけど本当は迷うまでもない。
すべてのお母さんに受けてほしい、
受ける必要があるクラスなんです。
私が所属する
一般社団法人体力メンテナンス協会は
この産後トータルケアクラスを
公費で受けられるようにしたい。
皆がその想い一つで活動しています。
お母さんの負担なく受けられるように。
出産したら産後ケア。
これが当たり前の世の中を目指して。
そのために
一人でも多くのお母さんに
このクラスの存在を知ってもらいたいし、
受けてもらいたい。
わたしの産後ケアへの想いです。
