藁灰蒟蒻作り前半戦 | 島ぐらし ときどき 革しごと

島ぐらし ときどき 革しごと

京都から広島県大崎上島に移住。
のんびり島ぐらしを楽しみながら、手縫いの革かばんを作っています。

雨予報。
降るまで畑しごと。

小豆がほぼ枯れたから倒します。
毎日ちょこちょこ収穫、脱穀してこれだけ。


これで最後。

自由時間の仕事。
日照りで水やりなし、葉をほとんど落としてからの奇跡の復活、
思ったほど採れへんかったけど、この種はスーパーど根性☆


大豆はあと少し。

三尺豆はまだ乾いてへんのが大量にぶら下がってます(笑)

だいぶたまりました。

最後の唐辛子


まだ頑張ってるピーマン

夏の日照りのあいだ実をつけんかったぶん、遅くまでつけてるんかな。
水やりで怠けさせることなく、しっかり自分で根を深く伸ばしたからこそ。

ジャガイモ、ニンジン、ゴボウ、空豆、玉ねぎも順調。

白菜も大根も、もう食べれんこともない

大根も。

菜ものはかいては食べてます。


エンダイブ、赤レタスもわさわさ。


燕麦ピコピコ♪



キャベツは今年もまかへん。
んん!?

巻くのか!?

君はリラックスしすぎとちやう?

これはこれで可愛いけど、1枚ずつの葉っぱは恐ろしく固いんだな(笑)

 

豆のティピ風支柱に紐をはったり、オクラを倒したり。
人参や大根、ルッコラを間引いたり。

 

秋っぽい畑になりました。


ただいま、野菜リッチ☆


次の畑仕事は、アピオス、山芋、菊芋、落花生の収穫☆

 

その次は、ヤーコン、ウコン、里芋の収穫じゃ~

 


ポツポツ降ってきたので、中しごとへ。
今日こそは蒟蒻作り!

芽が伸びてよろしくないのはわかっていながら、
2日に分けて、がっつり時間が取れる日と
失敗してもへこたれん精神力がそろうのを待ってたら
だいぶ伸びてしまいました…

3つある蒟蒻芋は、どれも1キロ前後。

参考にする本によると
芋1キロ+灰汁4リットル=こぶし大の蒟蒻30個!

3つの合計は3350gやから…
うっそ~蒟蒻100個分っ(≧∇≦)!

蒟蒻三昧(爆)

沸騰させんように茹でる温度が大事みたい。
大量のお湯を薪でコントロールする自信はな~い。

芋半分の500gを使って15個作ることに。

薬剤でなく灰汁で固めたい。
貴重な黒米の藁がどれくらいあるか計ってみよ~

500g。

本によると
藁700g+水6~7リットル=よいアルカリ度の灰汁

5リットルの灰汁しか取れんな…
芋3個には到底、足りんけど
灰汁は保存がきくらしいから、取り合えず全部、灰汁にしておこう。

燃やしたての藁灰をすぐお湯につけたいので、5リットル沸かしておきます。

沸騰を保たんでいいから気楽。
なにせ薪、火が消えたらおこすんに時間がかかります(笑)

すぐに藁を燃やします。

白いさらさらの灰にせんよう、全体を素早く燃やして黒い状態でとめる(すぐお湯に入れる)。

よし。

まだ赤くチラチラしてるまま急いでお湯に。

そうっと静めます。

引っ掻きまわすと灰汁が濁ってしまうんだそう。

10分置いてから、ザルで濾します。

 

黒い藁の入ったざるをほかのボールの上に置き換えて、また濾します。

 

藁がフィルターになってくれるというけど…

透明になるまで繰り返すというけど…

何回やっても、ならへんのやけどー(ToT)

これを見るに、藁が粉々になりすぎたんやないかな。

藁の原型をとどめるくらいでお湯に入れたかった。

外で燃やして台所まで、熱い入れもんを持って、走ると燃えてる藁灰が飛んで危ないから…とモタモタ(笑)

火消し壷みたいに空気を遮断して燃えるんを止めてしまったほうが良かったなぁ。

やってしまったもんは仕方ない。
くよくよするまに、前に進むことに力を注ぐべしっ。

藁灰はフィルターになるはずが、注ぐほど濁るから(爆)サラシ2枚重ねで濾してみる。

く~ろ~いまま~(笑)

うちでは使うことがないコーヒーフィルターはどうかな…

結構、く~ろい~( ̄◇ ̄*)

何度かフィルターを変えて、結局こんな感じ。

黒いぜっ(爆)

こうならなあかん。

これ以上細かい目のもんが思い付かへんから、もう濾しようがな~い。
やれるだけやった、これで良しとする(笑)

洗濯に使う灰汁は、燃え尽きた灰をお湯に入れて上澄みをとるだけやから
簡単に考えてたけど、これは難しかった!


ドタバタしてるとこに大げんちゃんが来はって
「透明になるとは思えんな」
「大丈夫。明日、蒟蒻持ってくから待っててっ」
「その前向きさは病気やで」

( ̄◇ ̄*)

とりあえず、切り替えなくちゃ。
自由時間に2人に癒されてほっこり。

さらに食べて切り替える。
簡単に酒粕グラタン。

簡単にすますはずが、大げんちゃんがのおかげで野菜がいろいろ食べれました!!

枇杷酒をがぶがぶ。


よっしゃ~切り替わった。
やるでぇ~

夜ごはんのあと、蒟蒻を灰汁の中ですりおろして「のり」を作るとこまでやっておきます。
1晩おきたいんだな。


普通は茹でてから、すりおろさはるけど、この本では、生のまま灰汁の中ですりおろさはる。

火を1回しか通さんでいいんが薪節約でありがたいなと(笑)

大きな破片が入るとそこがピリリ嫌な刺激になるから、丁寧にすりおろします。


わらびもちみたいに重くなるんかと思ったら、意外に軽くて拍子抜け。

もしかして失敗してるから!?(爆)

懸念①灰汁のアルカリ度が低すぎたり高すぎると固まらへん。
懸念②ちゃんと濾せてへんから、灰っぽすぎる味がせんか?
懸念③「芽が出た芋は固まりにくいから使わないように」と書いてある。

そんなん言うても、3つとも掘ったときから芽が出てたんやけどーっ!?

きっと大丈ー夫( ̄▽ ̄)b

みんなに絶品蒟蒻を食べてもらうでぇ~(`∀´)
うぉ~

必死のパッチな1日やった。
疲れたー!

革しごともして、スマホカバーを仕上げましたが長くなったのでまた明日。

Hさま、お待たせしております。
明日、アップして連絡させていただきます(^-^)

 

 


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