医学部合格にセンター9割のウソとホント | 元3浪の医学部生による受験生のためのブログ。(現在は医師)

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3浪を経てやっとの思いで医学部に入り、2016年に医師になりました。受験生にとって医学部合格のために有益な情報を提供できればなと思います!このブログを元に書いた本、
「現役女子医大生が教えます!諦めないで!医学部合格の極テクニック」全国の書店で発売中です(^^)

こんにちは(^O^)

医師国家試験まであと30日を切りました。

バイトの大学受験指導も今日から国試終了まではお休みにさせてもらい、
代わりに後輩の元教え子の子に代講を頼んできました。

今日はセンター前最後の指導ということもあり、
普通の指導にプラスしてセンター前の心構えをアドバイスしてきました。


☆残り1週間で暗記物は詰めこんでおくこと

☆今日から本番までは寝る前に「センター本番の様子をイメージトレーニング」して、もしもの時(解けない問題があった時どうするか等)の対策を頭の中でしておくこと

☆本番当日は、「いい点取りたい!」気持ちよりも「ミスをしない!」ことを重視すること!
→本番当日は今更欲張ってもいいことないので、「ミスさえせずに実力を出せれば大丈夫!」という気持ちで落ち着くことが、いい結果に繋がります。


などがアドバイスした主な内容です。



また、これはセンター終わってからの内容になるかもしれませんが、

「医学部合格にはセンター9割いる」

と良く言われていますが、その真偽についてです。


結果から言いますと、
「その年による!」
「受験する大学による!」

と私は思います。


根拠として、
年度毎のセンター試験の平均点の推移を示しているHP↓↓↓

大学入試センター試験平均点推移 | 受験の月
http://examist.jp/centersiken-heikinten/


{F5EB8E83-6D0B-45DE-BFC6-E2633FB28068:01}

{09AA4483-4BCA-4003-8992-D541AEC0FEA4:01}

(2015年の分はLinkから飛んでください。
リンクフリーということなので貼らせて頂いています。)


から分かる様に年によっては
9教科の平均点が50点も違うんですね!!


私が受験したのは2010年で、表からも分かるようにとても難しかった年でした。
その2年後は50点平均点上がってます(゚O゚)


つまりこのようにセンターが難しかった年度では、センター9割なんてなくても国立医学部合格は普通だったわけです。(但し受験校による)

実際に私の周りは8割ちょうどらへんで国立医学部合格の友人が何人かいます。


ですが、その2年前の2008年はセンター9割あっても前期後期ともに国立医学部不合格だった友人もいました。(これもまた受験校によるし2次試験がどうかによるので、それだけで一概にはいえませんが。)


上記の友人の例は1部の話ですが、

確実に言えることとしては
同じ%でも、2008年と2010年はセンター判定が全く違ったということです。



つまり、どこでもいいから国立医学部に受かりたい!という人は、

「センターの難易度関係なく9割必要」
ではなく、
「相対的に上位に喰い込めれば大丈夫」

という気持ちでいいと思います。


9割、9割!

とか思ってると、本番でむずかしーい問題が出たときに焦ってパニックになる可能性があるので、


そういう気持ちよりも、

焦らず
時間を区切って
ミスをせず



力をだせるよう頑張って見てくださいd(ゝω・´○)



なんとか踏ん張って2日間を乗り越えれば、

結果が悪かった と思ってても、

「センターリサーチの判定は思ってたより良かった!」

ってことあるので(^-^)(まさに私がそうでした)




確かに9割必要な人もいるし、年度によっては8割で合格する人もいます。




最後まで希望を捨てずに!!
諦めずに!!
fightです!!