平尾雅子 Masako Hirao のブログ
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春の勉強会

先週末、聖グレゴリオの家で、コーリ・スペッツァーティcori spezzati 体験の勉強会を行いました。
G.GabrieliをはじめGuamiやViadanaの8声(4声×2), 12声(6声×2, 4声×3) の作品を、聖堂の上下、左右に分かれて配置したガンバ・グループとリコーダー・グループが演奏しました。響き豊かな空間でのステレオ効果はなかなか圧巻で、オルガンが入ったのも荘厳さが加わって良かったです。
皆さん離れた場所による時差に最初は戸惑いつつ、中央の指揮の手を見てくださ〜い、に次第に慣れて、最後は聴いている人達には一つにまとまって聴こえ、17世紀初め頃のヴェネツィアの立体的サウンドの醍醐味を味わうことができました。

でもさすがに翌日はドッと疲れが… 喉も枯れてる…
と思ったら、朝採れたてのでっかいタケノコが届きました!わぁ〜〜、でも今やらねば、と孤軍奮闘。タケノコパスタ、炊き込みご飯もわりと美味しく出来たけど、あぁ、くたびれた!😭


ガンバ6台×2の12声や、ガンバ4台×2にリコーダーコンソートを加えた12声など、日ごろできない大きなアンサンブルは、大変だったけどとても楽しいひとときでした。





うちのそばの八幡山公園のでっかいたけのこ、お向かいさんが先週に引き続きまた届けてくださいました😊


     4月22日記

2人目の孫が生まれました


息子のところに男の子が生まれました!
実は3月6日に生まれたのですが、ブログに書くのが1ヶ月以上遅れたのには事情がありました。
約1ヶ月の早産で、その上消化器系に障害が見つかり、即手術することになったのです。もう本当に心配で、気が気ではありませんでした。でも無事成功し、この分なら後に残ることはないとのこと、順調に育っているようです。まだ病院にいるので会えないのですが、本当に待ち遠しいです。

やっとブログに書く余裕も出てきて書いています。それにしても今の医療はすごいです!
本当にありがたいことです!!!
お姉ちゃんとは11歳違い。2人の1人っ子👦!

先日のブログにも書いたように、3月は辛いこともあって、体調も良くなくて、孫のことが何よりも心配で、重い日々が続きました。

少しずつ、前向き🌸🌸🌸   



4月10日記

久しぶりの投稿

この1ヶ月いろんなことがあって、久しぶりの投稿になりました。


家族ぐるみで親しくさせていただいき、父のプラモデル友達、父の肖像画も描いて下さった画家のOさんが、脳の病気で半年の昏睡状態の末ご逝去され、告別式に参列しました。享年60歳。気丈に笑顔を浮かべてお話くださった奥様がけなげで涙が止まりませんでした。


その後は風邪を引き、体が重くネガティブ思考になり落ち込んだり、咳が止まらなかったりで、結構しんどい毎日でした。

ようやく日常の生活に戻りつつあります。


今日は近くの八幡山公園に母を連れてお花見に行きました。ほぼ満開でやはり桜は本当に美しい!母の写真を撮るのを忘れましたが、とっても喜んでくれて私も嬉しかったです。息子たちも来て、彼らは桜の下でバーガーを食べていました。


八幡山公園の桜 

こんなに大きいのにソメイヨシノらしい


こちらは、早渕川の桜

ソメイヨシノより少し濃いめです








今年は遅めの開花ですが、昔は今頃でしたね。

やはり入学式には桜がふさわしいと思います!


    4月6日記



 バッハ 受難オラトリオ山梨&東京公演終了

ピカンダーの台本、グリヒトリク氏復元のバッハ受難オラトリオ、山梨&東京公演(3月2,3日)が終わりました。
グリヒトリクA.Grychtolikさんは、学者で音楽以外の知識も豊富でありつつ、チェンバロのコンティヌオにも長け、リハーサルは時間の制約に苦労しながらでしたが、キメの細かいとても充実したものでした。
未だに最後のアルトのアリア、Es ist vollbracht   Nun kann ich sterben …… Welt gute Nacht!  (成し遂げられた 今や死ぬことができる……この世よ さようなら!)が頭の中でずっと鳴っています。(BWV159のバスのアリアが使われています)
なんという安らかな音楽…

聖心女子大学聖堂 3月3日


八ヶ岳やまびこホール(ゲネプロ)


やまびこホールのちかくからの風景

視力が良くなりそうでした!


グリヒトリクさんと

ほとんど息子と同世代!


     3月5日記

春来たる横浜

気温の変化に戸惑うこの頃ですが、うちのそばの八幡山公演の早咲きの桜が今年も満開です!河津桜の仲間?


なのに、梅はというと、どうしたのか例年より花があまり付いていません…


昨日はすごい風でしたが、今日は暖かく、は〜るがき〜た〜 横浜です(^^)







  2月27日記



バッハ 受難オラトリオ グリヒトリク版

バッハの若き研究者グリヒトリク氏により復元、補完された「受難オラトリオ」が、昨年のドイツ初演に続き、日本(山梨と東京)で披露されます。
チラシのように、山梨は3月2日(土)八ヶ岳やまびこホールで15:00開演。東京は3月3日(日)聖心女子大学宮代ホールで15:00から講演、その後聖堂で演奏です。


ピカンダーの台本(1725年出版)の歌詞に、今日よく知られた受難曲や様々なカンタータのアリアが、(異なる編成で!)ピタリとはまっていて、なんと新鮮!イエスはより人間的に表され、あの名アリアもイエスが…!グリヒトリク氏の、バッハのパロディ手法への造詣の深さと天才的閃きに驚愕です!!


ガンバソロが第2部の冒頭にあるのですが、惨めな姿になっているイエスの様子を嘆く、シオンの独白のアリアで、カンタータ13番のテノールのアリア(オーボエ・ダ・カッチャのオブリガート付き)をソプラノ歌手が歌い、ガンバのオブリガートになっています。酷い仕打ちを受けるイエスの様子をガンバが描写しているように感じられ、グリヒトリク氏がよくもこの歌詞にこの音楽をあてがうことを考えつき、マタイの「甘き十字架」と同じガンバをオブリガートの楽器に選んだものだと感心しています。

聖堂でのリハーサルは、カイロ必須、体は寒さに耐えた2日間でしたが、きめ細やかで充実した内容に、みんなの心はポカポカに…

東京公演にお越し下さる方は、学内の宮代ホールでのグリヒトリク氏による講演のあと移動して、聖堂で演奏をお聴きいただくことになります。100分くらいなので、念のため膝掛けなどあるといいかもしれません。
どうぞお楽しみに!

お席の余裕はもう少しあるようです。



  2月25日記

道で転倒!

4日前に道で歩きながらマスクの裏表を確認していたら、縁石で躓いて転倒してしまいました。まず膝を突き、左腕を打って、肋骨に響きました。

その時は痛みは大したことなく、夜お客さんがあるのでそのまま買い物をして帰宅しました。


ところが次の日、膝も腕も肋骨も痛い!

それでも恵方巻きの準備をして、汁物、鰯の丸干しを焼いて、息子たちと一緒に節分のお食事をいただきました。恵方巻きは料理上手の息子があっという間に巻いてくれて助かりました。


3日目の昨日、膝や腕はほぼ痛くなくなったのに、肋骨だけは痛みが悪化!特にくしゃみや咳をするとめちゃくちゃ痛くて、ちょうど雪でコンソートの集まりがキャンセルになったので、医者に行き、レントゲンを撮ってもらいました。

幸い骨は折れていなかったので、やれやれ!

ただ、打撲しているので、全治1週間、しばらくはゆっくりしているように言われました。(コルセットをしているようにと言われましたが、胸が辛くてやってられない……) 

楽器を弾くのは問題ないのですが、ケースに入れて運ぶのがきつそうです。

昨日は横浜も雪がすごくて、滑ってこれ以上転んだりしないよう、帰り道は慎重に慎重に歩いて帰りました。

それにしても、今月演奏会なくて良かったです!


いやはや幾つになってもおっちょこちょいの私!汗


 2月6日記



井上玲リコーダーリサイタル

おととい、京都の青山記念館、バロックザールで、井上玲さんのリコーダーリサイタルがあり、通奏低音を弾かせていただきました。


玲くんは、灘高から東大を経て藝大大学院で音楽学を学び、3年前のテレマンコンクール受賞者に輝いた超有望格。日本の古楽界で、留学経験のない国際コンクール受賞者は初めてだと思います。

今は母校の中高の音楽の先生をしながらの音楽活動にも関わらず、東奔西走、大活躍中です。

彼が小学生の頃、山岡が福岡の講習会に行くたびに、すごい子がいるんだよ、また大阪からレッスン受けに来た、と言っていましたが、その後東大へ行ったと聞いて、プロにならないのかとがっかりしていました。ところが、数年前にレッスンに来始めて、次の年見事2位に入賞! 1教えたら10理解する優秀な生徒だったそうです。


そんな彼のリサイタルのプログラムは、テレマン2曲以外、リコーダー奏者の妻にとっても6曲が新曲という新鮮で挑戦的なものでした。

本人は緊張したというけれど、とても落ち着いて持ち味を存分に発揮した演奏でした。

上尾直毅さんとのコンビは久しぶりでしたが、相変わらずの博学ぶりと冗談で、リハーサルも楽しかったです。笑


まだ弱冠26歳、担任を持ちながらの音楽活動はどんなにか体力的に大変かと思いますが、強い探究心とやる気が彼を動かしているのでしょう。上尾くんも私もこの若者を支援すべく、なが〜いコンサートでしたが頑張りました。汗


その日は京都のガンバ奏者吉田一美さんのお宅に泊めていただき、時を忘れておしゃべり、翌朝はMさんのレッスンと、芦屋から頼田麗さんも到着して、4人でコンソートをしました。バードの美しさにしばし浸ることができました。

吉田さんの美味しい手料理をいただいた後、今度演奏させてもらうかもしれないアイガットサロンを見学、そして前から行きたかったポルトガル菓子のお店へ。カステラの原型パオデローに舌鼓を打ち、リスボンで感動した懐かしのナタ(エッグタルト)をお土産に買いました。とっても楽しい1日でした!


   1月30日記







最後のサンマルティーニヘ長調で使った平尾重治製アルトリコーダー(ステンズビー.jr)


前半のサンマルティーニで使った平尾清治製4度フルートb管(ブレッサン)






3人でポルトガル菓子をいただきました👍


孫娘11歳

週末、孫娘の11歳の誕生日パーティーをしました。


メニューは、デーツのクリームチーズ胡桃のせ、鯵のカルパッチョ、白ソーセージとレスティ、鯛のアクアパッツァ、サニーレタスとミニトマトとバジルのサラダ、それに自家製ショートケーキ。

鯵と鯛は、息子達が熱海で釣ってきたお魚でした!アクアパッツァは南イタリア、レスティはスイスのジャガイモ料理ですが、ちょうど家に揃ったもので作れるのが家庭でのパーティーの良さです。

ケーキは孫娘が生クリームの左官屋さん、ちょうどいただいたとっておきの大きくて甘〜いイチゴがあったので、上半分をドンドンと乗せ、下半分を細かく切って散りばめました。バラの花は、これもたまたまいただいたTulip Rose のクッキー、これを真ん中に乗せて、出来上がり。

どれも本当に美味しくて大満足でした。


今回は4年ぶりでしょうか、母も呼ぶことができて、みんな満面の笑み、私も本当に嬉しかったです。

孫娘も4月には6年生、早いものです!


写真はアクアパッツァとケーキしか撮らなかったので、これだけです。






    1月17日記


新年会 宍戸さんを囲んで

昨日はスイスから帰国中の友人宍戸俊子さんマティアスさんご夫婦を囲んで新年会でした。中村栄一 洋子夫妻、小出重幸 恵子夫妻、そしてうち2人で総勢8人。

みんなで中村家に持ち寄ったお節にフグ料理に舌鼓を打ち、時を忘れておしゃべりしました。

同世代の友達だけあって共通の話題も多く、とても楽しかったです。




  1月5日記


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