発表会演目紹介㉓ 菖蒲浴衣 | 群馬の日舞・三味線教室 松景久若お稽古ブログ

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こんにちは高崎市で日舞とお三味線のお教室をしております、松景流の松景久若でございます。

いよいよ明日となり、発表会前の最後の確認をしてまいりました

あとは、皆さんが練習の成果を十分発揮できるよう、サポートさせていただきます
踊る人にも、観る方にも楽しんでいただける一日になりますよう、精一杯務めさせていただきます


【プログラム23   長唄  菖蒲浴衣】

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安政のころ、芳沢あやめという俳優好みの浴衣の売り出しのための宣伝としてつくられたとも言われているそうで(現代では違うという話も…?)、初夏を思わせる言葉や、呉服、染物に関する言葉などが並べられた、とても華やかな一曲です

五月雨や 傘につけたる小人形
晋子が吟も まのあたり

己が換名を市中の 

四方の諸君へ売りひろむ

拙き業を身に重き


「菖蒲浴衣」は、家元の思い出の一曲と聞いたことがあり、そんな曲を最近男役ばかりの私が踊れると不安ではありますが、せっかくの機会をいただいたので、頑張らねば

明日、会場にて皆様のお越しをお待ちしております


関係ないですが、発表会のとき、お化粧のために浴衣をきるのですが、私の浴衣は先生が作ってくれた「あやめ柄」。
あれ?「菖蒲浴衣」じゃーん
と、気づいた今日でした

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