人に求められるという事。
売れっ子になる、とかそうゆう意味ではなくて、
他の人が自分をどのように見ているかという事
を少し考えました。
例えば、自分が何かおちょっこちょいをして、
人から『マヌケだなぁ』と言われたり、
変なことをして笑われたりします。
以前は『本当は違うのに』とか『しっかりしないと』と思っていましたが、
最近は『そうゆう風に見えるなら、マヌケな役が出来る、人は私を見て"マヌケな私"を求めているんだ』と思うようになりました。
私が芝居を初めて間もない頃、
船戸慎士さんに「人から言われた事を受け入れると、視野が広がり、出来る事が多くなるよ」
井俣太良さんには「もくだ(本名)はそのままで良いんだよ」
と言われた事が、今になり少し分かったような気がします。
自分ではなかなか見れない、
他の人が見つけてくれた自分のもうひとつの顔。
ひとが何を求めているかをほんのわずか知れた事で、
それまでよりも楽しく人前に立つことが出来るようになった…そんな気がします。
こんな事を書きながら芝居はやっぱり下手くそですが、
作品を楽しんで頂けるような、
作品の中で"求められている自分"を知れるようになりたいです。
１２月の公演サンタクロース・ドットコムで、
劇団員は２パターンの役を演じます。
つまり、作品の中で求められる事が、まったく違うのです。
いつも１つの役でもひーひー言っているのに(笑)
また、客演さんたちも相手が違うので、同じくひーひーでしょう！！
俳優、演出、製作がひーひー言いながも、お客さんには楽しんで頂きたい一心です。
是非劇場に遊びにきてください！
http://www.qublic.net/santa2014/
追記：いや、実際マヌケなんですがね！！