分子標的薬にネクサバールがあるくらい。
抗がん剤は、原発に特化して決まりますね。
だから、その種類はイーッパイあります。
でも、肝臓原発には無い。
シスプラチンを高濃度でカテーテルを使った動注療法はありますが、全身には効かない。濃度が下がると効かないんです。
元が肝細胞なので毒物の代謝能が高いから。
でもさ、考えてみるとさ。
癌をアポトーシスに導くとかさ、血管の新生を阻害するとかさ。増殖を止めるとかさ。
あの手この手で癌の邪魔をする薬ばっかりだよね。
リンパ球を増やすとかさ、元気にするとかさ、そう言う薬って聞かないね。
漢方とかサプリではあるんだけどね。
即効性ないし。
白血球を増やす薬はあるけど、感染を防ぐ意味で増えるのは好中球ばかりだし。
ニボルマブだっけ?免疫抑制の解除がやっと出かけてるんだけど。
なんでないんだろうね。
試験管では、IL2の刺激でリンパ球増やせるんだよね。NKだって増やせるし。
樹状細胞も増やせるんでしょ。
これを、体内でできないのは何故?
そう言う薬や治療が無いのは何故?
西洋医学のフィロソフィーの問題?
将棋でもなんでもさ、ディフェンスとオフェンスのバランス考えるよね。
チェスだって同じじゃん。
ワクチンってどうして廃れちゃったんでしょうね。
やっぱりあれかな?多様性のある患者を統計の名の下に一括りでかたずけてしまう事が問題の根底にあるからじゃないのかな。
どうなんだろう。