運動会回顧録 | ガンちゃんお手柔らかに。

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sesaaブログ 癌ちゃん一緒に生きていこうを引越しさせました。
肝臓ガンステージ4との共存を計り試行錯誤の日常と妻や社会への感謝を綴ったものです。

時間は2週間さかのぼります。
その日は娘の小学校最後の運動会でした。
何とか見たいと思い昼前に会場に到着。
無事見ることができました。

お昼ごはんを娘も交えて食べてる時に娘がポツリと
「多分抜かれへんとおもうわ」

娘の小学校は半過疎化しており各学年一クラス平均です。
したがって、競技は全員参加。
午後の種目のリレーでの話です。
4チームで競争するのですが、娘はその第三走者。
同じ第三走者4人のなかで、どうやら2番目の走力らしいのです。

父として、リレーはチーム戦だから抜けなくていいから少しでもさを詰めて、少しでも早く次の走者につなぎなさい。
全力で走ればそれで良いとアドバイスしました。

さて、リレー開始です。
娘のチームは2番手でバトンを受け取りました。
トップはやはり、娘が自分より早いと思ってる男の子です。

ところが、バトンをもらった直後に娘はその子に一瞬迫っていきました。
いけるんじゃないかな?
と思ったのもつかの間、何故か娘のスピードがダウン。
トップとの差を詰めることもなく次走者へバトンでした。

競技終了後
娘に、抜けたんじゃないか?ってきいたら
「ぬけたねぇ、でもなんか、あきらめてたからスピードあわせちゃった」
(´・ω・`)

私「あかんやないか、お前がもう少し詰めてたらチーム優勝できたやん」
「チームプレーってそういう事やろ」
( 一一)

義母は小学生に何言ってんねんっていってましたがね。(*^-^*)

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此処からは、私の心の中の声です。

お前いったいお父さんの2年間の闘いの何をみとったんじゃ。
お前の好きなスポ根漫画や学園ドラマはすべてそーやろ。
あきらめたら、そこで終わり。
あきらめなければ、可能性は1%でものこるんじぁ。

( `ー´)ノ
私が、人生の最後に教えてやりたいこと。
どうしても、これだけは教えておかねばいけない事。
お前、まだわかってないな。

まだまだ、頑張って生きなあかんな。

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さあて、次はどう戦うかな、まだ終わるわけには行かないみたいだし。
戦略を練らなきゃ。