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ホリスティックセラピー みちあかり
セラピストのつぶやき&お知らせ

今年の初めに、『日本ホリスティック医学協会 認定療法士』として認定して頂きまして、昨夜は第一回ケース検討会がzoom開催されました。




様々な分野の医師やセラピストが参加されていて、それぞれの抱える問題や知識、見解などを話し合い、視野が広がる有意義な時間でした😊

ホリスティックな医療の実現には、やはり同志との繋がりが大事。
全国的な大きなコミュニティでの交流だけではなく、専門外の部分を安心してお任せ出来る、地域でのチーム医療実現の為に、中部支部でもこのようなケース検討会や、交流会を開催したいと思いました🌱

ご一緒して頂きました皆さま、ありがとうございました🌸
これからが楽しみです♬
このシリーズも最終となりましたが、今日はホリスティック医学の定義その⑤について、私なりの解釈を書いてみたいと思います🌱

◉病の深い意味に気づき自己実現をめざす

・病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのでなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充足感のある自己実現をたえずめざしていく。


🌸心が病む。体が病む。
病は『あなた本来の生き方から離れている』という、心身からのメッセージです🌸

これは私がホームページに書いている言葉です。
病は何かの罰や、無意味なことではなく、『気付き』と『経験』の為に訪れるのだと思います。
それは患者本人のみにではなく、関わりあった全ての人たちに対してです。
道ですれ違った姿に目が止まった。
電車で席を譲った。
それだけと思うような関わりの中にさえ、気持ちを向けてみたら、きっと何かあるのだと思います。

ホームページの言葉にあるように、本来の生き方から離れている。不調和があることを、「からだ」が教えてくれているのかも知れません。

その不調和は自分だけの中にあるのではなく、周りとの関係や環境、社会の状況、地球・宇宙の一部としての存在としての中にあるのかも知れませんが、日々ただ忙しく、または刺激なく平和に暮らす中で、なかなか目を向ける事はない部分でしょう。

病が自分の身に現れたら、無関心に無視することは難しい。
命に関わるような病、生活に支障がある病であれば、尚更そうでしょう。
何故?そう考える方が殆どです。

そして、病や命と向き合うことで初めて、本当の思いや幸せに気付く方々が沢山います。
不自由から、自由や感謝に気付く方々も、発想と可能性を広げる方々もいます。
その結果、その後の命の長さに関係なく、心がより豊かに自由になり、命が輝き出す方々を沢山みてきました✨
その輝きは、知らず知らずのうちに、他の命や存在全てに影響を与えています。

生・老・病・死・苦は、全て命があるからこその経験です。
魂の世界からみたら、全てに良い・悪いはありません🌈
ただ、どのような経験として受け取るかは、自ら選択する事が出来ます。
命に宿してきたものである『宿命』を、命のある時間でどこへ運ぶかが『運命』です。

皆さんはこの人生をどのような経験にしたいですか?
病がその身に現れていなくても、命が輝く人生について考えてみませんか?

ホリスティック医学は『命が輝く医療』であり、「からだ」も社会も環境も地球も全てを繋ぐ、調和の糸口だと私は思っています🪷

ホリスティック医学の定義に関する投稿は、1月に3回、3月に2回書いていまして、ホームページとFacebookにも転記していますので、宜しければ読んでみて下さい☺️


「からだ」は全ての繋がりの中にある🌏💫


治療と養生をバランス良く取り入れ、調和を取り戻す🍀


泥の中から芽を出し、大輪の花を咲かせるような人生も🪷

蝶のように自由に空を舞う人生も素晴らしい🦋


私たちの命の営みは、全てに繋がっている🌈✨


この子たちが暮らす未来の世界が、より豊かで平和な世界でありますように🙏

ホリスティック医療は、世界を救う糸口です🌈✨


いやはや…

1月に書き始めたホリスティック医学の定義について。

いつものように、何故か急に投げ出す気分屋さんしてました🤣

随分と経ってしまいましたが、今日は続きのその④について、私なりの解釈を書いてみたいと思います🖋


ホリスティック医学協会の定義④

◉様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う

・西洋医学の利点を生かしながら中国医学やインド医学など各国の伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、手技療法、運動療法などの各種代替療法を総合的、体系的に選択・統合し、最も適切な治療を行う。


ホリスティック医学に対し、何故だか自然療法を推進し、西洋医学を否定していると勘違いをされている方がよくいらっしゃいますが、『様々な治療法』の中には西洋医学も、その他の伝統医療も、セラピーや療法も含まれていて、その中から選択・統合し、最も適切な治療を行うとされています。


ここでとても難しいのは、その『最も適切』な選択です。

私はよく、『治療』と『養生』を分けて考えることを、まずお話しします。


図を見て頂くとわかりやすいと思いますが、標準治療と言われる『西洋医学』は、『死なせないために発展した医療』だと私は考えます。

最も直接的で、素早く効果が見られる治療法ではありますが、起こっている症状に対する対処が主であり、外傷や感染症には強いですが、慢性疾患等の根本解決は難しいです。

その1に書いた、『不調和の現れ』である症状に対し、強い力をかけて、無理に辻褄を合わせるのですから、何処かに歪みが残ります。(副作用など)


それに対し、ピラミッド型に裾広がりで表現した『養生』の部分は、調和を取り戻し、『命を養う』ことをサポートします。

下に行くほど重要な土台ですが、急に変えることは難しく、直接的で素早い効果を期待するものとは違います。

ですが、命が養われていない=生命エネルギーがない状態で、不調和なまま対処的治療を受け続けても、良い結果は出づらいですし、治療で受けた歪みは蓄積して行きます。


だからこそ、『治療』と『養生』を分けて考えた方がわかりやすく、バランス良く選択しやすいんです。


ガンの症例で説明するとわかりやすいので、例え話をしてみます。


⚫︎進行が早く、転移した状態のガンの患者さんだとしたら。

まず『命を失わない為』の標準治療での、直接的な対処が必要です。(年齢や進行度合いにより、治療による体への負担や、生活の質の低下を考え、選択を変える場合もあります)

同時に、今の「からだ」(肉体・精神・心・魂の総体)の状態を知り、調和を取り戻す為の療法やセラピーを組み合わせ、安らぎを感じる時間を大切に、しっかりと養生をする事が重要です。


⚫︎初期で経過をみる余裕があるガン患者さんだとしたら。

体への負担が少ない代替療法や、「からだ」の状態に合わせた療法やセラピー、生活習慣や生き方の見直しをしっかりとしながら、必ず細かく経過を観察し、退縮がみられたり、変化無しなら続けてみる。

進行するようであれば、他の療法を試してみたり、標準治療を取り入れる事も必要です。


⚠️バランス良く取り合わせること⚠️

これこそが大事なので、極端に西洋医学や自然療法に傾倒すること。

それだけで十分だと視野を狭めると、その分可能性も狭めてしまう事を覚えておいて下さいね。


「からだ」の状態を知らないままに、あれが良い、こうするべきという情報に振り回されて、養生の真逆になっている方も多くいらっしゃいます💦

例えば…

⚫︎偏った食事法で、栄養状態が非常に悪い方→力は出ますか?やつれてませんか?顔色は?栄養状態を調べながらにしましょう。

食べる楽しみは、命があってこそのものなので、『絶対!』と制限し過ぎず、たまには食べたいものを、楽しく食べて下さい🍰

⚫︎疲れきって、体力も気力もなくエネルギー切れ状態なのに、頑張って運動している方→それでは命削ってます💧命を養うためには、安らぎと休息が最重要です🍀


他にもいろいろありますが、恐れや不安から選択したことに、人は拘り執着します。

喜びや納得から選択したことは、柔軟に視野を広げ転換もでき、後悔もありません。


何を選択するかは本当に難しいのですが、フラットな情報へと視野を広げ、自分の感覚を大切に選択して下さいね😊


何を選択して良いのかわからない。

そのような時は、私たちが作るチームに相談して下さいと言えるように、ホリスティック医学協会中部支部でも、新しい取り組みを思案中です🌱

すでに小さなコミュニティではありますが、チーム医療の形が出来てきていますので、必要な時はお声がけ下さい🌸