車に中島みゆきのCDを何枚か置いていて、運転中に聞いていたけれど、年とともに心にしみる曲が変わってきた。
宙船とかシュガー、銀の龍の背に乗って、とかも、好きだけど。
年を重ねることって、こういうことなんだなぁと思う。
人生はきれいごとだけでなく、いつまでも子どものような無垢で純粋な心でなくなり、自分の心に嘘をついて、傷ついたり、騙したり、騙されたり、憎んだり憎まれたり、嫌な上司に頭下げたりして!笑、年をとっていく。
その中でも、人の弱さや強さや優しさに気づいていく。
中島みゆきの「誕生」。
なんとなく聞いていたけど、改めて歌詞を読んで感動したので、シェアします。
辛い時、あなたの心をそっと支えてくれる杖となりますように。
誕生
作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき
ひとりでも私は 生きられるけど
でもだれかとならば 人生ははるかに違う
強気で強気で生きてる人ほど些細な寂しさで
つまずくものよ
呼んでも 呼んでも とどかぬ恋でも
むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ
待っても 待っても 戻らぬ恋でも
無駄な月日なんてないと言ってよ
めぐり来る季節をかぞえながら めぐり逢う
命をかぞえながら
畏れながら憎みながら いつか愛を知ってゆく
泣きながら 生まれる子供のように
もいちど生きるため 泣いて来たのね
Remember 生まれた時だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome
Remember 生まれたこと
Remember 出逢ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして覚えていること
ふりかえるひまもなく時は流れて
帰りたい場所がまたひとつずつ消えてゆく
すがりたいだれかを失うたびに
だれかを守りたい私になるの
わかれゆく季節をかぞえながら
わかれゆく命をかぞえながら
祈りながら嘆きながら とうに愛を知っている
忘れない言葉はだれでもひとつ
たとえサヨナラでも 愛してる意味
Remember 生まれた時だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome
Remember けれどもしも思い出せないなら
わたしいつでもあなたに言う 生まれてくれて
Welcome
Remember 生まれたこと
Remember 出逢ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして覚えていること