【そもそも総研】浜岡原発で原発事故が起きた場合、30km圏内の人が避難できる時間は63時間かかる | まっちゃんのブログ

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3月13日にテレビ朝日のモーニングバードのそもそも総研で

環境経済研究所が試算した結果、原発で事故が起こり

被爆しないで避難することは不可能であり

30km圏内の方が圏外に避難できる時間は

静岡の浜岡原発で最大で63時間かかると

試算しました。

その他には茨城県の東海第2原発が52時間

島根原発は45.5時間、柏崎刈場が29.5時間。

新潟県の泉田知事はこの試算について

2007年の中越沖地震とか2004年の中越の地震を

経験した感覚でいうともっとかかる。

この試算は道路が使える前提ですけど

実際には道路が使えなくなるんです。

段差ができたり、渋滞する。加えて大雪の場合

もっと時間がかかる
」と発言してます。







最初から
玉川氏「よろしくお願いします。よろしくお願いします。
今回のテーマ、こちらです。そもそも原発再稼働といっても事故が起きたら即避難できるのだろうか」いうことですね。

実は今日にもですね、規制委員会の方で規制適合第1号が決まるかも知れないいう風な状況になっている所なんです。」

羽鳥アナウンサー「再稼働に向かうということですよね。」

玉川氏「そういうことです。これ安部総理ですね、会見されましたけども。

こちらです。10日ねぇ、11日の1日前という風なことで会見だったんですが、「原子力規制委の審査で、適合と認められた原発は再稼働を進める方針」だと改めておっしゃったということで、結局規制委員会が適合だといったら、動かしますよ。いう風なことなんですが、さてそれで本当に大丈夫なのかいう風な話が今日の話なんですけれども
     
今回のテーマはですね、事故を起きたとする。これ事故は起きないということはない。いえないわけですよね。安全神話なくなりましたから、事故は起きるという前提たたなきゃいけないと思うんですが、じゃあ事故を起きたとして被爆しないで逃げる事ができるんだろうかという風な所が今回のテーマなんですね。

避難計画になるわけですけれども、避難計画ってそもそも誰がどういう風に作るんですかと、いう風な所から入りたいですが



国はですね、指針を策定しています。これ2段階になってまして、原発から半径5km、それから半径30km。二つに分けてですね、まず5km以内の人が避難しなさいと、それが終わったら、ここから30kmまでの人も避難しましょうよ。
     
つまり5km圏内の人が、避難が終わるまでここからここまでの人(5km~30km圏内)は待っててください。て事なんですね。家の中で。そもそもこれが可能なのかっていう気もするんですけれども」
 
羽鳥アナウンサー、赤江アナウンサー「現実的じゃないですよね。」



玉川氏「計画、さらにどこが作るんだと、国が作るのかというと国じゃないですよ。市町村が作る。30km圏内に入っている市町村。

ここまで抑えていただいた上でですが、今回お話を伺ったのが環境経済研究の上岡さんという方が試算をされました。全国にある原発、そこで事故が起きて放射能が漏れ出した場合、30km圏内の人が避難するのにどれくらい時間がかかるか。つまりこれ大事ですよね。時間がどれくらいかかるんだというのを試算してみた。VTR はい」

玉川氏「今、原子力規制委員会が原子炉に関しては世界最高水準の規制基準だということで、(政府は)再稼働に向かっているわけですけども、本当に再稼働しても被ばくしないで(避難することは)大丈夫なのかということなんですが、これいかがですか」

環境経済研究所 上岡氏「福島であれだけの事態が起こったわけですから、もうこれからは最悪の事態が起こりうるという前提で考えなければいけないということです。





結論から言うと、全国どこの原発であっても 30km圏内の人が被ばくしないで避難するということは不可能であるという結論が出ました。

玉川氏「仮に全電源喪失からメルトダウンで30km圏に(放射性物質が)到達してしまうのに大体 どれくらいの時間をみればいいんですか」

環境経済研究所 上岡氏「これは想定によって違うんですが最もシビアな場合、全電源喪失から2時間ないし3時間のところで放射性物質の放出が始まると、それから気象条件によっても違いますが、それが住民に到達するにはそれから1~2時間後ということになると思います。」

玉川氏「1~2時間後で30kmは届いてしまうということですか」

環境経済研究所 上岡氏「気象条件によっても違いますが、だから全電源喪失から少なくとも数時間くらいのところでは放射能が来てしまうということだと思います。

玉川氏「そうすると数時間で避難しなきゃいけないってことですね。逆に言えば30km圏内の人が避難するのにどれくらいの時間がかかるのかですが」





環境経済研究所 上岡氏「例えば一番多いところでいうと浜岡原発が一番時間がかかる結果になったんですが、その場合はうまくいっても60時間くらいというような結果が出ました。」

玉川氏「30km圏内の人がすべて避難するには60時間かかるんですか」



また東京電力が今年夏の再稼働を目指している新潟県の柏崎刈羽原発では



環境経済研究所 上岡氏「(柏崎刈羽原発では)約30時間」

玉川氏「そうすると今東京電力が柏崎刈羽を再稼働させたいと言っているわけですよね。避難するとしたら30km圏内の避難に丸一日以上新潟ではかかってしまうということですね」

環境経済研究所 上岡氏「まぁそういうことになると思います。」

玉川氏「これ試算の結果が、私も驚くべき物だったんですけれども被爆しないで30km圏内の人が避難できる原発はないという風な試算結果が出たとことなんですね。」

羽鳥アナウンサー「人口とか道路の状況とか逃げた時の渋滞とか考えたら、全員避難するのはこの時間」」

11分45秒頃から
玉川氏「環境経済研究所という所が(原発から)30km圏のすべての人たちが柏崎刈羽原発、新潟の場合なんですけどこの場合で29.5時間かかるとメルトダウンが始まってから約30時間かからないと30km県内の避難が終わらないっていうことなんですけれどもこの結果をどう受け止めますか?」





新潟県 泉田知事「いろんな事態があるので一つの試算という風に受け止めています。
2007年の中越沖地震とか2004年の中越の地震を経験した感覚でいうとそんな早く避難できないだろうと

玉川氏「もっとかかる?」









新潟県 泉田知事(この試算)道路が使える前提ですけど(実際には)道路が使えなくなるんです。段差ができたり、実際に東日本の大震災のときも渋滞して動かなかったですよね。あれと同じでそもそも緊急自動車が3時間経ってもたどり着けないくらい(車が)動かなくなることがありますので、動くという前提で(避難計画を)立ててもなかなか難しいと







そもそも高速道路も中越沖地震の時は復旧するのに時間かかるので緊急自動車も含めてすぐ通るっていうほど甘くないだろうと思っています。加えてここで雪が降ってたりするともっと時間がかかるということになると思います。

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