張り返しの夜を乗り越えて、退院が目の前に迫ってきていました
最後の朝食も大好きなサンドイッチ
をおいしくいただき、帰る前のモニターでお腹の張り具合を確認
自分では点滴を外した日の夕方と比べると張りは治まってた感じだけど、それでも何回かは張ってたかな
でも便意ももよおしてたからそのせいそのせいと思い込んだりしてなるべくリラックスして早く終わらんかな～って待ってたんだけど、なかなか終わらない
かれこれ1時間経過……
途中、何度か看護師さんが
「張ってる感覚あります？」
って聞きに来たけど、自分では張ってないと思い込んでたから、
「いや～……そんなに～……便意をもよおしてるからそのせいで張ってるような……
」ってあいまいな答え……
『もしかして張りが多いから帰らせてもらえやんのかな
❔❔』ドキドキしたり不安になるとよけいに張る気が……
やっとのことでモニターが終わったけど機械によるとけっこう張ってたみたいで、看護師さんが
「先生とも話して、退院の方向やけど一応このあと助産師さんに内診してもらいます」
とのこと。
退院の方向という言葉でとりあえず安心
しばらくして助産師さん登場
どこで内診するのかと思ってたら、このいつも寝ているベッド上で……
グリグリグリグリと子宮口の開き具合を確認
痛い痛い～
「おぉ～……う～ん……そうかぁ……」
と、なんか不安にさせられる言葉が発されてる
内診後
助産師さん「子宮口3センチ開いてるなぁ～痛みとかある？」
私「生理痛の弱～いのと、下痢のときのようなゴロゴロ感がたまに……」
助産師さん「う～ん……一応先生に言うわあ」
私「なんとしても帰りたいんですけど！」
と、懇願
数分後、看護師さんがやってきて
「宮井さん帰れやんから点滴再開するね」
えーーーー
アッサリと言われたけど、こっちはパニック
もうそこまで退院の2文字が迫ってたのに、ここにきてまさかの点滴再開
退院延期……
有無を言わさず今すぐにでも点滴再開させられそうだったので、出た言葉は
「とりあえずシャワー浴びてもいいですか？」
昨日浴びてなかったし、点滴始めるとまたビニール手袋をはめてシャワーしないといけなかったので、今のうちに浴びたい！と思って
シャワー浴びながらもなんとか帰らせてもらえる方法はないか考えてみたけど、その間お腹が3回くらい張ってたから、これは帰ってる場合じゃないなと諦めモードに
シャワー浴びてサッパリしたおかげで、点滴再開を受け入れる気持ちにもなれたけど
というわけで、一旦お別れしてた点滴にまたしても繋がれる
退院のために迎えに来てくれる準備をしていた旦那にも電話
して延期になったことを伝え、今日は病院の食事を食べる気にならなかったからモスでお昼ごはんを買ってきてもらい、旦那と一緒にランチ
モスのおかげでなんとか心を落ち着かせ、点滴のおかげで張りも落ち着いてきた
生理痛も下痢痛も治まったから、やっぱり張ってたんやな～と実感
その後、先生が来て
「今落ち着いてるけど、また夜に張ってくるかもしれやん。一度バランスを崩すと産まれてしまう可能性もある」
でもまだもうしばらくはお腹にいてもらったほうがいいから、張ってきたら点滴の流量アップするらしい
退院目前にしての延期……
帰ったらアレしてコレして～って考えてたけど全部できず
土曜日、娘の運動会行く気マンマンだったのにそれもアウト
それが何より悔しい
運動会のダンスの練習すごい頑張ってるって聞いてたし、一時保育の保育園の運動会とはいえ、親としての初めての運動会
子供ができる前から子供の運動会に行くのを楽しみにしてて、不妊治療もしてやっとできた子の初めての運動会
まさかこんな目前で夢破れるなんて……
お腹の子を無事に産んであげることが一番大切だってことはわかってるけど、気持ちの整理をつけられず、夜は娘の写真を見て泣きました
でも翌朝まさかの出来事が……
長くなったので一旦ここまで
