今月28日の株主総会で新社長以下役員交代と社名変更が決定する。
2011年8月にヤマダ電機からの資本参加を得て、実質、社名変更を行う今期より積極的にヤマダシナジーを展開する。
現在当社の抱える営業マンは520名(昨年新人132名、今年78名入社を含む)、これに現在ヤマダ電機内で展開する
『トータルスマイティライフコーナー』現在120店舗を7月末までに200店舗に拡大。
当初はSXLの社員が対応していたが、人員の都合上、ヤマダ電機本体で宅建保持者を採用、1店舗に新築担当者とリフォーム担当者を常駐させるため
各2名、都合400名体制とする。
これにより実質的は営業人員はほぼ1,000名体制となりまだ大手との差は大きいが、上場パワービルダー(300名程度)を凌駕するほどの体制となる。
ヤマダ電機内での販売は、人件費、採用コスト、場所代などをすべてヤマダ電機が持ち、子会社の商品を売ることになり、当社にとってはこれほどいいものはない。
加え、以前から太陽光発電に力を入れているヤマダ電機では、全てのメーカーのソーラーパネルが格安で入手でき、住宅の価格競争力が高まっている。
現在、受注ベースでは50%に太陽光発電が付いている。
また、群馬県内においてヤマダ電機が土地を仕入れ、設計、施工、メンテを当社を行うコラボ分譲(500区画)を行っている。
今後、この体制を拡大するかは不明だが、建売住宅(規格品)をヤマダ電機で、条件付き(注文)住宅の分譲を当社と棲み分けて事業展開することも検討している。
ヤマダ電機店舗内での『トータルスマイティライフコーナー』での当社の住宅販売のシナジー効果が昨年末当りから出始めており、4月は155%増と好調。
今後、展開する店舗の増設もあり、昨年比でマイナスになることはないと思われる。
今期の売上560億(40.6%増)とヤマダ電機からの要求も高く、全社を掛け、売上目標達成に向け動いている。