(新譜入荷)山仁 『センチメンタル・ジャンキー』

 

 

【略歴】

2000年代初頭、LOOP JUNKTIONとしてソニーミュージックよりデビュー。当時、日本で生バンドのヒップホップとしては開拓者であった。キャリア絶頂期、SOULIVEの来日ツアーのオープニングアクト@横浜ベイホールにてライブ前に起こした傷害事件が発端となりバンドは解散。

 

リアルサグ(REAL THUG:米国HIPHOPで "マジのワル"の意。2PACの腹にあったタトゥーが有名)過ぎる山仁は表の業界とは一線画したアンダーグラウンドに潜伏しながら、旺盛な作品リリースを重ね、伝説のラッパーとなる。

 

その後、人生の紆余曲折、アップアンドダウンの激しさは相変わらずに、しばし世から消えることもしばしば。その間に、彼のイズムから大きく影響を受けた若いラッパーたちが世に羽ばたき続けて、ヒップホップの地平を開拓してきた。今や、若年層に最も影響を与えるジャンルの1つ。

 

舐達麻(なめだるま)のようなハッキリ物言うストロングスタイルが絶大な支持を得る土壌も、元はと言えば山仁や若かりし頃のMC漢たちが実直にストリートの現実を謳って耕してきた畑だ。覚悟の半端なサラリーマン的な業界には到底、扱えないジャンル。

 

【店主との関係】

何の因果か、その2000年代初頭に東京のライブシーン、特にクラブタイムのライブシーンで犬式とLOOP JUNKTIONは出会い、スタイルの違いを超えてリスペクトを感じ合い、人生の機微を分かち合い、友情を重ねてきた。

 

愛憎そして笑と情、入り混じる、最も古い兄弟の1人、忌憚なき理解者、

時に永遠に無理解な同志、そして好敵手。

 

付き合いはタメだが、実は2個上のソウル従兄弟。

 

【例えて言うなら】

60年代米国のBEAT文学に大きく影響を受けた店主としては、彼はジャック・ケルアックの書き記した『路上 "On the road "』における主要人物「ディーン・モリアティ」の原型となったニール・キャサディそのものである。わかる人にはわかるだろう。わからない人にはなんと説明したらいいだろう。『路上』は全てのウッドストック世代のバイブルとして、グレートフルデッドにもボブディランにも、ニール・ヤングやカート・コバーンに至るまで影響を与えた書物であり、『イージーライダー』など全てのロードムービーの原型とも言われている。

 

【近年の活動】

どこかアングラに潜伏していた感のある山仁ではあるが、内容はそのままにさらにズルむけた不良の現実を引っさげたまま、遅ればせながら始めたSNSなどを通じて旺盛に発信をし始めたのはコロナがきっかけだったか。

 

長野の山奥に暮らしながら4児の父としても奮闘しながら、田んぼなんかもやりながら、山と街を行き来しながら活動を繰り広げている。かつて東京ブロンクス・町田のトップランカーであった頃からは、野生味がさら増して、何段もアップグレードしている。

 

【当作品】

これは、山仁のキャリアにおいて、1つの分岐点、金字塔となる名盤となるだろう。

 

若いラッパーたちが「昔よく聴いてました!」から「今、まさに聴いてます!」になるだろう。

 

ミドルエイジのヘビー級のワンパンチ。

 

岡山に拠点を置く、ラッパーHanabis率いるハイライフレコードの面々との協力によって出来上がったアルバム。

 

半分以上の曲のトラックをプロデュースしたフラッシュピストンの腕が冴える!(残り半分は山仁率いるプリティスクワッドによる)。フラッシュ特有のファンクネスの軸が通った、そして奇を衒わないが藤浪晋太郎の豪速球のような、天然の変化球をバンバン投げ込んでいる。山仁のエネルギーと熱量、ワードローブの広大さを素直に生かしている点で、近年の作品の中でもピカイチのノリを生み出すことに成功している。

 

やたらと共感ばかりが求められがちな時代に、ラップの内容に主義主張にいちいち合意することを全く求めることもないまま(どうせ誰も追いつけないから)、山仁とフラッシュピストンの楽曲は多彩なゲストラッパーを織り交ぜながらズンズン進む。それが気持ち良い。

 

そして多分なんだが、彼らとは双極なすような世の草食男子たちにすら、「俺、このままでいいんだ」と図太い勇気を与えてくれる得体の知れないエネルギードリンクのような1枚に仕上がっている。

 

時代に必要とされているんじゃないかな、こういうラップこそが。

 

悪ぶってる暇なんかないんだよね、本物たちは。

本物はむしろ、可愛いさが売りだこれからは。

キュートな悪魔は微笑みながら天使を演じ始めた。皆の中の己のために。

 

いろんなボックスに自分を閉じ込めて悩んでるあなた。

吹き飛ばしてくれるぜ、多分ね。

 

ジャケットは『AKIRA』作者の息子である、大友昇平であることも漏らさず記入しておこう。

 

既に初版はソールドアウト。その貴重なアーカイブを君のレコード棚に贈る。

 

必聴!

 

(店主・三宅洋平)

 

このCD以外にも1点は他商品を買ってくれルト、三宅商店は嬉しい!。

世の中変えたいなら、バビロンから物買うな、なるべくなら。

(三宅商店)↓

https://miyakeshoten.base.shop/items/76738797

 

2023年 7/23(日)

癸卯(みずのとう)水無月 六日

presented by 三宅商店

『小森マルシェ』

 

あれ?

 

最近マルシェっていうイベント多いから、「小森横丁」が良いと提案したんだけれど。いつの間にかマルシェになってる。スタッフの加藤さん(番頭さん)にプロデュース任せたことなので、まー良いか。!

 

ブログ久しぶり。

 

とりあえず、書いてみることにした。

イベントの告知。

 

 

 

マルシェは「子どもの出店」もやっていて、参加者もまだ募集しています。「子どもの発表会」も企画されています。(申込先などはチラシに)

 

大人の出店も盛りだくさん、ラインナップを見ているだけでも美味しそうだ。美味しいご飯の力は偉大なり。近頃、各地の出店カルチャーが盛り上がってて、1つの時代。

 

 

前回、酔っ払ってOKライン超えてしまった出演者がいた関係で大家さんが怒ってしまったので、ライブは当面、三宅商店および向かいのキッチン周辺ではできないことになりました。(心当たりの人たちは深く反省してください。笑)

 

ということで、商店から車で3分の小森オートキャンプ場にて、15時から19時の間、ライブを開催します。(心当たりの人たちは手伝いに来てください。笑笑)

 

美味しい真庭ビールのサーバーを用意してます。ひらきっぱクルーがやってくれるので、今回は安心○。

 

奄美で出会った赤須翔くんは、音大出てるジャズギタリストです。なんで「音大出てる」なんて詰まらないことをわざわざ書くかというと、そう言わないと絶対にそう見えない風貌と人柄だからです。「小箱ギター」のワークショップもやります(予約制:詳しくはチラシに)。めちゃいいですよ。親子参加、推奨。世界に1本の、マイギター作って持って帰ってください。弦楽器がどうやって鳴っているかの原理が分かると思うので、楽器に興味のある子ども(大人も)には凄く良い経験になると思います。

 

(00:15)小箱ギターWS(見たら参加したくなるやつ)

 

(00:15)赤須翔、最近奄美に引っ越した?説。

 

 

あと、青森・八戸のパーティで出会ったと思いきや、隣町建部に住んでいたDJ Keywonの「かけ売りスタイル」もかなりオススメです。かけたそばから、お客さんが「このレコード欲しい!」と言ったら売ってくれるスタイルです。

 

 

 

【LIVE】
赤須翔
HiLoとハタケン(4410)
三宅洋平(犬式 INUSHIKI)

 

【DJ】
Keywon(かけ売りstyle)
MKY a.k.a. 三宅洋平

 

【DECO】
はおにろ

 

【生BEER】
ひらきっぱ(美作ビアワークス産)

 

【SHOP】
お楽しみや(ご飯) 
ごきげんマッサージ
その他

*小森横丁のマルシェ出店者で、こちらにも流れで出店してくれる人たちもいます。

 

音出しは19時までですが、パーティはそのままキャンプインで続きます。俺もキャンプしよ。明けて7/24に45歳になります。祝いに来てやってください。2013年の参院選が34歳、2016年が37歳。どちらも7月の事でした。38歳の冬に岡山へ来たので、かれこれ6年半居ることになります。選挙に叩かれ、山暮らしに鍛えられて、柔和な鋼となりました。

 

小森オートキャンプ場(15時〜19時)

ライブ入場料 3,000円(100人限定)
お問い合わせ ご予約はinushikioukasai@gmail.comまで

 

campされる方は直接、小森オートキャンプ場(0867-34-1612)へご連絡ください。(事前にお支払いを済ませて下さい。受付は三宅商店店舗内にあります)

 

 

 

車中泊:車1台につき500円

フリーサイト(場所名)で、 テントを張る:一張+車1台横付け1000円

バンガロー:1棟につき、 1500円で、何人でも泊まってもOK

 ■「うぐいす」は、(炊事場付き) ■「かじか」と「ほたる」■フリーサイト近くに「とんぼ」 があります。

 

(味のあるキャンプ場マップ。AIには作れないやつ。)

 

 

1年も半分を過ぎた頃ですね。

みんなで良い夏、良い時代、作っていき野草。

 

Positive vibration!

 

(11/22に大晴がトラックの荷台から飛び降りて頭を打った件)

 

昨日、病院(岡山県内有数の大型総合病院)からの通報のあった児相の方が2名、うちへ訪問に来られました。事故の状況を説明、医療や医学、また放射線を用いる検査のリスク・ベネフィットに対するこちらの価値観(ランセット掲載の論文も用意していたが見せるには至らなかった)を話し、また今回のような事例は医師によるハラスメントの可能性があるので、医師の側へのヒアリングとその後の報告をリクエストしました。(児相からヒアリングは既に試みたが「多忙」を理由にまだ対応してもらえていないとのこと)

 

幼児の虐待が本当に増えている、さまざまなケースがある、というお話もされていて、それは社会の実相を写す大きな問題であり、社会全体で改善に取り組みたいからこそ、今回のようなケースからより丁寧なコミュニケーション、虐待事例を的確に拾い出すオペレーションを磨いていく事例にして欲しいと話しました。

 

虐待が増えていることも事実ですが、それによる行政や医療の監督権限や運営の強化は、虐待をしていないのに疑われるケースを何倍、何十倍と増加させるのも事実で、家まで児相が来る運びになっただけでもこちらとしては相応のショックを受けるものです。

 

人を疑うには、丁寧なコミュニケーションが必要です。たとえ刑事事件であったとしても、疑わしきは罰せずの法の原則もある中で全身のCTを「放射線量を最小限に抑えるため、頭だけに」と依頼したことが「CT検査の拒否」として即通報に至った医師の判断基準がなんだったのか、またその際に「お母さん、CT拒否して児相に通報したらお子さんに会えなくなるんですよ」と言って精神的に追い込んでいるのは、医療の選択の自由を冒しているし脅迫じみていると、感じています。(明白に生死を問われる状況で輸血を断っているのとは、話が違う)

 

子供への虐待は早急に改善すべき、大きな社会のテーマです。

 

と同時に、触診や打診が極端に減り、ハイテクに依存するようになった医療の現場が見失いつつあるもの、つまり「人の心」も含めた医療のあり方も、問われるべき大きなテーマではないでしょうか。

 

終始穏やかに、心で話を聞いていただいた児相のお二方に感謝します。

 

【鳥取県智頭町の病院に勤務される医師のブログ】

 

(抜粋・引用)

お母さん方にお願いし、休日にボランティアで集っていただき、お話をお聞きしました。結果、願いは4つ。

◎ 痛いこと(注射など)はしたくない。 ◎(レントゲン検査など)放射線被ばくは避けたい。

◎ 入院したくない。 ◎ 入院しても、早く退院したい。  検査・点滴等に頼らず、4つを実現するには、

子どもたちにしっかりと向き合い、“本物を診る”資質を高めることが必須となります。

 

 

 

 

 

2009年にビクターよりリリースしたベスト盤をのぞくと2008年に『FLRESH』(Provincia Records)を出したのが犬式のアルバムの最後になる。2009年4月を最後に活動停止していたバンドが2017年に再結成という形をとりライブを重ねながら徐々に曲を形作っていって2021年に録音・編集を進めた『動物宣言』が、紆余曲折を経て2022年4月にリリースの運びと相成った。("ベスト盤から数えて"「13年ぶり]

と謳っている)

 

6月にはカセットテープ。そして、この10月にレコード盤の発売の運びとなった。ぜひこの機会に、レコード針を新品に交換して聴いてみてくれたら。

 

レコード環境ない人も、まだ稼働するレコード卓やアンプは、ハードオフなどのリサイクルショップにもたくさん眠っているので、軽くググってから行けば店員さんに確認しながら良品を安く仕入れることも可能。

 

【個人的な話】2011年の原発事故から2013年、2016年の参院選挙に至るまで捨て身で社会貢献のニーズに沿って活動し、捨て身は自分も周囲もボロボロにしてしまうからサステイナブルでないと区切り、改めて音楽に向き合うことの難しさと向き合いながら徐々に姿勢を取り戻し、「政治家」みたいなイメージに自分を沿わせようと努力した結果どこかで開き方が分からなくなったミュージシャンの自分を探し、諦め、また新人のつもりで構築することにして、今も続いてるさなか、1つの通過点としてこの作品をここに記せたことは、自分にとって大切なマイルストーン(道標)となる。

 

世界を変えるために社会システムとか、世界システムというマクロな認知から、個人の内面とか素粒子レベルの自己存在の把握とそれらを導き出す宇宙や自然のエネルギーを最大限に自己還元できる暮らしのあり方、とか。

 

ある種、ドメスティックな認知を深めながらその実践を試みようとして、15世代くらいの継承から生まれる百姓の知恵や身のこなしなぞ5年や6年でどうこうなるものではないと分かったくらいの昨今。

 

「生きる」ことに時間が費やされるライフスタイルの中で音楽をどう位置付けて、どう表現するか。新時代のトライバルミュージック。

 

芸に身を打ち込んではいるが暮らしがおろそかになっている者ではなく、芸と暮らしを相関して身を打ち込めている者を目指して。

 

【録音】

神奈川・相模原のガレージスタジオ『Soundnutsstudio』にてベーシックと唄を同時録音。何曲かはその後に歌い直したり、楽器を重ねたりしているが、基本的にはデモテープの延長で出来上がったアルバムだったので、あれこれやらずに1発録りの雰囲気そのまんまな感じにした。原点回帰、4名のバンドサウンドの現在点をここに記録。そういう意味でリアル工場街のガレージの空気で鳴るサウンドナッツスタジオは、うってつけの録音環境だった。

 

【編集】

犬式のメインPAを務めるMasakazu Shinya(新谷仁和)。かつてCromagnonのメインPAを10年以上務めたこともある。英語が全く話せないのに欧州ツアーを何度も周り、「ウッス」と「オス」とだけで現場をやり切りむしろ各地の裏方スタッフにそれを流行らした。犬式が20代前半に活動を旺盛にしていた頃の吉祥寺WARP・音響PAを19歳から任されていたソウルメイト。

 

2021年コロナプランデミック以降、現場仕事の激減を機会に、ライブPAから録音エンジニアの領域に初めて足を踏み入れたのが、今作。メンバーの歴史と人間性を完全に理解している彼でなければできない音の出し入れに仕上がっている。

 

【マスタリング】

PEACE MUSICのSoichiro Nakamura (中村宗一郎))。ゆらゆら帝国やチャッカーズのマスタリングでも知られる。配信、CD、カセット、レコードとそれぞれに合わせた調整を施してもらった。海外には作品が変わるほどのマスタリングをかける有名エンジニアもいるが、中村さんは作品の元からある音像を忠実に、各再生メディアに最適の拡張を施してくれた感じ。

 

 

 

魂込めて1000枚刷ったので、大切に聴いてくれる人とその周りの皆さんにぜひ、届いてほしい。

 

この宇宙を構成する物体も非物体もすべて、エネルギーの揺れともつれが生み出す曼荼羅のような幾何学模様とも言えるので、音楽や言葉の波動がもたらすものはやはり大きくて、人間存在の重要なエレメント(元素)なんだと、改めて思う。

 

これからも犬式の独特な化学反応の奥行きを追求して会得、表現していきます所存。

 

皆さんいつもナイスキャッチありがとう!

 

 

 

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販売店用・仕入れフォーム

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2022.10.28 RELEASE

犬式 INUSHIKI - "動物宣言 ANIMALIZE URSELF"

12inch レコード / 33rpm

------

5曲37分。犬式13年ぶりのニューアルバム!原点回帰の4人サウンド。

NEW ALBUM 犬式 "動物宣言"

INSK-010 / LP / 定価3,850円 税込 (税抜3,500円)

SIDE A

1 . 動物宣言 - Animalize Urself

2 . 真正的国家 - Real Nation

3 . Planet Breaking News

SIDE B

4 . キカイノカラダ - Machine Body

5 . 山唄 - Mountain Song

------

Yohei Miyake: Vocals & Guitar

Seitaro Mine : Guitar & Chorus

Shoji Ishiguro : Bass & Chorus

Kazunari Kakinuma : Drums

Produced by INUSHIKI & INUSHIKI Production

Recorded at Soundnuts Studio & Rinky Dink Studio

Recorded & Mixed by Masakazu Shinya

Mastered by Soichiro Nakamura (PEACE MUSIC)

Art Direction & Design by Big! & Kanegooon

Photography by Aisuke Ito

Translated by Kaz Egashira (OVERSTAND)

ⓅⒸ2022 INUSHIKI Production All rights reserved.

Unauthorized copying and reproduction of works are prohibited.

Sampling and referencing within the

art forms of expression are welcomed.

Send us your brilliant works.

------

犬式 INUSHIKI

2017年、9年の停止期間を経て活動再開。メンバー各々の他プロジェクトと並行して、ライブ活動を継続してきた犬式が2022年、13年ぶりとなるアルバム「動物宣言」をドロップする。災禍多き時代に音楽業界を巡る風向きは厳しさを増すが、逆に「音楽人」としての生き方は問われ磨かれていく。そして「人」としての生き方に回帰する。音楽のあり方も裾野を広げる。世紀末すらとっくにオーバーランしたこの時代に犬式が何をもたらすだろうか。Revolution(革命)からEvolution(進化)への旅が始まる。

Official Page : www.inushiki.jp

YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCnGsCC9PpV5_Sh1cjgcSrSQ

Instagram : https://www.instagram.com/inushiki2017/

Facebook : https://www.facebook.com/INUSHIKI

INUSHIKI PRODUCTION LLC

 

 

INUSHIKI “Animalize Urself Tour 2021−2022”

2021'

10/9 『水と木の祭り』(滋賀)

10/29 岐阜公演 柳ヶ瀬Ants(岐阜)

12/11 葛飾 AO'S BAR(東京)

12/31 赤壁邸『越冬祭』(岡山)

2022'

3/26-27 赤壁邸『桜花祭』(岡山)

3/31 三好 LoopHoop(徳島)

4/3 『Chocolate』 SO CORE (大阪)

4/24 『動物宣言』リリース【CD、配信】

5/14 『山鳴りフェス』(栃木)

5/16 横浜公演 Thumb's Up (神奈川)

5/28 『無人島フェス』(和歌山)

6/3 『動物宣言』リリース【カセットテープ】

7/14 山形公演 Sandinista(山形)

7/16 青森『Parallel』(青森)

8/11 『Trilogy』藤沢 Oppala (神奈川)

8/13 『Trilogy』渋谷Club Asia(東京)

8/28 天神中央公園『JIMBEAM Summer Fes by LOVE FM』(福岡)

9/4 六ヶ所村『Blue Green Camp Fes』(青森)

9/18 『Biwako Session』(滋賀)

9/20 『Itami Green Fes 後夜祭』Big Cat(大阪)

10/15 『Sea of Green』(福井)

10/28 『動物宣言』リリース【LP】

11/13 『波の上フェスティバル』(沖縄)

11/18 渋谷ルビールーム20周年(東京)


 

SHUREがレコード針カートリッジの生産を撤退してしまって、JICOのを購入(島村楽器楽天店で¥12000-くらいだった)。サウンドハウスにももう少し廉価版(¥3500-くらい)も売ってたよ。

 

#カートリッジ交換

 

 

 

 

これまでが何だったんだ

ってくらい音像がクリアになって

バイナルの気づかなかったB面のリミックスの良さに気付いたりしてます。

 

針の耐用頻度は丸針からSAS針まで幅があるけど200〜500時間が目安らしい。

 

少なくとも年1交換は心がけたほうが良さそうだね。

 

 

犬式初のLP盤 10/28発売

取り扱い店大募集!

 

取り扱いのご検討を、ぜひよろしくお願いします。

 

仕入れフォームこちら↓

https://forms.gle/yfpUwX8VQpdF7FPg9

 

【犬式LPの販売店を募集!】

 

10/28(金)いよいよ『動物宣言』LPリリースします。

(今作より3本目のMusicVideo『キカイノカラダ』も同日発表予定。)

 

犬式作品としては実は初のレコード化になります。

 

レコードショップのみならず、全国津々浦々の様々な現場、業態の皆さまに取り扱っていただけたら!

 

販売店用・仕入れフォーム

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昨年の10月、水と木の祭り(滋賀・琵琶湖畔)からコロナの自粛モードが解けてライブ活動を再開。またいつ日程の中止があるか読めない状況下で、各地の箱、フェスからのお誘いを受ける形で、ここまで19本のライブを重ねてきました。

 

残すは11/13沖縄『波フェス』、11/18渋谷『ルビールーム20周年』の2本。

 

終わってみればこれが「動物宣言リリースツアー」でした。

今冬、再結成2枚目のアルバム制作に入ります。

 

2023年、さらなるプランデミック、インフォデミック、そしてエネルギー危機、食糧危機の創出も予測されますが、極一部の超富裕層主導のグレートリセットをリセットするためにも、メゲずに海外ツアーのチャンスを貪欲に狙っていきたいと思っています。

 

人口を減らしたり、遺伝子組み換えたり、虫を大量に培養して食べたりしなくても、人類が楽しく豊かに暮らせる方法を皆で探り、深め、広めていこうと思います。

ヤーマン。

 

INUSHIKI “Animalize Urself Tour 2021−2022”

 

2021'

10/9 『水と木の祭り』(滋賀)

10/29 岐阜公演 柳ヶ瀬Ants(岐阜)

12/11 葛飾 AO'S BAR(東京)

12/31 赤壁邸『越冬祭』(岡山)

 

2022'

3/26-27 赤壁邸『桜花祭』(岡山)

3/31 三好 LoopHoop(徳島)

4/3 『Chocolate』 SO CORE (大阪)

4/24 『動物宣言』リリース【CD、配信】

5/14 『山鳴りフェス』(栃木)

5/16 横浜公演 Thumb's Up (神奈川)

5/28 『無人島フェス』(和歌山)

6/3 『動物宣言』リリース【カセットテープ】

7/14 山形公演 Sandinista(山形)

7/16 青森『Parallel』(青森)

8/11 『Trilogy』藤沢 Oppala (神奈川)

8/13 『Trilogy』渋谷Club Asia(東京)

8/28 天神中央公園『JIMBEAM Summer Fes by LOVE FM』(福岡)

9/4 六ヶ所村『Blue Green Camp Fes』(青森)

9/18 『Biwako Session』(滋賀)

9/20 『Itami Green Fes 後夜祭』Big Cat(大阪)

10/15 『Sea of Green』(福井)

10/28 『動物宣言』リリース【LP】

11/13 『波の上フェスティバル』(沖縄)

11/18 渋谷ルビールーム20周年(東京)

 

 

2022.10.28 RELEASE

犬式 INUSHIKI - "動物宣言 ANIMALIZE URSELF"

12inch レコード / 33rpm

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5曲37分。犬式13年ぶりのニューアルバム!原点回帰の4人サウンド。

NEW ALBUM 犬式 "動物宣言"

INSK-010 / LP / 定価3,850円 税込 (税抜3,500円)

 

SIDE A

1 . 動物宣言 - Animalize Urself

2 . 真正的国家 - Real Nation

3 . Planet Breaking News

SIDE B

4 . キカイノカラダ - Machine Body

5 . 山唄 - Mountain Song

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Yohei Miyake: Vocals & Guitar

Seitaro Mine : Guitar & Chorus

Shoji Ishiguro : Bass & Chorus

Kazunari Kakinuma : Drums

Produced by INUSHIKI & INUSHIKI Production

Recorded at Soundnuts Studio & Rinky Dink Studio

Recorded & Mixed by Masakazu Shinya

Mastered by Soichiro Nakamura (PEACE MUSIC)

Art Direction & Design by Big! & Kanegooon

Photography by Aisuke Ito

Translated by Kaz Egashira (OVERSTAND)

ⓅⒸ2022 INUSHIKI Production All rights reserved.

Unauthorized copying and reproduction of works are prohibited.

Sampling and referencing within the

art forms of expression are welcomed.

Send us your brilliant works.

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犬式 INUSHIKI

2017年、9年の停止期間を経て活動再開。メンバー各々の他プロジェクトと並行して、ライブ活動を継続してきた犬式が2022年、13年ぶりとなるアルバム「動物宣言」をドロップする。災禍多き時代に音楽業界を巡る風向きは厳しさを増すが、逆に「音楽人」としての生き方は問われ磨かれていく。そして「人」としての生き方に回帰する。音楽のあり方も裾野を広げる。世紀末すらとっくにオーバーランしたこの時代に犬式が何をもたらすだろうか。Revolution(革命)からEvolution(進化)への旅が始まる。

 

Official Page : www.inushiki.jp

YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCnGsCC9PpV5_Sh1cjgcSrSQ

Instagram : https://www.instagram.com/inushiki2017/

Facebook : https://www.facebook.com/INUSHIKI

INUSHIKI PRODUCTION LLC

 

LP

◎販売店用・仕入れフォーム

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9/10-11に満月祭をやると桜花祭後に言ってましたが、その後、メインで呼びたいバンドが日程が合わず、企画を延期していました。正式な告知もしていなかったので、特に延期アナウンスしてなかったのですが「どうなった?」という声をいくつかいただきました。ごめん!9/11は満月祭はありません!

 

それから、本日からOPENするはずだったBASEの三宅商店ですが、設定したはずの機能が画面に反映されていなかったりがいくつかあって、現在調整中につき、OPENを明日に延期します。これまたすみません。再引っ越しの三宅商店、どうぞよろしくお願いいたします。

おかげさまで、「存続危機!」のブログを書いた8月20日の段階で月平均の1/3まで減じていた売り上げは、その後の12日間で月平均の65%くらいまで復活して、来月の仕入れの支払いなどもなんとかかんとか。。なりそうです(何せ数百、多い時は千種類を超えるアイテムを取り扱い)。

 

自分の給与はカットし(法的にカットはできないので、給与分を支払に注ぐ形でやり繰り)、従業員の中には給与の半分を商店での買い物に費やしてくれた人もいる中で、たくさんの応援をいただいたことで来月も営業を続行できそうです。

 

ボトムを見たことで、これまでのやり方からの変革に踏み切っていく決心もつきました。そして僕自身は、より音楽表現に向かっていけるように、会社を強化するつもりです。文字通り不眠不休状態で頑張ってくれているスタッフたちが、息継ぎをできるくらいの売り上げが9月に立つことを願って、粛々と万国優良百貨たちの仕入れを続けています。

 

移行先のstoresで主幹商品の1つであったCBD商品が売れない事実が、OPENしてから発覚してからのてんてこ舞い。及び、ご時世を反映してか、店主の社会の空気を読まない発信が影響してか、想定していたよりも移行に伴ってユーザーの新規登録が伸びなかったという事情による今回の顛末ですが、BASEへの再移行が、BASEサイドの最大限のサポートを得て、またスタッフの尽力によって明日、9/1より可能となりました。まず、9月1ヶ月の勝負が始まります。ここでV字回復が見られるかどうか、これによって僕自身、覚悟と勇気を持って進むべき道を選ぶ所存です。

 

ユーザーの皆様には、再度、お店の登録をお願いすることになりますが、是非ともよろしくお願いします。

 

ほんの1ヶ月と短いお付き合いではありましたが、今月のstoresの売り上げがあと少しでも伸びれば、来月のやりくりに光が差すのは事実ですので、本日残り数時間ではありますが三宅商店オンラインstoresバージョンを見納めに来て頂ければと思います所存。

 

なお、規約には書いてないけれど代表的質問には明記してあるCBDの件を見落としていたのはこちらの不手際であり、storesさんにはなんら落ち度はなく、シンプルで大変使いやすいダッシュボード、他社と比較しても安価な手数料など、スタッフの間でも名残惜しい声も多く、そもそも2012年に僕が一人で沖縄ではじめた三宅商店オンラインはstoresでした。思い出も深く惜別の念すら湧いてくる状態です。

 

コロナ以降の厳しい世界の経済情勢は続きますが、stores.jpさんにもご発展と繁栄のありますことをお祈り申し上げます。

 

また、皆様にはBASEにて1から再スタートとなりました三宅商店をぜひ、よろしくお願いいたします。

 

10月に満9年、9周年を迎える三宅商店です。

 

2013年、2016年と2度の選挙、その後の動乱の数年を経て2020年頃よりようやく音楽への情熱が再燃し、2022年に自身10年ぶり((仮)ALBATRUSのアルバム以来)、8年ほどの活動停止期間があった犬式としては13年ぶりのアルバムもリリースすることができて、おかげさまでツアーも順調に進んでいます。もう1つの会社である犬式プロダクションともども、気持ちを新たに、意思堅固に精励して参ります。

 

現在、ECサイトとしてのさらに新たな試みも検討しているところです。またさらなる思わぬ発表があるかもしれません。

 

もう突き抜けてやっていくしかないと思っているので、驚かずに受け止めてくれたら幸いだし、驚かないソフトランディングになるかもしれないし、って感じです。を楽しみに。

 

我よしの自己利益のみならず、三方よし、五方よし、社会や地球全体の繁栄に貢献するべく、ここらで一丁、奮起していきます。

 

皆で上がっていきましょう。心意気と仕事を合わせて、仕合わせなる世の中を作っていきましょう。

 

ちょっとパワーとエネルギーとなる資金力が欲しいと、選挙ぶりに思っています。社会を変革するための原資を、僕と共に働けるタフな人材を揃えられる石高を、なんなら山や島、湧水などを買い守れるシステム作れるくらいの黄金を、稼ぎに行きます。こんな時代だからこそ。

 

前世なるものを信じるかどうかは、僕自身もあやふやというか半信半疑というか面白半分なんですが、カバラ数秘だとか、あの手この手のその筋に「あなたは過去生でアレキサンダー大王みたいなもんだった頃があって、ギラギラのピカピカで時にはギッタギッタに人を斬ったりもしていたので、今世はその真逆のカルマを背負っていて、とかくモノやカネや名声に執着がありません」と言われて、確かにないなと思うこと多々あるので、珍しいんですが、三宅洋平44歳にして、初めてってくらい「売れてやろう」「売ってやろう」という気になっています。HIPHOPです。BLINBLINのDONDADAです。

 

しかし、紛い物は一切扱わないし、ONLY4REAL JUST4ALL LOVE4EARTH です。そのためのCARE4MYSELFです。

 

4649!

 

店主

 

https://miyakeshoten.com/

 

【リニューアルオープン】

 

平素より「三宅商店」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

 

この度、9月1日0:01より新しいオンラインストアをリニューアルオープン致します!!


ご周知の方も多いかと思います。先月オンラインストアをお引越ししたばかりなのですが、問題が発生したため再度お引越しすることとなりました。


お客様には大変ご迷惑、ご不便をおかけ致しまして申し訳ございません。

 

詳しくは店主・三宅洋平のブログをご参照ください。
https://ameblo.jp/miyake-yohei/entry-12759582692.html

 

-新しいウェブストアはこちら-
https://miyakeshoten.base.shop(只今、準備中です。)

 

現在のウェブストアは、本日8/3123:59をもちましてご利用頂けません。
(※現在のURL「https://miyakeshoten.com」からでも新しいサイトに移行できるよう調整中です

 

リニューアルに伴い、ご登録いただいている「再入荷お知らせ」、「新商品発売お知らせ」などがリセットされるため今後、各商品の再入荷通知をご希望の場合は新しいストアにて再度ご登録をお願いいたします。

 

改めまして、この度は多大なるご支援をいただきまして誠にありがとうございます。


「主幹商品であるCBDが売れない!!」という状況に陥り、商店存続の危機までに発展いたしましたが、多くの方々がオンラインストアで温かいメッセージを添えてご購入してくださり、またCBDを直接ご購入してくださったり、遠方からご来店いただきお買い物をしてくださったりと本当に愛されているなぁと心から想いました。


これからも愛し愛され続けられるような商店(モノ・コト)を創りご提供して参ります!!


お客様には大変ご迷惑、ご不便をお掛け致しますが、
今後も三宅商店をご愛顧頂きますよう宜しくお願い申しあげます。

 

追記
※本日(8/31)までお品代1万円(税込み)以上ご購入の方に《三宅洋平ことDJ MKYによる珠玉の選曲集》『Blue Raga & Orange Raga』(https://miyakeshoten.com/items/62e0c19edbcf2500012b409e)をプレゼント致します


こちらの作品が欲しい方は、本日(8/31)23:59までにお買い求め下さい。


よろしくお願い致します。

 

三宅商店 スタッフ一同より

 

福岡 LOVE FM JIM BEAM irie music フェスからの帰路

 

妻に運転を代わってもらいライブの疲れもあって助手席で寝倒れていたが、ふと目を覚ました時に久しぶりに出雲大社行きたくなって、ちょうど中国道の三次を過ぎたところ。まさに出雲への分岐点だったので、それを伝えて左折。奥出雲の国民宿舎に一泊して湯に浸かり、本日は出雲大社へ。

 

 

⛩ 詣でるだけで「お前は右翼か、保守か」と言うてくる左翼もいるが、僕は中翼(なかよく)。ただ古来よりの祈りの場に感じるものがあるし、自分のものとも誰のものともつかない心の声に耳を澄ませる時間と捉えている。国家神道ではなく、よりプリミティブな古神道が好みで、自分は自然崇拝のアニミズムである。

 

本質的には人の設(しつら)えた社(やしろ)を抜け超えて、大地や森、海、惑星の巡り、宇宙のスパイラルそのものが社だと感じている。

 

 

追記)

八幡系の神社などでは、二拝二拍手一拝(2回礼して2回手を叩いて最後に1回礼する)が通例だが、出雲大社では二拝四拍手一拝である。これは、神のための神とされるお伊勢系と、人のための神とされる出雲系の習わしの違いなんだろうか?。全国的には、四拝というのはレアである。

 

お伊勢と出雲は、何かと神道界でも対立的に語られることもあるが、神にとってはそんなことはどうでもいいに違いない。そも、神とは何かというと、この宇宙全体の波長の重なり合いが生み出す壮大な紋様(フラワーオブライフ的な)とエネルギーの律を、人がそのように捉えてそう表現しているのだと思う。

 

そして宇宙と人の関係性は「宇宙対私」ではなく「宇宙としての私(私としての宇宙)」なんだとも思う。そうしたことを、一握りの覚者が得る直感的な啓示から、万人に理解できる科学的な明示にしつつあるのが現代の量子力学なんではないかと、アーヴィン・ラズロ(僕はラズ郎パイセンと呼んでいる)の本を読んで思うこの頃である。

 

アーヴィン・ラズロ Ervin László

1932年、ハンガリー、ブタペスト生まれ。

ピアニスト、哲学者、未来学者。

ソルボンヌ大学で博士課程修了。イエール大学、プリンストン大学、ニューヨーク州立大学教授、ベルリン国際平和大学理事・教授、ユネスコ顧問を歴任。

世界賢人会議「ブダペストクラブ」主宰。(ダライラマ14世なども参加している)

ミクロの世界から、人間社会、宇宙までを貫く原理とその構造を研究する「システム哲学」の研究と発展に努める。

 

『生ける宇宙』

『システム哲学入門』

『人類の目標』

『マクロシフト』

『創造する真空』『叡智の海・宇宙』

『カオスポイント』など60冊以上の著書がある。

 

イタリア・トスカーナ在住。

 

 

wikipedia 富士宣言

 

 

 

 

(今週のライブ)

六ヶ所村で地元の若者たちが自らフェスを開催する事の意味は、とても大きい。原発推進や反対で割れてきたかつての歴史を経て今、彼らはその事を声高に叫ぶわけではない。その先にある文化、文明を築こうとしているように見える。持ち時間は40分だ。長い話は封印して、僕たちも演奏に集中しようと思う。

 

メッセージは歌に込めているから。

 

青森・六ケ所で手作りの音楽フェス 「心に音楽を」をテーマに(青森経済新聞)

https://aomori.keizai.biz/headline/31/

 

photo : Juan Pablo Mayor

 

なんか今年の猪の🐗暴れ方がすごい

 

うちの畑の周りの掘り返し方とかも

 

犬二頭いるこの敷地の山には例年こんなに近づいてこなかった

 

各地の山暮らし仲間のSNSでも同様の投稿

 

山の無為な開発が進む

メガソーラーや全伐の影響なのか

 

近所の人が猟師を呼んだのか

この数日

近隣で連続して銃声が木霊する

 

夜中にウリ坊10匹ゾロゾロ連れた母猪を見たことがある

 

こいつらを養うのにどれだけ木の実や笹の根を探して回ることだろうか

 

しばらくして同じ親子を見ると

徐々に逞しくなる子供たちは

徐々に数が減っていき

ついには2頭ほどの立派な子を従えて

間も無く親離れかと言う頃合い

あとの8匹は逸れ(はぐれ)喰われ

あるいは罠にかかり、病に倒れ、なにゃ蟹や

それも自然の摂理

 

放った犬たちが小さなウリ坊を殺して捕まえてくることもあった

それも自然の摂理

 

たまに猪が近づいてきて

以前は夜中に犬たちが吠えても構やしなかったけど

 

うちも赤ん坊が生まれてからは起こされて泣くので

それが困るようになってしまった

人の都合

 

 

20代中盤から30代前半にかけて

都会暮らしの頃はハードコアなビーガンだった頃もあるが

今思えば少し頭でっかちで

 

沖縄に暮らして

ソーキそばに乗るたった1枚の小さな豚肉をお店のおバーに「肉抜きで」と言うのが嫌になり

 

戦争で焦土と化した島でブラジル移民のウチナンチュが送ってきた700頭の豚に救われた歴史を知り

 

いつもではないが

めでたいときにはラフテーやテビチをありがたく頂くようになり

 

選挙の終わった日にテビチの写真をアップして

動物愛護家たちに叩かれて炎上して

なんとも言えない気持ちに苛まれ

 

岡山の山奥で暮らすようになってからは

 

自分で捌きまではしないが

殺された猪の肉はときに食べるようになり

 

骨は犬たちが何よりのご馳走とし

 

獣害、として処分された猪や鹿の肉が

全国的には9割ほどが捨てられている実態を知る

 

ドッグフードの需要はこれほどあるが

と思うところもあるが

 

犬に服を着せて歩く人もいる都会の動物愛護と

田んぼ荒らされたら食い扶持に関わる田舎の動物愛護は

 

まるで話が噛み合わないところもあり

ややこしく複雑だ

 

私の感情も複雑だ

 

だが命を粗末にしない心根の猟師が捌く猪は

畜肉とは次元が違うほど旨く

 

人間至上主義の世の中では

 

とかく自然と距離の遠い人間が増えすぎたと思うし

 

夏休みに1回か2回

キャンプにいって楽しむ「自然」のそれではなく

 

狂おしいまでにまみれ埋もれ

逃げ出したくても逃げ出せないほど密接に繋がった野生の自然を生活に取り入れ

 

畏怖し

尊び

共に在ることを選び

 

動物宣言を発令したわけだが

 

実にまだまだな自分と向き合い

知恵と行動が追いつかない

 

かつてエリア全体で300世帯、この集落だけでも100世帯は暮らしていたという

今は10世帯の限界集落にて

自然と文明のエッジを守り調節する里山の人間の暮らしの役目と

その幸福なポテンシャルを

もう少し広く

都会で燻る若者たちにも知ってもらいたいと思いながら

 

ときに山を降りて

街へ演奏に出かける

 

行ったり来たり

色んな意味で

行ったり来たりの

ワッタガッタ(ハングル語で行ったり来たりの意味らしい)

What a gotcha な

 

そんな暮らし

 

 

しかし純然たる意味での

原始の森など

実はもうこの島ではかなり希少で

 

日本の国土の7割ほどが森林だが

原生林となると国土の4%以下で

これは悠久の時のみが作り出せる、人間の手を離れた領域

 

そもそも日本列島の生態系のトップであった

狼(オホカミ・オオカミ)

は明治時代に絶滅させられ

 

同じくトップに君臨する

熊は

住処を奪はれ

行き場を失いつつある

 

結果、彼らが食していた鹿が異常増殖し

北海道の自治体などでは半数に減らす計画なるものが

策定されたりしているわけだが

 

このお話は長くなるので

 

また