眠かった「サン・セバスチャンへ、ようこそ」2024(3) | Mの映画カフェ♪

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映画の感想など



Rifkins Fes
2020年 スペイン・アメリカ・イタリア
監督 ウッディ・アレン
主演 ウォーレス・ショーン、ジーナ・ガーション、ルイ・ガレル他

2020年の作品
ウッディ・アレンが84才で撮った作品
年齢的には無理もありませんが

年寄りの独り言を聞かされているようで…

ものすごく眠かったです。

大学で教鞭を執っていたモート
妻は20才近く年下の美魔女
撮影時、ジーナ・ガーション50代後半と思いますが
いやいや若くてキレイです。

妻は最近評価の高い映画監督に
夫は旅先で出会った美人女医に
夢中になるという話、

さすがに…
もういいよ、という気持ちに。
社会的な映画は一過性のもので
人生の本質を描いてはいないのだ、という
映画批判というか愚痴はまぁ面白かったですが

ウッディ・アレンにとって人生で一番大切なのは愛、らしく
その愛がまた一過性なんです。

若くて美しい異性に次々と目移りするのは本能だとしても
それは人生の充足感には結びつかない

「トホホ」な終わりかたをするのが持ち味、とはいえ

ここへきて「モテたいだけ」
という子供っぽさと老人らしさが

なんだかみっともないなぁと思いました。
ウッディ・アレン作品、基本的には好きですが

残念。



2024年2月17日 恵比寿ガーデンシネマ