2023年8月28日(月)18:30
「バーニング 劇場版」
9月4日(月)15:50
「シークレット・サンシャイン」
9月11日(月)16:35
「グリーンフィッシュ」
9月16日(土)14:35
「オアシス」
9月18日(月)14:35
「イ・チャンドン アイロニーの芸術」(監督 アラン・マザール)
バーニング、シークレット・サンシャイン、オアシスは2回目鑑賞
何回観ても胸を打たれます
今回の特集上映でイ・チャンドン監督が来日され、俳優の仲野太賀さんと対談をされたそうです。みたかったなぁ
・・・・・
初めて「オアシス」を観た時の衝撃が忘れられない。 この映画に触れてしまった僕は、もう観る前には戻る事ができないと思った。
仲野太賀
・・・・・
本当にその通り
そして一番好きな作品は「シークレット・サンシャイン」だそうで、こちらも深く同意です
10月にもう一本
「お前の罪を自白しろ」
監督 水田伸生
ケンティー…いつも一所懸命ですが、なんか肩に力が入っているのがちょっと。
ドラマ「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」はまあまあだったのに…
映画自体はなんというか普通でした。
2024年2月12日 T・ジョイPRINCE品川
最近のカウリスマキには正直、あまり期待していなかったんですが
…面白かった、いや素晴らしい
ロシアのウクライナ侵攻がラジオのニュースから流れる2023年
北欧も日本と同じく
派遣や契約で労働者は使い捨て。お互いを思いやるにも勇気のいる世の中で
生きることはなかなか厳しい。
少しのユーモアと優しさのおかげで、なんとか日々を過ごしている、
スーパーをクビになったアンサと工事現場を転々とするホラッパ
私にはこの二人、ジェルソミーナとザンパノに見えました
ザンパノはまた永遠にジェルソミーナを失ってしまうのか
登場人物の名前、なかなか明かされません
元野良犬の名前も最後にチャップリンと明かされて
名前がなくても誰にでも起こりうる物語
淡々としているようで、実は良く練られた完成度の高い脚本です
口数が少なく無愛想なアンサですが
その行動から寂しさ、優しさ、悲しみも伝わってきます
お皿を捨てるシーンが切なかった…
私は途中から涙が止まりませんでした
戦争を憂うけれど、まずは自分の生活を立て直すことが先決で
身近な問題から解決するしかない
カウリスマキ監督に強く共感します
見捨てない、切り捨てない、近くにいる誰かに手を差し伸べる人は
地球を救うヒーローより尊いと私は思う。
誰かの優しさが誰かを救う
それは自分の身に起きることかも知れません。
カウリスマキはついに、国も時代も超える映画を作りましたね
素晴らしいです!
2024年2月10日 角川シネマ有楽町
「イニシェリン島の精霊」
2/15 TOHOシネマズ新宿
マーティン・マクドナー監督、で期待しすぎたかも。いい年をした男性同士の友人関係のゴタゴタと閉塞感と、感情の行き違いがエスカレートしていく様が内戦の暗喩になっているのが解りやすくて、少し安直に思えました。バリー・コーガンが存在感ありましたね
「ザ・メニュー」
2/16 目黒シネマ
旧作です。面白いけれど残らないかな。アニャ・テイラー・ジョイがキレイ。
「すべてうまくいきますように」
2/20 ヒューマントラストシネマ有楽町
オゾンの作品は毎回テイストが異なる、とはいえ、これは彼らしくないように思えた。
「エンパイア・オブ・ライト」
2/23 T・ジョイPRINCE品川
サム・メンデス脚本・監督でこれも期待しすぎた。恋愛要素がなんか嫌な感じでした
「逆転のトライアングル」
3/1 TOHOシネマズ日比谷
カンヌの常連リューベン・オストルンド!でも普通だったかなあ。自由に映画を撮り続けて欲しい監督です。
「トリとロキタ」
4/3 ヒューマントラストシネマ有楽町
ダルデンヌ兄弟らしく実直というか誠実というか、遊び心は一切なし。けれど、ロゼッタを観たときの胸がつぶれるような気持ちにはなれませんでした。最後けっこうびっくりした!
「わたしの幸せな結婚」
4/4 T・ジョイprince品川
銀髪のロン毛が似合う俳優って他にいないのでは。めめカッコイイ!このあいだまで宇宙SIXだったのが嘘みたいな、すごい人気です…
「生きる Living」
4/13 T・ジョイprince品川
黒澤映画をカズオ・イシグロ脚本でリメイク!観ないわけにはいかないヤツです。旧作も好きでした。黒澤映画の中でも異色な作品ですよね(実は他を観ていない)
「MEN 同じ顔の男たち」
4/18 早稲田松竹
もっと面白くなりそうなのに。A24の作品ってポスターが素敵で内容はそれを絶対に上回らない。ソファに寝転がってタブレットで観るならいいかも
「セールス・ガールの考現学」
5/2 ヒューマントラストシネマ渋谷
モンゴルの映画は多分初めて観ました!なかなか拾い物です。モンゴルと日本の違いを感じなくて共感できる。ヒロインがだんだん可愛くなるのが良いんです
「幻滅」
5/4 恵比寿ガーデンシネマ
原作はバルザックですか!ごめんなさい私これすごく眠かった
「TAR ター」
524 TOHOシネマズ日比谷
寡作な監督なんですね…作風も独特。ケイト・ブランシェットはもちろん良かったけれど、やはり「ブルー・ジャスミン」の演技が最高だった
「苦い涙」
6/7 ヒューマントラストシネマ有楽町
フランソワ・オゾン、どことなく初期の作品を思わせるユルさあり。作品製作の苦しみを愚痴る何気ないシーンが、監督の本音に聞こえました。SNSに監視されるキャンセル・カルチャーの世の中に、(良い意味で)くだらない下世話な話を観ると逆に一服の清涼剤のようです!
「岸辺露伴ルーブルへ行く」
6/21 T・ジョイprince品川
TVシリーズを観ているので。高橋一生が良い!長尾くんは頑張っていたけれど、独特の世界観になじめていない感じがしました。
監督 トビアス・リンホル厶
脚本 クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
原作 チャールズ・グレイバー
主演 ジェシカ・チャステイン(エイミー)、エディ・レッドメイン(チャールズ)、キム・ディケンズ、ノア・エメリッヒ他
脚本が「1917」「ラストナイト・イン・ソーホー」のクリスティ・ウィルソン=ケアンズ!という事で、私的に必見の作品
期待を裏切ることなく、いや〜面白かった。ネトフリの配信作品で、一部劇場で公開のパターンでした。
最初から誰が悪いのかわかっているのに
ちゃんと怖い!恐ろしい!
ホラーではないけれどある意味ホラーより怖かった
病気を隠して働くエイミーの
弱いところに寄り添ってくるというかつけ込んでくる
地味で暗くしかし一見良い人そうなチャールズ
自分は被害者であるかのように語る、家族の話のところどころに
性格のほころびが見え隠れします。
次第にエイミーの家庭に入り込むチャールズ
あ〜ダメダメ!と心の中で叫びつつ
一秒も眠くならず(重要!)最後まで目が話せない、至福の鑑賞時間でした。
結局動機が明かされないことでつまらないという感想も読んだのですが
実際に理不尽な事件は世の中にたくさんあって
それが一番怖い。
チャールズの心が読めないことはむしろ効果的で、うまいエンディングと私は思いました。
クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
次作に期待大です
2022年10月26日 キネカ大森
(4月6日 T・ジョイPRINCE品川)
The Gray Man
2022年 アメリカ
監督 アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主演 ライアン・ゴズリング、クリス・エバンス、アナ・デ・アルマス、ビリー・ボブ・ソーントン 他
Netflixの映画で最大の制作費をかけたという話題性と、主演がライアン・ゴズリング。ネトフリは契約していないので、映画館で公開された際に観ました。
ほほぉ世界各地でロケをして、湯水のようにお金をかけている。なるほど、まあ贅沢な作り方なんでしょうが、それで面白くなる訳ではない。
こういうライアン・ゴズリングが見たかった訳でもない。
残念ながら、私にはこの映画の良さがわかりませんでした。
そして、こんなに費用も人手もかかった作品が
スマホやタブレットの小さな画面で視聴される前提という不思議。
Netflix矛盾していないですか
・・・・・・
私がネトフリやWOWOWを契約しない理由は、仕事が忙しくて家で観る時間がないと思っていたけれど、そうではなく
家で集中したくないんだと、最近気がつきました。
猫の世話と最低限の家事、家族との会話で手一杯であとは何もしたくない
完全にオフの状態でいたい
夫が契約しているアマゾンプライムで映画を観ることもありますが、なかなか億劫なんですよね‥
無理にでも外出をして映画館に入ればスイッチがオンになって集中できます
(つまらない場合はすぐ寝る)
そういえば昔
学校や塾ではシャキッとしているけれど、家ではまったく勉強しない子供でした。