No.282 協力隊に参加してよかったと実感すること | OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

青年海外協力隊(27-1次隊)としてドミニカ共和国で生活した記録。コミュニティ開発。活動のこと・ドミ共の人々&文化のこと・観光情報など、現地に密着したからこそ言いたいこと&伝えたい情報

仕事で、中南米に行く機会がありました。


復職から9ヶ月ほど経ったときに変なタイミングで異動命令があり、
それまでの内向きな技術系事務から、外向きな営業事務に変わりました。

担当は、中南米。
中南米ビジネスの知識もないまま、あれよあれよという間に中南米各国の担当者が集まる会議への出張。

ずっと行きたかった、南米のとある国へ行ってきました。

協力隊から帰国して1年2ヶ月ぶりのラテン。

ドミニカにいた当時はあんなにうんざりしていて早く日本に帰りたかったのに、
今回再びラテンの文化に触れたらすごく居心地が良くて、帰りたくない!と思ってしまいました。


協力隊で得たものが何かって、すぐにはわからないと聞いていたけど、
私も1年2ヶ月経ってようやく実感しました。

協力隊に参加してよかった。と。


今回、ラテンの人たちと再び会って、全く壁を作らずに接することのできた自分がいました。
チュッチュする挨拶も、苦しいくらいのハグも、普通に受けますが何か?笑

 夜の会食も、彼らが踊り始めたら私も混ざりますが何か?

会議の秩序が乱れてきても全く驚きませんが何か??


もし協力隊を経験していなかったら、今回多くの他の日本人たちがしていたように、
ラテンの国にいるのにスケジュール通りに進めようと必死になっただろうし、
会食でサルサが流れ初めてもまっっったく興味を示さず
彼らと打ち解けることもなく
日本にいるかのように難しい顔をして食事していたと思います。


いま私がいるのは、庶民の生活に密着していた協力隊の立場とはほぼ真逆の、キラキラギラギラしたビジネスの世界。
でも、その地域の文化や言葉を知っているか知らないかでは大きく違う、と私の上司は言ってくれました。

ビジネスマンとしては全く駆け出しの未熟者ですが、
中南米を担当するにあたり、協力隊の経験が強みになるということを実感しました。

協力隊の世界もビジネスの世界も結局、人と人。

相手の方々に愛されるビジネスマンになりたいと思いました。




久々に食べたローカルフード。
重かった…笑