そのたてものに用がある。 | 短篇集

短篇集

新潟県は中越地方、人口四千の港町・出雲崎町出身のシンガーソングライター「Mondeo」のブログ。
自身の日々の活動などを発信していきます。

お久し振りです。Mondeoです。

お久し振りです、というかもうむしろ皆さん初めまして。
前回の記事が今年の2月だったのでおよそ10ヶ月ぶりとなってしまいました。

ほぼ機能していなかったこのブログに久し振りに投稿しようと思ったのは何故かと申しますと、昨日、恐るべき熱量のライブを見に行って来て、頭の中でその余韻がぐるぐる巡り巡っているのであります。
この興奮を何かに記さないと収まりがつかんのであります。

ほぼ自己満足のような記事になるかとは思いますが、一読して頂けたら幸いです。



誰のライブに行ったかというと、私が高校生の頃からの大ファンであるサンボマスターというパンクロックバンドのライブです。

来る2017年12月3日(日)、全国を巡ったツアーの集大成としてキャリア初の日本武道館でのワンマンライブがこの日敢行されました。

発表があったのは今年度の始めでしたが、正直私は暫く躊躇っていました。

いつも見に行く地元のライブハウスでも近年は徐々にお客さんが減ってきていて、ファンとしては少し寂しさを感じずにはいられないそんな状況で、果たして日本武道館という大舞台でやって大丈夫なのだろうか?という一抹の不安を拭えなかったのが要因です。

しかし先月、私は地元の新潟県でのライブを見に行った際に凄くパワーをもらいました。
そして、やっぱり私はどうしたってこのバンドが大好きなんだと改めて実感したのです。

その時のライブのMCで、Vo.&Gt.の山口さんが「入れても入れてもまだ入るんですよ!」なんて少々自虐的な事を言っていて、私はその時決めました。

「例え客席が埋まっていなくても、大好きなバンドが聖地と言われる日本武道館でやることに意味がある。これは行かねば絶対に後悔する…!行かねばダメだ」と。
そしてチケットを購入し、昨日ライブを見に行って来た次第です。



私自身、初めて行く場所でもある日本武道館。
この日は千葉県の音楽仲間であるマツダユウタ氏と2人での参加でした。

会場がある九段下駅で降り、猥雑な東京の街とは一風変わった雰囲気の荘厳たる佇まいに身が引き締まる。

敷地内へ足を踏み入れるとそこにはこの日を楽しみにしていたファンの皆さんで溢れ返っていました。

ここにいる人たちが全員サンボマスターを見に来たのだと思うと何だかとても不思議で、とても嬉しく思います。

武道館公演限定のグッズなども販売していたので、開演前に購入しておこうとマツダユウタ氏と2人で物販の列に並び、私はTシャツとタオルを購入。



16:00。いよいよ開場。

長蛇の列に並び、とうとう武道館の中へ。
途中、沢山の芸能人の方や音楽関係の方からの花束が飾られていて、この日が特別な日である事を改めて実感した。

私たちの席は一階のほぼステージ真正面というとても見やすい場所。
広いステージには沢山の照明が用意され、幕が張られ、私の心にはこれから始まる伝説の一夜への高揚感が溢れていました。



17:00を少し回り、会場の照明が落とされて観客からの歓声があがる。

サンボマスター登場。
そして1曲目、奇しくも14年前のこの日に発売されたファーストアルバムの1曲目を飾る「愛しき日々」からスタート。
往年のファンとしては既にボルテージは最高潮。

アップテンポな曲からバラードまで、静と動を織り交ぜたセットリストに常に心が震え、あんなに広い武道館が狭っ苦しいライブハウスと化していました。

途中のMCで山口さんから「めでたく完売御礼」のアナウンス。
一抹の不安は何処へやら。蓋を開けてみれば空席はほぼなく、この日を待ちわびた観客たちでひしめき合っていました。

往年の名曲から新しいアルバムの曲まで、初めてライブに来た人からずっと通い続けている人まで、きっと誰もが満足出来た一夜であったと思います。

個人的に聴けて最高だった曲
・美しき人間の日々
・すべての夜とすべての朝にタンバリンを鳴らすのだ
・手紙
・朝
・あなたといきたい



山口さんもライブ中何度も言っていたように、正に昨日は伝説の一夜となりました。
本当に行って正解だったと思える大満足のライブでした。

まだ昨日の思い出を反芻しながら、帰りのバスの中でこの記事を書いています。

きっと私のこれからの音楽制作にも必ず活かされていくことでしょう。

そしてこのブログも、もっとコンスタントに更新していこうと思います。

読んでくれてありがとうございました。
Mondeoでした。