今日はBerryz工房チェキ会&個別握手会が大阪の御堂会館で行われたので例によって行って来た。
前回の個別握手会はライヴの出演時間に被った為、入手していた握手券を現場で手放し、泣く泣くパスしたので去年8月以来の個別握手会である。
ちなみに今回、チェキ会については「申し込んだ記憶はあるが、記録がない」という、何かしらかの不備により申し込み自体が出来ておらず、チェキ券入手ができなかったのでパスである。僕の人生における隙の多さについては本当に猛省すべきだ。
仕方ないので、先週のjuice=juiceとのチェキを。
さて、こういった隙の多さに加えて今回の準備不足と資金不足が祟って握手券は僅か3枚、しかも現地で1枚失くしたというどうしようもなさで僅か2枚という弾数である。
ま、弾数については良いとしよう。
問題は心持ちである。
僕は菅谷梨沙子さんとの握手については本当にガチガチに緊張してしまい、前なんて握手会に「行きたくない」と思うくらいメンタル的にキてたくらいだ。
オタ的には先輩のBaaBooFAZイクタエイジ(最近はフクムラエイジと名乗ってるようだが)は「アイドル現場なんて慣れですよ」と言う。なるほど。
しかし、ベリオタ・沙糸しろたま(今度僕がプロデュースする音源でボーカルを担当する)は「慣れるもんじゃないし、むしろ慣れてはいけないと思っています」と言っていた。
矛盾する二つのアドバイスを抱えたまま現場に着いた僕は、そういうことかと気づく。
現場の独特の空気や握手会などファンイベントのシステム、それに対する対応や準備、これには本当に慣れるべきだ。
しかし、当の菅谷梨沙子さんと向かい合うこと、これには慣れなくていいし、むしろ慣れてはいけないのだ、と。
緊張をなくそうとしてはいけない。
緊張するからこそ良いものってあって、例えばそれの際たるものにして身近なものはライヴだ。
ライヴは緊張感をなくそうとするより、緊張感を乗りこなそうとする方が良いと僕は思うのだ。
緊張感があるからこそライヴに感じるスリリングな快感があるし、その場所や空間への畏敬の念も生じるのだ。
ーそう思った瞬間、菅谷梨沙子列に並ぶ僕の心に澄み切った風が吹いた。
梨沙子が目の前に現れた瞬間から、しっかりと、自分の緊張感を含めた全てに神経を通わせながら、どうしても伝えたかったことをゆっくりと、丁寧に彼女に伝えた。
僕は友達みたいに梨沙子と話せないし、声は上ずりまくって気持ち悪いくらいだけど、だからこそ、真面目に真っ直ぐに、衒いのないトーンで話すしかなくて、そうしたら、梨沙子もちゃんと耳を傾けてくれて、ちゃんと返してくれたのだ。
器用じゃなく、要領が悪い人間の武器ってこれしかないやろ。
Theムッシュビ♂トのライヴだってそれしかないからそうしてるだけだ。
緊張感を楽しむこと。
真剣な心持ちで挑むこと。
その2つを今回の個別で学んだ(再認識した)ので、月曜日のBaaBooFAZのライヴはそんな心持ちでいこうと思います。
記
【ライブのお知らせ】
3/10@梅田ハードレイン
open/18:30 start/19:00
adv/1800yen door/ 2300yen (D別)
w/Skip Skip Ben Ben(台湾)/水中ブランコ(鹿児島)/アノランペ/333(bababa)
皆様のご来場心よりお待ちしております。