『アイアンマン2』 | リュウセイグン

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よくある二作目って感じか





六月中に観た映画をまだ更新してなかったんで消化。
『アイアンマン2』は有り体にいってあまり面白くはなかったな~。
なので感想もやや簡潔に。

いい歳したオッサンがパワードスーツ製作にハマる、というバカバカしさがとても良かった第一作の魅力はかなり失われてしまった感がある。トランク型のスーツなんかはメチャメチャカッコイイんだけど、それも一回きり。
工作シーンもあまり多くなく、ペッパーさんとのやり取りもどっちかっていうとギスギスした物が増えて、前回までの小気味いい会話が減退している。
敵にミッキー・ロークを使用したのは良いんだけれども、あまり有効活用しているとは言い難い。

立場も「父親が研究を盗まれた」という、ある意味アイアンマンのナルシズムに一泡吹かせる役柄だったハズが結局サミュエル・L・ジャクソンが「いや、あれは私利私欲で使おうとしたから追い出されたんだ」と言っただけで卑小な存在に。アーク・リアクターの副作用も結構簡単に抑えられ、新型が開発されてしまったので、傷付いたヒーローとしても中途半端。

という訳で、『告白』『アイアンマン2』『ヒーローショー』の中で一番期待していたのに一番評価が低い作品と相成りました。
無念。