【かわら版インタビュー】~NPO法人有終支援 いのちの山彦電話~(2/2) | 武蔵野市市民活動かわら版のブログ

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武蔵野市市民活動推進課と協力して、武蔵野市の市民活動を楽しく元気にするグループです。

「ボランティアというのは、やってあげるのではなく、自分の生活の中に心の豊かさを得るものではないかと思います。」【後半】


第13回 
NPO法人有終支援 いのちの山彦電話
電話相談員は匿名で対応する為、今回のインタビューにご協力いただいた3名の方は、イニシャルにて表記させていただきます。


聴き手:
25年も活動を続けられる秘訣を教えてください。

Nさん:
私たち3人が活動していなかった開設当時から関わっている先輩方はもう80歳を超えている方もいますが、その力強さ、元気さに驚かされます。

この電話相談員には定年がありません。

私自身が続けられる一番の力は、電話をかけてきてくれる方との一期一会のように思います。電話をかけてきた方との心の触れ合いや学びに自分が癒され、力づけられることが多くあり、日常生活にはない感動があります。

このボランティア活動は無償ですが、お金では計れない大切なものをいただいています。

Yさん:
私は5年目ですが、正直これほど長く続けられるとは思っていませんでした。

それなのに、なぜ今も続けていられるのかというと、私自身元気づけられることが多いからだと思います。毎日の生活に張り合いも出ますし、仲間と支え合っていますので、やめられないなぁって、思います。また家族の協力も大きいですね。

聴き手:
市民活動を始めようと考えている方へメッセージをお願いします。

Yさん:
ボランティアというのは、やってあげるのではなく、自分の生活の中に心の豊かさを得るものではないかと思います。人間は一人では生きていけません。人とかかわることは非常に嬉しいことですが、時に大変なこともあります。

だからこそ、生きている実感が得られるのではないでしょうか。私はこの活動を通じて、電話をかけてくださる方や仲間と共に考えたり、考えさせられたりして目に見えないものを感じることが出来ます。人と人とが心を触れ合えるのが市民活動です。

Nさん:
まずは気軽にはじめてみてください。嫌なら辞めても良いし、主体的に取り組めればそれで良いのだと私は思います。

Iさん:
新しい出会いのチャンス!わくわくするかも…。

聴き手:
ありがとうございました。

以上  インタビューの前半はこちらから>>

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電話相談:03-3842-5311
     (月~木)12時~20時・(金)12時~22時
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