中学からの大親友♡待望の赤ちゃん。
実は、ずっと待ってた赤ちゃん。
やっとお腹にきてくれたと思ったら次は早産という壁。
前置胎盤からの出血からの帝王切開。
きっと心の準備もできぬまま、不安に押しつぶされそうになりながら頑張ったんだろうなぁって想像したら泣けてくる。
まだ29週で、赤ちゃんは1382gという極低出生体重児。もちろん出産後すぐにNICUへ。
前置胎盤とは、子宮の入り口近くに着床してしまって、胎盤が剥がれたりして大出血を起こしたりすることもあるので、分娩も帝王切開でというパターンが多いのです。
既に出血していたので、胎盤が剥がれたら大変!絶対安静となりましたが、ママの体温が高く、感染症の恐れもあるとのことで、29週での帝王切開となったようです。
離れた地からは、信じて願って話聞くくらいのことしかできなかったのですが、前置胎盤の赤ちゃんは、もしかしたら着床せず流れてしまうかもしれないところ、子宮口でしがみついて着床してくれた赤ちゃんだと聞きました。
きっと大丈夫。無事に生まれてくれて、可愛いニューボーンフォト撮るのイメージしよう♡しがみついてくれた生命力の強い赤ちゃんだから。
そう信じて応援しました。
赤ちゃんはすくすく育ってくれて、本来の予定日より少し前に無事退院!みんなびっくりの成長ぶり!
本当は、予定日通り生まれた子よりも早産の子は小さいらしいのですが、退院時、3700g!まぁまぁなビッグベイビー!すくすくっぷりがすごい✧
(ニューボーンの時、巻けるかの不安…笑)
そして修正日齢(本来の予定日から換算すると)生後5日というスケジュールで組みましたが、生まれてからは80日!なんと訪問時4200g!
親友じゃなかったら早産で4200gで生後80日…
生後80日の子をキュッと巻けるかの保証もないし(おそらく生後80日だからいくら関節がもうかたくなってることは確か)、早産の人、周りにいなかったから私もどう対応していいかわからないし、多分知らない人だったら生後80日なのでちょっと厳しいですって断ってたかもしれない。
でも、聞いてたら、マタニティフォトだって撮れていない、育休に入って優雅にマタニティ後期を過ごしたい、というような、周りがみんな当たり前のようにしてる、できている、それが、早産ママは経験していない。
ここでニューボーンフォトまで断るって酷。みんなしてるしニューボーンフォト。
生後2週間なんてNICUにいたよね。呼吸器とかチューブとか繋がってたのに保育器の外で写真なんて撮れなかったよね。
ということで、今後、もし早産のママからのお問い合わせがあれば、私はニューボーンフォトの出張にお伺いしようと思います!
もしも依頼受けてくれるところが近くになくて、(私は兵庫県三田市からになりますが、)通常は車で1時間圏内だけですが、交通費のみプラスで対応させていただきますので✧5000gくらいまでしかイメージのようなサイズ感では撮れないのですが…できる限り対応させていただきます✧
ラテは、やはり4200グラムともなれば、ビッグベイビーサイズなので、
こんな感じで対応させていただきました!
いつもは横向きに寝かせて撮影するのですが、頭がおさまりませんで…
手で支えてちょっと立てて撮りました!
このようにちゃんと安全に配慮し、その赤ちゃんにとってのベストな写真を撮影しています✧
フラワーリースは、ラテよりも大きさに余裕があるので、イメージ通りに撮れたかなと思います♡
そして、撮影依頼してくれた親友が、他の早産ママの参考になれば…と、ネットに公開OKいただいたので、その友達の前置胎盤からの出産レポをシェアさせていただきます。
親友の前置胎盤からの出産レポ
↓
息子♡待望の第一子♡
5月に生まれました。
本来の予定日は7月。
約2ヶ月半の早産で、息子はNICUに入院していました。
原因は前置胎盤による出血。
前置胎盤て言われたのが妊娠5ヶ月頃。
通院していた病院では治る事が多いからいつも通りで…と、仕事も行っていて…。
が、妊娠後期を目前に治ってないからと総合病院に転院をお願いされ…これが5月連休前。しかもいつ出血するか分からない、出血したら即入院とか言われビクビクしながら連休突入。
連休明けに地元の市民病院に行こうと思って連休中のんびり過ごしていたらまさかの出血。
しかも市民病院は週数が浅いから受け入れてもらえないだろうと、NICUがある家から1時間程離れた病院へ救急搬送。
そこの病院で安静にして、張り止め飲んだりしたほうが良かったとか言われる。
が、安静にしてても出血するのが前置胎盤。
ハイリスク妊婦。
とりあえず絶対安静でベッドの上生活開始!
出血が止まったらなんとかなるかもとのことでひたすら安静!
まだ29週。もう少し耐えたい。
赤ちゃんのために頑張ると覚悟を決めた入院生活3日目。
採血の結果が良くなかったから今日帝王切開しましょうと。今しないとお母さんも赤ちゃんも危なくなっちゃうからって。
いやいやいや。心の準備が!
前置胎盤って母体が危険なことが多くて、大量出血とか子宮摘出とか…。
そしてこんな早く赤ちゃん産まれて大丈夫!?って心配が。お医者さんに大丈夫なようにこの病院に来たんやでと言われたけど不安しかない。
赤ちゃんお腹で動いてるのに…元気やのに。私も元気やのに。
でも覚悟を決めるしかない。
手術中は意識飛びそうになったけど、ひたすら喋る私。だいぶうるさかったはず…笑
私のお喋りに優しいお医者さんと麻酔の先生はずっと付き合ってくれてた!笑
赤ちゃんは小さいから産声あげへんかもって言われたけど、小さいながらも産声をあげて産まれてきてくれました。
産声を聞いて姿を見た瞬間感動で涙が止まらず。
1382gという小ささで誕生しました。
でも思ったより大きいとも思ったり。
でもやっぱりすぐに保育器の中に…。
私は輸血も必要なく、子宮も無事に出産を終えることができました。
母子共に無事でひとまず安心。
息子は保育器の中で小さいのにいろんな管に繋がれたり、注射されたり、苦しそうにしたり、その姿を見たら情緒不安定でひたすら落ち込む産後。
が、家族や友人におめでとうって言ってもらい…一番頑張ってるのは息子やのに、親の私がこんなんじゃあかんな!と、メソメソしとる場合じゃない!私が今できることをせねば!
と、立ち直り、毎日笑顔で息子に会いに行きました。
やっぱり、あの時あーしてたらとか今でも考えるし、何かあれば自分を責めてしまうし、もう少しお腹の中で育ててあげたかった。
早く産んじゃってごめんねって思わないのは無理なんやけど、
今はそれ以上に、
生きて生まれてきてくれてありがとう。
生きてお母さんにしてくれてありがとう。
たくさん頑張ってくれてありがとう。
元気に退院してくれてありがとう。
と、生まれてまだ3ヶ月やけど数え切れないくらい息子には感謝の気持ちでいっぱい。
私の代わりに長く入院してくれたり、つわりが無かったり母体が健康なまま生まれてきてくれたり、少し早くお母さんにしてくれたりと、本当に親孝行な息子。
親バカです。親バカ万歳。
私の入院中からずっと励ましたり、息子の成長記録話を聞いてくれて一緒に喜んでくれた家族や友人達にも本当に感謝。
今回の出産を経験して、妊娠出産て本当に奇跡やなと。コウノドリで言ってた通り。
ドラマの中の世界やと思ってたけど、NICUには次から次に赤ちゃんが入院してきてた。
生まれたら抱っこしたりおっぱいあげたり…あたりまえのようにみんなしてるけど、私や入院してた親子にはあたりまえじゃなくて…。
初めて抱っこをした時、おっぱいをあげた時、どのお母さんも感動してるんやろけど、本当に本当に涙が出るくらい嬉しかった。
あたりまえの日常ってほんまに幸せなんやなと思った。
小さく生まれた分、これから先も心配や不安はたくさんあるけど、子を思う気持ちは小さく生んでも大きく生んでも、どのお母さんも同じかな。
隣にいてくれることが幸せです。
初心を忘れずに大切に育てていこうと心に誓いました。
生まれた時1382gだった息子ですが退院して約3週間の現在5000g近くまで増え、順調に育ってくれています。
月齢は3ヶ月やけど、早産の子の発達発育は修正月齢で予定日計算でいいみたい。
予定日計算やとまだ生後3週間程。
発育も今のところ修正以上に大きくなってくれてる。
赤ちゃんの力ってほんまにすごい。
今の医療もほんまにすごい。
この時代に生まれて良かった。
生後2ヶ月以上やのにニューボーンフォトを撮影してくれたはぁちゃん。諦めてたから嬉しかった!
保育器時代の比較写真も撮影してもらい大きくなったな、頑張ってくれたなと改めて感動。
全ての支えてくれている人に感謝です。
生きて生まれてきてくれてありがとう
生きてお母さんにしてくれてありがとう
“生きて”
という言葉に重みを感じます。
当たり前に思ってるけどそうじゃない。奇跡なんだなって。
貴重な体験談を聞かせてくれたり、撮影依頼してくれた親友に感謝。
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