納豆が大好きです
ほぼ毎日食べています
2日くらい食べなかったら…禁断症状が出ます、たぶん(-。-;)
もはや「中毒」みたいなもの
納豆は身体にもいいらしい。
でも、私が納豆を愛してやまない一番の理由は、
お い し い か ら
ワタシ的には「ごはんの友」第1位ですっ!!
(ちなみに2位は「明太子」ちゃんね♪)
そんな愛すべき納豆ちゃんのセミナーが札幌で開かれる…って情報をキャッチ
これは何をおいても参加しないわけにはいきますまい
会場には300名ほどの参加者でいっぱい
年齢層は…高めデス
年齢と、健康への意識の高まり度は、比例するのですね
第一部は
筑波大学 人文社会系 准教授である 石塚 修先生の講演
テーマは 「納豆と日本の食文化ー三題噺ー」
和食の「世界無形文化遺産に登録」の話題や
日本料理の特徴「旨み」が世界中から注目されていること
日本の伝統食への危機感…などのお話からはじまり
納豆にまつわる歴史や数々のエピソードを
ユーモラスな語り口で、興味深く伝えてくださいました。
「関西人は納豆を食べない」というのは誤解で、過去の記録をひもとくと
かつては懐石料理などでは、納豆が用いられていたそう。
関東と関西の食文化の違いもなかなか面白かった~
いま、朝の連ドラ「ごちそうさん」でも、触れられていますよね
日本の「食」は栄養面だけでなく、精神性、季節感、美しさの面でもとてもすぐれていると思います。
それを後々に伝えていく「責任」みたいなもの、強く感じます(*^.^*)
第二部は
自治医科大学付属さいたま医療センター 准教授 早田 邦康先生による
「納豆のポリアミンによるアンチエイジング」というテーマの講演。
まずは
「根拠のない健康食品に騙されてはいけません」というお話。
具体的な品目はあえて伏せますが(^_^;)、TVのCMなどでもよく耳にするものだけに
少なからずショックが
「イメージ」だけで売れているものの中には、その健康効果については証明できていない
ものも多いそうですよ 注意、注意!
さてさて。
「納豆」といえば、イソフラボンやナットウキナーゼ…というイメージですが、
最近注目されているのは「ポリアミン」という物質だそうです。
ヒトの病気を引き起こす原因のひとつとして考えられているのが「慢性炎症」。
これはケガやウイルスなどによる「急性炎症」と違い、痛みなどの症状がないが
じわじわと身体をむしばんでいくそう。
「慢性炎症」は、加齢などによって免疫細胞が老化することが主な原因なんだそうです。
ポリアミンは、なんと「遺伝子」に作用して、この炎症を抑制するはたらきがあるとか。
なので、ポリアミンの濃度を増やしてあげることが、若々しい健康な身体を保つために
大いに役に立つそうなんです。
そのポリアミンを多く含む代表的な食物が「納豆」
そのほかにも豆類やきのこ、発酵食品、魚介類、野菜など…です。
こうしてみると、昔の人々が身体に良いとして多く摂っていた食物が、そのまんま
当てはまるんだよね~。
やっぱり先人の知恵…って、スバラシイなぁ~と。
一見むずかしそうですが、早田先生は、わかりやすく順序だててお話してくださり
すんなりと頭に入ってきたし、時折爆笑できるポイントもたくさんあって、楽しく聴かせていただきました
終了後には、こんなおみやげまで
楽しくお勉強できて、おみやげまでいただけるなんて…ありがたいですぅ
納豆ちゃんをこれまでこよなく愛してきたのは間違いではなかったわ
これからも、ずっと粘り強く、愛し続けます
…おあとがよろしいようで(笑)
ありがとうございました