イベント2日目
今日はファッションショーと聞いてる
16時に待ち合わせ
仕込み先は初日と同じホテル
朝のうちに自分時間は済ませ
少し余裕を見て15時過ぎに到着
なんとなく仕込み先の空気感がわかったので、
くつろいでエスプレッソを飲む
するとモデルさんたちがネイルを見せてーと寄ってくる
テーブルに並べる僕
先日にどのドレスに何を合わせるのかを組み直したので、会話としては
あなたはどのドレスを着ますか？そしたらこのデザインのネイルです
デザイナーさんたちにもわかりやすくなるように
このモデルさんこのデザインでインスタはこれです
モデルさんの写真と、インスタスクショを送って、発信準備を整える
次々にワー！キャー！言いながら、寄ってくるモデルさん
デザイナー達の素晴らしい作品に
目がキラキラ輝かせてるのがわかる
ドレス確認、ネイル確認、この作業がしばし続いた後
あるモデルさんが
ドレスが違うと言い始める
僕に先日見せたドレスと
自分が今日着ようとしてるドレスが違うとのこと
僕の不安が蘇る
まさか、また変更か？
もう、ドレスに合わせたから変更されると流石に難しいよ
と思いながら
次々とモデルさんが違う、聞いてないと話し出す
マルコが降りてくる
ドレスの確認に入る
マルコがこのドレスだと言い始める
僕は昨日聞いたドレスと違うと言い張る
他のモデルさん達がざわつき始める
これでいこう！とマルコが言い出す（多分そう言ってる）
ここでまた変更されたらコラボもなにもあったもんじゃない
負けるもんかと僕は言い張る
だがマルコ陣営も引き下がらない
もう、だんだん熱が上がってきて
みんなのイタリア語が過ぎる
すごいイタリア語が過ぎる
さらに変更なのか
スケジュールが変わり始める
今日は屋上でショーと撮影もしようと言う
まぁ、そこまではよしとする
それが21時だという
で、8時にスタートだと言われる
？9時？8時？どっち？
マルコは8時だと数字で表す
オッケーと答える、そのあと9と言い残す
それそれ！その9てなに？と聞くとショーだと言う
え？今8時ってゆったでしょ？そうだよ、とうなずく
え？2回やんの？2回？
いや、1回だけだと言う8時？9時？と聞き直す
8時だと言うオッケーと返す、そのあと9と言い残す
それそれ！その9てなに？
モデルの人数のこと？違うと言う
pm9という
これを10分ぐらい繰り返した
意味がわからなすぎた…
ドレスの変更も着地してない、時間もわからない
（早めにつければいいんだけど、昨日のことがあるからギリにつけたい）
ジャストビフォー、アイウォントトゥプットオンネイル！と伝える
負けるわけにはいかない
自分も背負ってるものがある
僕の叫びと共に辺りは静まり返り、マルコは僕に優しくなった
親指を立ててそれでいこう！とにやついてくる
なんのオッケーだよ！となり
少し待ってとマルコが仲間と相談し帰ってくる
ドレスの変更はなしになった
磯部が勝った
つづく
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上記記事は
爪華師オンラインサロンにて
2022年10月23日に投稿されたものです
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