「光る君へ」第八回ー倫子結婚フラグと兼家DV疑惑 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp

追記

ドラマの回数を間違えて、第七回としていましたが、正しくは第八回でした

訂正しました

ごめんなさい🙏


 


まず最初に

全国的に もう話題にのぼっているようですが、

小麻呂ちゃん猫の無事を確認しました

 

前回、打毬の試合会場から逃げ出し、雨に濡れて迷子になったにもかかわらず、

毛並みツヤツヤで、何食わぬ顔してるところが、さすがネコ

無事でなによりですが、どうやってお家に戻ったのでしょう?

 

それから、

やはり、まひろは風邪気味でした

(前回、雨で濡れた服を着替えませんでしたから)

ここでもまた、同じ服ですねえ

 

 

 

 

今回のタイトルは「招かれざる者」でしたが、

 

招かれざる者は2人でしたね

 

1人目は、成仏できていなかった忯子

↓イタコ(って言っていいのかしら)の体に憑依して名乗っていました

このシーン、怖くて鳥肌立ちました

 

 

2人目の招かれざる者は、道兼

たぶんタイトルが指す「招かれざる者」はこの道兼のことですよね

道兼は酒を持ってひとりふらっと為時の家を訪れましたが、まさに「招かれざる」客でしたね

これまで憎まれ役の道兼でしたが、

今回、実は父からの激しいDV被害者であることがわかり、孤独に生きて来た半生の独白もあり、かわいそうになってしまいました(ま、史実かどうか知りませんけど)

 

それからすっかり恒例になった

直秀の一言

今回は、

「一緒に行くか?」

「行かねえよな」

勝手にプチ失恋ハートブレイクしているこの直秀の表情、かわいいですねえ

今までのベストショットです

よく見ると、直秀の胸のあたりから赤いハートドキドキっぽいものが飛んで、空中に浮いています

これってもしかして、失恋した直秀の魂?ぐすん

(たぶん葉っぱか何かだと思うけどね)

 

 

 

 今週の女子会ラブラブー「推し」は公任様?それとも道長様?

 

打毬大会の興奮を引きずる女子会

 

女子たちがそれぞれの「推し」を宣言してましたね

まるでアイドルのライブ後のお茶会のようでしたね(想像ですが)

 

茅子「公任様がりりしくて やはり 私は 公任様だわ」

 

しをり「え?道長様ではないの?」

 

↓沈黙するまひろの頭上を、「推し」の押し問答が行き交う

 

倫子ちゃんは道長派(将来の旦那だもんね)

「やはり 倫子様も道長様ね」

「ウフフフ…」(出た)

 

ここでなんと、赤染衛門先生も「推し」トークに乱入

 

衛門「道長様と息ぴったりの公達がいらしたけど あの方はどなた?

なんと赤染衛門は、直秀推しだったのでした

こういう推しの選び方はツウですな

 

はあ…たけだけしくも お美しい公達でしたわ」(いや彼は盗賊ですよ)

 

 

倫子ちゃんが、コーフンする赤染衛門先生をたしなめました

衛門ったら 人妻なのに そんなことを言って

 

すると、赤染衛門は、こう答えました

人妻であろうとも 心の中は 己だけのものにございますもの」(NHK的に大丈夫か?これ)

 

女子たち「キャ~!!

 

衛門「そういう自在さがあればこそ 人は イキイキと生きられるのです

いやいや、大河ドラマでこんなセリフが出るとは思わず驚きましたが、

衛門先生、ぜひ、朝イチに出てください

 

朝イチでときどき開催される「推し」特集で、直秀を推しちゃってください

私は、あのピンクのボードに書かれた名前をじっくり見るのが好きです(わかる人だけわかればいいです)

 

それにしても、この衛門の格言めいた「心の不倫OK」みたいなことばが、源氏物語の伏線とか言わないでね

 

結局、今回の「推し」談義での人気投票の結果は、

第一位 道長 3票 倫子、(口に出しては言わぬが)まひろ、しをり

第二位 公任 1票 茅子

第二位 直秀 1票 赤染衛門

という結果になりました

道長が意外に人気で、斉信には票が入りませんでしたね

行成は不出馬で、難を逃れた感じですね

 

 

 

 F4男子会ー仲間入りした道長の「弟」直秀

 

F4男子会は、どうやら視聴者サービスのために毎週開かれているようにも思います(それはそれでいいのだ)

今週は、腹痛を言い訳に打毬の試合をズル休みした行成の代わりに、

道長の「弟」と称する(実は盗賊の)直秀が活躍し、男子会でも話が盛り上がりました

 

 

 

今週の、公任様(視聴者サービス)

 

 

 

 今週の政局

先週からの流れで、花山天皇のもとで義懐が異例の出世をし、

関白頼忠、左大臣源雅信、右大臣藤原兼家の3人が不満を募らせていました

 

その義懐は従二位になったばかりなのに、年末には関白になる宣旨が出るという異例の出世で、3人が焦っています

 

兼家「義懐ごときに 負けてどうされる」

 

義懐を抑えるため、3人が手を結ぶことを確認しました

 

 

右大臣兼家はそれだけではなく、もう一つ重大な計画を明らかにします
 
その計画とは、左大臣源雅信の娘倫子に息子道長婿入りさせることでした
 
兼家「ならば左大臣殿 我が家の三男 道長を
左大臣様の姫に婿入りさせていただけぬか

 

 

 

 倫子結婚フラグ

 

女子会で、自らが「道長様推し」であることが明らかになった倫子ちゃんですが、

道長様の父兼家も、この二人の結婚を戦略的とは言え、進めようとしていました

 

倫子結婚フラグが立ちましたね

 

しかし、いつの世も、モンダイは、娘の父親です

 

ここでも、雅信がブツブツと難癖つけてます

「藤原道長は まだ従五位の下 右兵衛権佐だぞ!!もやもや

「そのような下位の者を 倫子の婿にできるかっ!!!」

相手の地位が低いことに難癖をつけています

 

倫子ママ「でも 右大臣家の三男でございましょう?」

こういう場合、母親のほうが冷静なものです

 

パパは、ごちゃごちゃゴネ続け、右大臣家に対する本音も吐露しています

 

「それに 右大臣家は好まぬ」

 

右大臣家のひな型など この家に入れたくないのだ」(すごい顔)

お父さん、兼家が嫌いなんですね

 

小麻呂を探しに来た倫子

 

道長様との縁談の話を、ママが倫子に聞かせる

 

倫子ちゃんのこの表情ラブラブラブラブラブラブ

 

パパのこの顔(笑)

 

 

 

 兼家倒れる

 

こちらは、恒例の陣定(この構図がいつもかわいい)なんですが

 

義懐がますます権力を増しているようです

 

義懐を抑えるため花山天皇に意見を申し上げようと、兼家たちが立ち上がりますが、

 

あ、倒れちゃった…

 

花山天皇はこんなこと言ってますよ

右大臣め いい気味じゃ

 

「きっと忯子が助けてくれたのじゃ」(どんだけ好きなんだか)

 

 

兼家の意識はもどらず

 

兼家に代わり、長男道隆が代理を務めると言っています

道隆の中関白家の繁栄の始まりでしょうかね

 

 

右大臣家のピンチに対し、詮子がまたもや左大臣家への婿入りの話をしています

 

 

兼家にとりつく悪霊を払うため、晴明が呼ばれました

(晴明はあっちにもこっちにも顔出して、なんか信用できなくなってきた)

 

読経

 

晴明たちは祭文

 

読経の効果なのか、祭文の効果なのか

霊がおりてきました(白目になっていて怖いですねえ)

 

「命を返せ…子を…子を返せ!子を…」

 
誰がおりてきたのか問うと
「よしこ」

 

これ、貞子並みに怖かったですよガーン

 

あっとおどろく道隆(いい表情)

 

疑いの視線?の道兼

 

お坊さん「弘徽殿の女御様か?」

比叡山のお坊さんかしら?

 

忯子の霊「返せ!返せ!返せ!」

 

道長も首を絞められて「返せ!返せ!…」(とんだ貰い事故)

 

 

 

 花山天皇と道兼の縁

 

晴明に祈祷の成果を訪ねる花山天皇

それで どうだったのだ?東三条殿での祈祷は?

 

あっちにもこっちにも顔を出す晴明

亡き忯子様の霊が 右大臣様に取りついておりました

ここで、花山天皇は忯子が成仏できていないことを悟る

それは まさか 忯子が成仏できていないということか?

 

この時代は、浄土教が大流行しました

極楽浄土に往生することを第一の願いとしていた時期なのです

 

そんな中、愛する奥さんが成仏できていないということがどれほど花山天皇を苦しめたことか(知らんけど)

 

「右大臣が 忯子様を呪詛し お命を狙ったということか」

花山天皇の右大臣への憎悪が確定的になりました

 

他方、道兼は倒れた父右大臣を見舞っています

日頃から道兼にDVをしていた兼家は、倒れた後も時々正気に戻ると兼家にDVを加えたらしい

 

痛々しい兼家の傷跡

 

兼家の傷を見て同情する花山天皇(実はいい人)

地獄に落ちるな 右大臣は

このあたりから、花山天皇と道兼の友情のようなものが芽生え始めたようです

 

986年、花山天皇が出家する寛和の変がすぐそこのはずです

 

 同じ月を見ても…

まひろが上弦の月を見ています

 

道長も同じ月を見ています

 

 

 

これまでは同じ月を見上げて、互いに想いを通わせていたまひろと道長ですが

 

今回は違いました

 

まひろが月を見上げているころ

 

 

道長邸には盗賊が入ったのです

 

盗賊の頭は「弟」直秀でした

 

ああああああ(すごい顔)