有難いことに、こんなブログでも続けて欲しいと言ってくださる方がいらっしゃいましたので、もう少し続けさせていただきますね！（*^_^*）
復活第一弾は『免疫』についてです。
先ず、免疫とは何かと言うと『自己（自分）と非自己（自分の以外の物）を見分けて、細菌やウィルスなどの非自己が体内に侵入しないように見張り、もし非自己が体内に侵入したとしても、それを排除して疫病を免れる』ための仕組みのことです。
簡単に例えると、『会社にテロや泥棒などの部外者が侵入しないように見張ってくれている守衛さんや門番、防犯カメラなどと同じです』 が、ほとんどの方がしている大きな間違いがあります。
それは『免疫を上げる食べ物が良い』と言う勘違いです。
もちろん、免疫力（防衛力）を高めることは健康維持にとっては凄くいいことですが、常に免疫を上げる食べ物を摂り続ける事とは少しニュアンスが違います。
よく『これを食べれば免疫が上がる』と言うスーパーフードやサプリメント等がありますが・・・私はそういう物は一切摂りません！
では何故、それを食べれば免疫が上がるのでしょうか？
答えは簡単です。それが『非自己』であるため、捕まえて追い出す必要があるからです。
例えば、〇〇シード・・・という物があったとします。
シードと言うのは『種』のことです。
もちろん例外もありますが、ほとんどの種は、種族繁栄の為に動物の消化酵素では消化されずにそのまま排泄されます。
また、芽吹くための豊富な養分も含む代わりに、消化されないように殻には毒があります。
そんな、『毒に包まれた消化出来ない物質』が体内に入れば・・・早く追い出そうとして免疫を上げるのは当然です。
そもそも薬の始まりは『微量の毒を体内に入れることにより、免疫を上げてその毒と共に他の細菌やウィルスも排除させる』と言う考えからです。
附子（トリカブト）に代表される様に、『猛毒も少しなら薬』だと言うことです。
考えてみてくださいね！
受け付けでちゃんとした手続きもとらず、会社に毎日連続して少数の部外者が侵入してくれば・・・守衛さんは大忙しでヘトヘトに疲れてしまいます。
『毎日連続して免疫が上がる食べ物と摂る』と言う事は、『毎日連続して防犯訓練をさせて、過剰な労働を強いている』のと同じです。
本当の意味で『防衛力を上げる』と言うのは、守衛さんや防犯カメラの数を増やしたり、守衛さん一人ひとりのスキルやカメラの機能、情報伝達機能のアップで防衛力を強化するということです。
本当の意味で『免疫を上げる』と言うのは、免疫細胞の数を増やしたり、免疫細胞の活動力や食欲、情報伝達能力等のスキルアップを計るということです。
そのためには、電解質の濃度に過不足なく血液が増える様な正しい食事（これを文にするには長すぎますので書けませんが）、空腹時間を作って消化器官の細胞や免疫細胞に適度な休憩を与える（血液中に食べるべき物が多過ぎて、免疫細胞も満腹状態では細菌やウィルスを食べる事が出来ません）、体を温めて免疫細胞が活動しやすい環境を整える・・・等、間違えても毒を入れて免疫細胞を過剰に働かせる事ではないですよね（＾ｕ＾）