7月17日に我が家の白い天使、セブが旅立ちました
急な出来事で、驚かせてしまってごめんなさい
セブは、小さい頃から急性胃拡張を繰り返してきました
すぐにガスが抜けたものも含めると、数え切れないほどあったと思います
抜けた翌日、また詰まることもあったし、お腹の調子が戻るまでに1ヶ月ほどかかりました
急性胃拡張は海外ではSilent Killerと呼ばれていて、うさぎさんにとって怖い症状なことは分かってました
それを何度も繰り返すので、セブとのお別れは突然かもしれない
私の中で、覚悟は前から出来ていたのかもしれません
今回は、一番恐れていた完全閉塞になってしまいました
信頼できる先生に全てを託し、内科治療を続けたのですが回復の見込みはなく、
私が見ていてもセブが限界なのが分かったので、開腹手術にふみきりました
手術には何とか耐えてくれて、一度は麻酔から覚めかけたのですが、安心した矢先、急変してしまいました
今後の入院治療について説明を聞き、セブの顔をみて帰ろうとした矢先の出来事でした
甘えたのセブなので、1人になるのが嫌だったのかもしれません
みんなに見守られて旅立ちたかったのかな
先生の配慮で、私はセブの手を握って、最後まで側にいる事が出来ました
開腹して分かったのですが、セブの小腸は生まれつき細くなってる箇所が複数あり、ソーセージみたいな形状をしてました
細いところに毛玉などが通るたびに流れが悪くなり、胃拡張を起こしていたようです
固い毛玉が通る時に、細い箇所の腸壁を傷つけるようで、ところどころ血がにじんでいました
これまでも無事に抜けた後もなかなかお腹の調子が戻らなかった理由は、小腸が傷ついていた為と分かりました
腸閉塞の原因は、小腸に異常がなければ通せるはずの1センチ弱のフェルト状の毛玉でした
小腸のいちばん最後、盲腸に抜ける手前、あと一歩のところで詰まってました
先生からは、回復した後も同じ状態になることは避けられないと言われました
正直、セブの小腸をみて、よく今まで自力で抜けてこれたなぁと、
もっと前に完全閉塞を起こしていた可能性もあったんじゃないかな、と思いました
7月7日に5歳になったセブ
5年間の兎生は、短いのかもしれないけど、
難しい身体を抱ながらもセブが精一杯頑張った結果だと思います
よく頑張ったね、と褒めてあげて欲しいです
次こそ満足な身体をもらってくるんだよ
セブが毎日一緒に寝てくれてたベッドの一角は、
これからもあけておこうと思います
戻って来たくなったら、いつでも戻れるように