青の跳躍、神を欺け鉄条網を前にして、最後の最期は乗り越えたい、この向こうは別の世界だ、響き渡る無音が両耳貫く、楽園なんて何処にもないって、そんなことを笑顔で話す、いっそ早く来たらワクワク、明日なんかどこにもないって、さぁ、終わりの冬を始めよう、僕らはいない神に最期を託す、クラクションが四方から降る、音より速く誰より速く、端役たちを出し抜き走れ、ゼロの世界で世界はゼロだ、叩く雨の音色はブルー、明けない夜はないらしい、それでもまた夜はくる、鎮静剤で黙らせた、朝焼け、喧騒、うごめくケモノ、鉄条網の向こうには、たどり着く猛者の国、砂の海を掻き分けて、飛び散る赤いサイレンに、恋人抱いて跳びまわれ、