国際書画展にて。 | 日本画いろは 川村愛

日本画いろは 川村愛

福岡在住の日本画家 川村 愛 の【 ことのは帳 】です。
絵のこと。日々のこと。綴ってまいります。


 第4回国際書画展

告知が遅くなってしまいましたが、

福岡アジア美術館にて『第四回国際書画展』が開催中です。


水墨画を中心に書、絵画、現代アート、彫刻約200点が展示されています。

中国、台湾、香港、韓国などからもレベルの高い作品が出展されています。


▫︎作品について

『The window 窓』 直径1000mm 2019年


「悟りの窓」と言われる寺の円窓から新緑の庭を臨んだ光景を銀箔の焼箔のみで描いています。

写真は栗原光峰さんのお弟子さん達に

作品の説明をしてるとこですね。


先日の講評では、審査委員長の安永元アジア美術館館長に高く評価していただいたとお聞きしています。大変光栄に思っております。


これは2019年のとわーるの個展で一度展示したものですが、審査員の元九州産業大学学長の宇田川先生がそれを憶えてくださっていたそうです。


以前、松尾敏男先生が院展の講評会で

参加者の誰の数年前のあの作品というのをよく憶えてらして、

安永先生や宇田川先生も、美術に関わる人は目の記憶が優れておられるものだと感心してしまいました。


会場で主催の姚明さんと、出品されていた栗原光峰さんとお話しながら、

アジア美術の世界や

どのように作品のアイデンティティを確立していくか、などとても深いところまで語り合いました。

これまでこれからどう活動していくかを模索する中で、この展覧会に出品して先生方と語れたことはなんという幸運な巡り合わせだったかと思います。


展覧会は8日までです。

よろしければ実物をご覧ください。


[国際公募 第四回国際書画展]

▫︎期間: 2021年6月3日 (木) 〜 8日 (火)

    9時30分開場

    明日7日は18時まで、

            明後日8日は16時までです。

▫︎会場: 福岡アジア美術館 7階企画ギャラリーA・B・C


※アジ美の常設展示、カフェなどはお休み中です。