テレビやラジオ、本当にゆっくりした喋りがいいのかなあ | 放送作家 西川栄二のブログ

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放送作家でお笑い学校校長の西川栄二のブログ

最近、ずっと疑問に思っていることがあります。

 

テレビは、旅番組、街歩き番組みたいに

ゆったりと、のんびり見られる番組が増えて、

ひな壇の芸人がワーワーいう番組が

ほぼ無くなった。

 

ラジオも、ビートたけしさんの

オールナイトニッポンみたいに

まくしたてる喋りをする人は絶滅寸前で、

みんな自宅のリビングで話しているみたいに

ゆっくり喋っている。

 

それが本当にベストだと思っているのか?

…それが僕の疑問なのです。

 

僕は、ガヤがワイワイしゃべる番組は

うるさいだけで面白くないことが多かったから

「まあ、仕方ないか」という感じだけど、

本当は、圧倒的に笑えることを

詰め込んでいる番組が一番見たい。

 

旅番組、街歩き番組を見ているのは

「邪魔にならない」という消去法であって

ベストな選択では決してないのです。

 

ラジオもそう。

僕はず~っと笑える番組が、一番いいのです。

 

ここら辺の感覚を

みんなどう思っているんだろうか。

 

ずっと笑える番組を待ち望んでいる…

今、そんな声を上げないと、

邪魔にならない番組ばかりになってしまう

そんな不安と予感があります。