僕は、業界でもかなり異色な
「営業からプロマネ」になったキャリアを持っている。
未だかつて、僕と同じキャリアパスの人にお目にかかったことはない。
でも、
僕にとってプロマネという仕事は、
それほど苦になる仕事ではなく、システム営業という仕事の延長で、小規模案件のプロマネをやってるうちに自然と身についていったスキルだった。
僕の主たるキャリアである、「通信企業での営業職」という仕事は、結構幅広いスキルを求められる。
自社サービスの提案は元より、システム知識や実現性の調査、ユーザー要件のヒアリング、場合によっては設計や構築支援もしなければならない。
だから、そういう仕事は当たり前だと思って身につけて来たし、自分のスキルについては、特別なものだとは思っていなかった。
でも、それは気がついたら誰も通ったことの無い独自のキャリアパスを描いていたのだ。
つまり、強みというものは、
「自分が何の苦労もなく当たり前にできること」
なのです。
周りはすごいと思ってるけど、自分は出来て当たり前だから、あまり価値を分かってない。
だからこそ、強みは人からのフィードバックが重要なのです。
僕は、それを人から教えてもらって、
「ああ、プロマネは僕の天職なんだな」
と気づいた。
そして、プロマネに特化したコンサルティングを始めるために、起業しました。
得意なことは、意外と気づかない。
もし、当たり前にできることがあったら、
それはきっと、あなたの強みのハズです。