先日、久しぶりに交流会へ出かけて、
インターコンチネンタルに行った帰りに、近くのオフィスビル地下にあるコンビニへ、ふと寄ってみた。
ここは実は、
僕が29歳まで店長として勤めていた店で、なんか、急に懐かしくなって遠巻きにじぃっと覗いてみた。
(アヤシイ人に見えたかも知れない。。)
半年前も近くを通ったんだけど、近寄る気にならなかったのだが、なぜかこの日はとても気になって立ち寄る気分になったんです。
僕が店長やってた当時は、am/pmという業態だったが、すっかりファミリーマートに変わってしまっていた。
散々触った陳列棚も跡形もなく、店舗のレイアウトだけが、何となく昔の形だった他は、品揃えなども全てガラッと変わってしまっていたけど、一つだけ、変わらないものを発見した。
何と、当時の僕の上司だった、フランチャイズオーナーの娘さんが、相変わらず当時とほぼ変わらない見た目で働いていた。(10年も経ってるのに?!)
あまりにもそのままの姿で目を疑ったが、見慣れた仕草から本人に間違いないことを確認。
でも、セルフイメージが今の自分とはかけ離れ過ぎているのが瞬時にわかり、とても声をかける気になれなかった。
たぶん、声をかけたところで、僕と分からなかったと思う。僕は、10年前とは随分見た目も変わってしまったからなぁ。。(10キロ以上太ったし)
このオーナーさんは、実は僕の著書にも匿名で登場するんだけど、すっかり疎遠になってしまったので、了解を取れずに、差し支えない形で登場して頂いている。
折角の機会なので、その件でお声がけしようかと思ったけど、なんか、お互い近寄らない方がよい気がしたので、静かに店を後にした。
帰ろうと思って、お腹が空いていたので、
コンビニの近くに10年前からある、「とんかつさぼてん」に入店。
ここでも、ア然。
なんと、10年前によく通ってた時にもいた店員さんが、いた!(店長になったのかな?)
その人も、見た目が全く変わってないの。
ほぼ毎日声をかけていたから、僕のことに気付くかと思ったけど、やっぱり気づかない。
この出来事は、僕に大きな衝撃を与えた。
「人は、それほど変わらない」という事実。
まるで、僕だけがタイムスリップしたみたいだった。
僕は、この10年で、人間の中身が丸ごと入れ替わったと言ってもいいくらい、考え方もマインドも見た目も、ガラッと変わった。
僕の周りにいる人も、この10年ですごく有名になってしまったり、相変わらず成長スピードが凄まじい人が多く、自分との距離感が変わらないので、気づかなかった。
そっか、
世の中の殆どの人は、そんなに変わらないんだ。
そう思った瞬間、自分の中で何かが弾けた。
「僕は、やっぱり、これからもドンドン流れに乗って成長を続けていきたい。変わり続けていきたい。」
今の仕事の中で、何か、いつの間にか自分のやるべきことを決めつけていた気がする。
僕が本当にやりたいことは、もっと他にあるはずだ。
次のステージへいきたい。
昨日まで、自分を縛っていた何かを、手放せたのがわかった。
自分の定義を決めているのは、自分自身。
定義を変えれば、一瞬でステージが変わる。
そう、僕は昨日、自分の定義を変えてみた。
もう昨日の自分には戻らない。
これからは、もっと変化のスピードが早くなるだろう。