キタアキはん恒例のフォトレポートで同じような写真を使うだろうからお蔵入になりそうだなと思っていた所、どうやら今月は恒例のフォトレポートはなさそうな雰囲気。
とうとう私めにもチャンスが巡って参りました！
まずは肩慣らしにこちらの写真からどうぞ。
ヌードレストラン、キタアキリョウはん。
かつてデイビッドは"リョウ"がうまく発音出来ず、"ルウ"と呼ばれていましたが、もう"リョウ"と言えるようになったのかな？
そんな日本語は通じないがシャレの通じるイギリス人、デイビッド・フリンの一曲目はベティ・"ルウ"からスタート。
1.betti lou and bobby adams/dr.truelove
2.moments/baby i want you
ディビッド印のレアリティ、クオリティノーザンは以前にまして磨きがかかり、今回はエンターテイメント性も加わり更にパワーアップ！
カタカナで右胸に"デイビッド"、左胸には"サウンド オブ ヤング'68"の文字が入った特注シャツに衣装チェンジ。
背中には日の丸の上にタムラモータウン、その下にはデトロイト、トーキョーの刺繍が。
そこはロンドンじゃなくてデトロイトなんだと思っていたら、デイビッド秘蔵の未発表アセテート盤デトロイトリズムセクションがかかり、セイジさんの「これええよなぁ。」の一言が染みた。
7.detroit rythm section/i know something
そしてケブの初来日以来、生で聴くラリー・クリントン。
大阪のクラブフラットに遊びに行き、ブース前で踊るキタアキはんとセイジを見て首を横に振ったケブ。あの時の一曲目が確かラリー・クリントンだったはず。
ゴーヤさんと初めて話したのもあの日でした。
もう14年も前の話…
KEEP THE FAITH！
8.larry clinton/she's wanted
9.jokers/soul sound
10.camaro's
11.Joey Delorenzo /Wake Up To The Sunshine Girl
12.mello souls/we can make it
過去五年間に渡り毎週末、東京中のレコード屋を探し回ったと言う「ニホンバン！」のMCと共に繰り出される日本盤ソウルレコードのコレクションは圧巻でした。
ザッツエンターテイメント！
17.
18.
19.
20.
そして最後は、
24.soul incorporated/my proposal
恐ろしいレアリティとクオリティのノーザンソウルを披露してくれたデイビッドでしたが、
デイビッドがDJをしている時に今のりにのっているスカDJのシンゾーや関西のビンテージミュージックDJの第一人者であるカヤノさんがブース前で楽しんでくれていたのが印象的でした。
クラブ感覚を持ち合わせ、常にダンスを念頭に置いてDJをしているデイビッド。それがノーザンソウルだから当たり前と言えば当たり前だが。
85年、16歳の時に入れたと言うタトゥーは伊達じゃない。
ウィガンカジノがクローズして4年後。85年に16歳の少年がwigan casino allnighter、northern soulと腕に彫った意味は？
ポール・ウェラーはjamデビュー当時、レトロだと揶揄されて"18歳の少年がどうして懐古主義になれるんだ"と書いた看板を首からぶら下げてパブへ呑みにいったらしいが、16歳のデイビッド少年はウィガンカジノで受けた洗礼が忘れられず、ノーザンソウルに人生を捧げる事に決めたのだろうか⁉
まさにWAY OF LIFE。
そんなデイビッドがふざけながら自分のタトゥーを指差し、「ヌードレストランって書いているんだ。」と冗談を言い、「you have top northern soul club.venue,dancers and music.it's perfect!」と真面目な顔で続けたのは身に余る光栄であります。
久しぶりにノーザンソウル一色でおこなったヌードレストランはゾンネ時代ような心地よい興奮に包まれました。
ノーザンソウルは熱狂が全てだとかつて教えてくれたケブ・ダージ…そして今回それを想いださせてくれたデイビッド。
氏に最大級の感謝と敬意を表します！
また必ず近いうちに神戸で会いましょう！
(イズミ)